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【コロナ禍での海外旅行】マルタに実際に行ってきました。その2【ゴゾ島、マルタ島編】

美味しい食事と美味しいワインは心と体を健康にしてくれます。

『いったい いつから海外旅行は行けるのか?』旅好きにとっていつから旅に行けるのかは一番気になるところかと思います。コロナウィルスの終焉が見えない中、今後訪れるであろうWith/Afterコロナという新しい世界で海外旅行を安心して楽しめるかどうか、実際に2020年11月に現地へ行って見てきました。空港、機内、現地の感染対策などの様子をご案内させていただきます。新たな海外旅行への第一歩を踏み出すきっかけになりますと幸いです。【ゴゾ島、マルタ島編】

【ゴゾ島】 公共交通機関のコロナ対策は?

フェリー内もソーシャルディスタンスをキープです。

マルタ本島からゴゾ島まではフェリーを利用します。特に検温や健康チェックはありません。あくまで利用するかは自己判断のようです。
週末の土曜日だったので地元の人々の姿が多く見られました。11月はシーズンオフにはなりますが、普段であればもっと利用者は多いと思います。やはりコロナの影響は大きいようです。

バスでもソーシャルディスタンスをキープです。

ゴゾ島を含めたマルタでの移動手段は基本バスです。島内に電車は走っていません。UberのようなタクシーアプリのeCabsをいれましたがゴゾ島では使えませんでした。マルタで複数回バスを利用する予定がある場合は、バス停のQRコードからアプリをダウンロードすると運行状況が分かり便利です。
マルタのバスは時間通りに来ない。特にゴゾは注意。とガイドブックにありましたが、私が利用した時は時間通りにバスはきました。マルタのバスは主に観光客が利用します。
チケットは運転手から購入します。どこから乗っても1.5ユーロですがおつりはもらえないので注意です。かならずレシートももらいましょう。検察がたまにきて、レシートがないと無賃乗車となり罰金を払わされます。

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【ホテルでのコロナ対策】 ケンピンスキーホテル サン ローレンツ

ゴゾの農家を現代風にアレンジしたケンピンスキーホテル サン ローレンツ

ケンピンスキーホテル サン ローレンツはゴゾ島の中心地であるヴィクトリアから車で10分ほど行ったサン ローレンツと呼ばれる小さな村にあります。30,000 m²の庭園に囲まれた素敵なホテルです。
ホテルには至る所に消毒液が置いてありました。スタッフは皆マスクをしています。宿泊客もテラス以外、部屋の外ではマスク着用が義務付けられています。お部屋の掃除もいつもより念入りに行っているのか、チェックインの時に時間がかかっているといわれました。感染対策をきちんとされている証拠です。宿泊していて安心感がありました。

部屋のアメニティにも消毒液がありました。

ホテルの朝食はブュッフェスタイルでしたが、ホテルのスタッフに注文して取ってもらう形式になっていました。翌日は宿泊客が少ないからか、アラカルトのみの取り扱いでした。

【ゴゾ島観光】 観光地の様子は?

マスク着用は屋内でも義務付けられています。

ゴゾ島中心地のヴィクトリア。一番の見どころである大城塞(ザ・チタデル)は通常通りオープンしていました。ザ・チタデルの入り口に建つ、だまし絵で有名な大聖堂は貸し切り状態でゆっくり観光ができました。教会入り口には必ず消毒液がおかれていて、ここでも感染対策はばっちりです。

ランチどきは、テラス席は観光客と地元のお客さんで賑わっていました。

ザ・チタデル内にはレストランやゴゾレースのお店、ゴゾ島の塩やオリーブオイルなどを売る土産物屋があるのですが、全て閉まっていました。ゴゾ島中心地のヴィクトリアは、お店もレストランも80%ほどはオープンしていました。ただ午前中は空いていたお土産屋さんが、午後には閉まっていることもあったので、お買い物はお店がオープンしているのを見つけたらすぐに済ましてしまうのをおすすめします。個人でやっているお店などは、お客さんが来ないなと思うと閉めてしまいます・・・ ケンペンスキーホテルの近くにTa’ Dbiegi Artisan Villageというクラフトヴィレッジがあります。ここは5割ほどのお店がオープンしていました。

【マルタ本島】 セントジュリアン地区の様子

夕方16時頃の様子。普段賑わうメインストリートも全てお店は閉まっていました。

マルタ本島のセントジュリアン地区は高級リゾートホテルが建ち並び、ナイトクラブやバー、カジノなどが集まる賑やかなエリアです。マルタの感染状況が悪化し、10月からナイトクラブなどの営業は23時以降禁止され、そのほとんどは営業をしていない状況です。そのためか、セントジュリアン地区は閑散としていました。お店やレストランは営業時間の制限などはされていないので、3割ほどは営業をしていました。

ビーチにも人っ子一人いません・・

11月のマルタは冬ですが、今年は暖冬で20度前後の暖かい日が続いていました。10月までが一般的には旅行シーズンですが、10月は雨が多いので天候が安定する11月のほうがベターです。セントジュリアン地区は年中観光客とマルタの人々で賑わっているところです。週末の夜は朝まで若者たちでものすごい騒ぎになるそうです。バーなどの規制が入る10月まではかなり人手があったそう。1日も早く日常が取り戻せるといいです。

【ホテルでのコロナ対策】 インターコンチネンタルホテル

エレベーターも人数規制をしています。

部屋に入った途端感じたのが、フレグランスの匂いにまじった消毒の匂いです。今までいろいろな所を旅してきましたが、初めての経験です。コロナ前であれば評価が落ちるポイントになり得ますが、Withコロナの今は逆に安心感がでます。消毒の匂いもしばらくしたら消えました。
部屋には衛生キットがおかれています。中身は、マスク、手袋、除菌ティッシュ。除菌ティッシュでテレビのリモコンや、冷蔵庫の持ち手部分、セーフティーボックスなど、前の宿泊者が触れることの多いところを念のためふきます。ソファーなども日本から持ってきた消毒液で、シュッシュと除菌。これで一安心です。

フルーツも1つ1つラッピングされています!

インターコンチネンタルの朝食はビュッフェでしたが、温かい食事は係員にオーダーして盛り付けてもらいます。ヨーグルトやサラダは蓋がされた個々の包装になっていて、自分で取ることができます。一番驚いたのが、フルーツが1つ1つ包装されていたことです!徹底した感染対策に感心しました。

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【マルタ島】 ワイナリーでワインテイスティングはできる?

地下のワインセラー。マスク着用のみで入れました。

マルタはワインが有名です。2,000年以上の歴史を持つマルタワインですが、ほとんどがマルタで消費されるため日本ではめったにお目にかかれません。今回の旅行で一番楽しみにしていたのが、ワイナリー訪問です。今回訪れたワイナリーはイムディーナ近くのMeridiana Wine Estateに行きました。この日のワイナリーツアーの参加者は私一人。 ワイナリーのスタッフがワインについていろいろ説明をしてくれます。マスク着用の義務以外は、今までと変わったところはありませんでした。ワインセラーにも入れました。

25ユーロでワイン4種のテイスティングができます。

さぁお楽しみのワインテイスティングです。テイスティングにはチーズなどの軽食も付きます。
私は今回赤、白それぞれ2本ずつ購入しました。1本20ユーロ位~でした。マルタのスーパーマーケットでは1本5ユーロ位から売っています。
せっかく買うならマルタ産のぶどうのみから作られたワインを買いたいですよね。これらのワインは”DOK MALTA”や”DOK GOZO“というラベルがついていますので、購入の際はチェックを忘れずに!

 

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