目次
- 1 ハンガリーの魅力5つのキーワードとは・・・?
- 2 定番は東欧3カ国周遊です
- 3 ブダペスト2泊で、できることは?
- 4 できればブダペストは3泊はぜひ必要
- 5 温泉王国ハンガリー!水着マストで行ってみよう!(ブダペスト)
- 6 ブダペスト観光のハイライト!建築様式に注目したい国会議事堂(ブダペスト)
- 7 是非内部も覗いてほしい!聖イシュトバーン大聖堂(ブダペスト)
- 8 「ドナウの真珠」を象徴!ドナウ川を結ぶくさり橋と王宮の丘(ブダペスト)
- 9 ロマンティックな夜景を楽しむ♪ディナークルーズ(ブダペスト)
- 10 ドナウの曲がり角 エステルゴムを訪れよう
- 11 温泉、古都を巡るハンガリー周遊の旅
- 12 小魚とともに泳げる温泉!?睡蓮も美しいへーヴィーズ温泉湖
- 13 ワイン好きにはたまらない!!トカイのワイナリー
- 14 異文化、ワインを巡るハンガリー周遊の旅
- 15 美しき田舎を周遊ハンガリー、スロバキア2国の旅
- 16 大自然を全身で感じる!ホルトバージの魅力
- 17 メルヘンチックな小さな町!ホッローケー村
- 18 ハンガリー旅行は個人旅行をオススメ
- 19 まとめ

ユニークな看板
ヨーロッパのほぼ中央に位置するハンガリー。ドナウの女王、ドナウの真珠と讃えられるブダペストを中心に見どころの多い国です。ハンガリーはアジア系のマジャール人の国です。アジア系といっても他の東欧の国の人との違いが見つけにくいですが、言葉も周辺のスラブ系言語と全く違います。ハンガリー人は発明が得意なことで知られています。ボールペン、ルービック・キューブ、ホログラフィーの発明者もハンガリー人なのです。そんな他とは違うハンガリーを一緒に旅してみませんか?
ハンガリーの魅力5つのキーワードとは・・・?

マーチャーシュ教会(ブダペスト)
ずばり、キーワードの1つめは「ドナウ川」です。ドナウ川はオーストリア、ハンガリー、スロバキア、ルーマニアなどヨーロッパ10カ国を流れる国際河川ですが、その流域国の中で一番ドナウのみどころが多いのはハンガリーでしょう。ドナウの女王、ドナウの真珠と讃えられる首都ブダペストはもちろん、ドナウ川が突如として進路を変える「ドナウベント」も必見です。悠久のドナウの流れの眺望だけでなく、古い歴史を持った町や聖地もあるのです。2つめは「温泉」です。ハンガリーには個性あふれる温泉が数多くあり、日本人にとっては親密感が持てます。

ハンガリー料理のチャンピオン・グヤーシュスープ
3つめは「グルメとワイン」です。ハンガリーは東欧有数のグルメ大国。ファアグラ生産量は世界一。誰もが知るグヤーシュスープはハンガリー内はもちろん、世界中に広まっている料理です。また、世界3大貴腐ワインのトカイワインは世界遺産に指定されている他、エゲルやバラトン湖周辺もワインの産地として有名です。4つめは「伝統的な暮らし」です。ハンガリーはアジア系のマジャール人がメインの民族。見た目は他のヨーロッパ人と変わりませんが、騎馬民族の血筋を誇っています。そんな暮らしの分かる場所が中央ヨーロッパ最大の大平原ホルトバージです。ここの牧場ではハンガリー原産の珍しい家畜や馬術ショーが見られ、伝統文化に接することができます。また、美しい村ホッローケーではバローツ様式の伝統家屋が保存され、こちらも世界遺産に指定されています。5つめは「手工芸品」です。ヘレンドなどの陶器、カロチャ刺繍などハンガリーを代表する伝統工芸も大切なキーワードです。
ハンガリーのおすすめツアー




定番は東欧3カ国周遊です

漁夫の砦(ブダペスト)
ハンガリーツアーは1カ国訪問ではなく、他の国とのコンビネーションの方が人気があります。中でも定番中の定番がチェコ、オーストリアとの3国周遊です。
★日本→プラハ2泊→ウィーン2泊→ブダペスト2泊→機中泊→日本
このコースは永遠のベストセラーです。東欧周遊で申し分のないコースですが、これをベースに多少アレンジするのもいいでしょう。
★日本→プラハ3泊→ブダペスト3泊→機中泊→日本
これは、チェコ、ハンガリーをじっくり周遊するパターン。2国に絞るのも悪くありません。

くさり橋
また、ポーランドとの組み合わせも考えられます。
★日本→ブダペスト2泊→クラクフ2泊→ワルシャワ1泊→機中泊→日本
ポーランド、ハンガリーの2国周遊なら、上記のルートが基本パターンです。
★日本→ブダペスト2泊→クラクフ2泊→車中泊→プラハ2泊→機中泊→日本
ハンガリー、ポーランド、チェコの3国周遊も最近地味にですが人気が拡大しています。こちらの日程は意外と変化に富んでいて、ハンガリー、オーストリア、チェコの3国周遊より、インパクトがあります。ただし、ブダペストから、クラクフ間。クラクフからプラハ間の列車の移動時間が長いのが難点。それを考慮してもおすすめの日程ではあります。
ブダペスト2泊で、できることは?

センテンドレ
東欧周遊で、ハンガリーに滞在できる時間はだいたい2泊くらいが主流です。ブダペスト2泊で楽しめることは何なのでしょうか?
ドナウ川を挟んだブダ地区とペスト地区。ブダペストはこの2つの町から成り立っています。必見箇所はブダ側が王宮、漁夫の砦、マーチャーシュ教会です。王宮の丘からのドナウ川の眺望は最大のみどころといってもいいかと思います。ペスト側が国会議事堂、聖イシュットヴァーン大聖堂、中央市場、ヴァーツィ通りなど。また、ブダとペストを結ぶ、くさり橋も訪問してください。観光をこれだけするとほぼ1日がかりとなります。

ブダペストの有名カフェ・ジェルボーにて
夜は美食の国、ハンガリーを体験するため、ハンガリー料理のディナーを。もちろんワインはハンガリー・ワインをトライしてください。また、夕食の機会は2回ありますが、うち1回はドナウ川ディナークルーズもおすすめです。くさり橋、王宮、国会議事堂がライトアップされ、ロマンチックなひとときを体験できます。
またハンガリーはスィーツがおいしい国です。ウィーンにも負けていません。ウィーン同様カフェの文化が花を開いているので、カフェ巡りをし、スィーツを堪能してください。19世紀の雰囲気が残るカフェ・ジェルボーは特におすすめです。
できればブダペストは3泊はぜひ必要

老舗のカフェ・ニューヨークにて(ブダペスト)
2泊ではブダペストしか観光できません。できればもう1泊延泊して、3泊はほしいところです。各ツアーで延泊できるようなフレキシブルな対応のツアーを求めたいものです。3泊すると、残り1日で郊外ツアーに参加することができます。
おすすめ1日郊外ツアーのトップはドナウベントツアーです。ドナウベントの町はドナウの流れが直角に曲がり雄大な眺望を見せるヴィシェグラード、ハンガリー・カトリックの総本山・聖地エステルゴム、芸術家たちが集まるコロニアルな町並みのセンテンドレの3つの町が魅力的です。エステルゴムまで来れば対岸はスロバキアで、気軽に入国が可能です。

チェスのできるセーチェニ温泉(ブダペスト)
このドナウベントにハプスブルグ家の王女エルジェーベト(シシィ)が愛した別荘ゲデレー宮殿を組み合わせたツアーも人気があります。
異文化体験なら、ハンガリーで最も美しい村といわれるホッローケーもいいでしょう。木造技術に長けたトルコ系住民バローツ人の家は「バローツ様式」と呼ばれる独自のもの。小さな白壁の家々は可愛らしく、民族衣装を着た人々に出会うこともあります。
郊外ツアーに参加せずに、もう1日ゆっくりブダペストの町を散策するのもいいかもしれません。その場合は、ブダペスト市内の温泉めぐりはいかがでしょう?1914年建設で歴史のあるゲッレールト温泉、チェスのできるセーチェニ温泉の2つが代表的です。
温泉王国ハンガリー!水着マストで行ってみよう!(ブダペスト)
世界でも温泉王国として知られるハンガリー。ブダペストだけでもなんと100以上の源泉と15の浴場施設があるというので驚きですよね!その歴史は約2000年前のローマ時代から始まり、16世紀のオスマン帝国支配下ではトルコ式浴槽も造られました。
旅行者でも気軽に利用することができ、浴場によって多少ルールは違うものの、基本的な入り方は一緒なので、マナーを事前にチェックして楽しんでみましょう。水着を着てはいるのが一般的で、レンタルできる施設もありますがサイズの心配もあるので自分で持っていくのが一番ですね。また、ハンガリーの温泉は平均35度程度なので、日本の温泉をイメージしていくと思ったよりもぬるくて驚くかもしれません。ブダペストであれば、温泉ホテルのゲッレールトや、ヨーロッパ最大規模のセーチェニ温泉がおすすめですよ♪
ブダペスト観光のハイライト!建築様式に注目したい国会議事堂(ブダペスト)
ドナウ川の岸辺にあるコシュート・ラヨシュ広場にある国会議事堂。ブダペスト観光のハイライトのひとつで、堂々たる姿は是非とも見ておきたい観光地のひとつです。1885年に着工されてから17年の歳月をかけて完成した国会議事堂は、ハンガリーの建築家であるシュティンドル・イムレが設計しました。折衷主義建設の傑作ともされ、様々な時代の建築様式が取り入れられた上品かつ華やかな外観です。
約950年にわたって王から王へ受け継がれてきたといわれる、宝石が散りばめられた王冠も見どころです!ただし、国会議事堂内の見学は、45分間のガイドツアーに参加しないといけません。見学ツアーは1日5回だけのため、当日では参加できない可能性もあります。オンラインであれば事前購入ができますので、確実な方法で行かれることをおすすめします。
是非内部も覗いてほしい!聖イシュトバーン大聖堂(ブダペスト)
デアーク広場から北に歩いた場所に位置する聖イシュトバーン大聖堂(聖イシュトヴァーン大聖堂)。大聖堂の名前にもなっている「聖イシュトバーン」はハンガリーの初代国王。部族の平定や行政制度の整備を果たし、統一国家を樹立した功績があります。その後は聖人になり、建国の父として歴史に名を刻んでいます。
この大聖堂の一番の見どころと言われているのが「聖なる右手の拝礼堂」。聖イシュトバーンの右手のミイラがガラスケースに入って保管されているのです。主祭壇にもキリストではなく、聖イシュトバーンの像。彼がこの地で特別な存在だったことがうかがえますね。
「ドナウの真珠」を象徴!ドナウ川を結ぶくさり橋と王宮の丘(ブダペスト)
ドナウ川を境に広がるブダ地区とペスト地区。この2つの街を結ぶのがくさり橋です。夜になると幾千もの電灯がきらめき、美しく川面を照らすその景色はブダペスト住民の心のよりどころとも言えるでしょう。橋のたもとはクラーク・アーダーム広場と呼ばれ、ハンガリー全土の基点(0地点)にもなっています。

ブダペスト・漁夫の砦
くさり橋からケーブルカーで斜面を上ると王宮の丘へと行くことができます。かつてこの王宮にイタリアなどから職人、芸術家などが多数集まり、ハンガリー・ルネッサンスの中心地として繁栄をしました。その後は世界大戦などで何度か打撃を受けたものの、戦後に修復作業を経て1950年に今の王宮の形として残されました。王宮内にはマーチャーシュー教会、漁夫の砦、聖イシュトバーンの騎馬像、三位一体広場、美術館に博物館など、多数の歴史的な件損物が保存されています。
ロマンティックな夜景を楽しむ♪ディナークルーズ(ブダペスト)
ドナウの真珠とも称される美しい街、ブダペスト。その代表的な景色ともいえるのは、やはり夜景。昼間のブダペストももちろん綺麗ですが、夜になると国会議事堂やくさり橋に照明が灯り、ドナウ川に光がきらきらと反射する何ともロマンチックな雰囲気に包まれます。そこで是非試していただきたいのがディナークルーズ。散策するだけでは見られない景色が船の上からならゆったりと眺めることができるのも魅力のひとつ。
実際に乗ってみると、夜の心地よい川風を受けながらロマンチックな雰囲気に浸ることができます。記念旅行やカップル旅行なら尚更気分は上がりますね。クルーズの種類によっては音楽の生演奏もありますので、きっと素敵な思い出になることでしょう。事前に予約をしていけば現地で焦らなくて済むので、オンラインなどで予約しておきましょう。
ハンガリーのおすすめツアー



ドナウの曲がり角 エステルゴムを訪れよう

大聖堂からエステルゴム市内とドナウ河を眺望
ドナウの曲がり角「ドナウベント」。この周辺には長い歴史をもつ町が点在しています。ドナウベント周辺の町であるエステルゴムは、ブダペストから鉄道やバスを利用すれば1時間半ほどでアクセスができる町ですが、ブダペストからの日帰りオプションツアーに参加すれば効率的です。ここは、初代国王のイシュトバーンが戴冠し、王宮と大聖堂を築いたところなのです。

大聖堂
見どころはハンガリー・カトリックの総本山で国内最大規模の大聖堂。現在に至るまでハンガリー・カトリックの中心地であり続けています。祭壇には「聖母マリアの被昇天」が描かれていますが、1枚のキャンパスに描かれた絵画の中では成果最大級の大きさです!
温泉、古都を巡るハンガリー周遊の旅

ヘーヴィーズ温泉湖
ブダペストがいいからと言って、ここだけでハンガリーを知ったことにはなりません。ハンガリーの良さをより感じるためには地方への旅が必要です。ハンガリーの田舎を訪問する旅はマイナーな旅も魅力的。そんな旅を求める人のためのモデルルートが下記のルートです。
★日本→ウィーン2泊→ショブロン→バダチョニ→ヘーヴィーズ1泊→バラトン湖→ヘレンド→ブダペスト2泊→機中泊→日本
ハンガリーの魅力を満載したコース。ウィーンからブダペストまでの1泊2日を専用車で周遊します。

浮き袋をつけて温泉体験(ヘーヴィーズ)
このツアーのポイントは、世界最大級の大温泉、ヘーヴィーズ温泉湖にスティ。この温泉は温泉国ハンガリーのベストです! 東京ドームよりも広く水深35m、浮き袋をつけて入浴するユニーク温泉体験ができます。また、古都ショブロンを観光。ブドウ畑とバラトン湖の絶景の続くバダチョニではワインも試飲。その後有名ブランド・へランドの陶器工房を訪れます。
個人で鉄道で回ることも可能ですが、その場合は、同じ日数ならヘーヴィーズと、ショブロン、ブダペストの3都市または、これにウィーンを加えた4都市周遊なら可能です。ショブロンはブダペストよりもウィーンに近いので、ショブロンに行くのならウィーンにINするのがベターでしょう。
小魚とともに泳げる温泉!?睡蓮も美しいへーヴィーズ温泉湖
ブダペストから車で約2時間のバラトン湖近くにあるヘーヴィーズ温泉湖。湖の地下から温泉が湧き出て、通年水温が24~35度あるので冬も入る事が可能です。温泉療養地としてヨーロッパ中で知られており、季節を問わず多くの湯治客が訪れています。
温泉湖の広さは周囲の公園も含めると、なんと4万4000平方メートル!湖面には睡蓮の花が咲く中を泳ぐことができ、何とも不思議な光景です。効能は抜群でリューマチ、関節炎、神経痛等々などですが、妊婦さんは入浴を控えたほうがよいそうです。温泉の入り方はハンガリー内のほかの温泉施設と同じですが、あらかじめルールやマナーを知っておくと戸惑わな
くて済みそうですね。
ワイン好きにはたまらない!!トカイのワイナリー

トカイ市内
ハンガリー北東部の町、トカイ。ワイン好きであればご存知かと思いますが、世界に名高い貴腐ワイン「トカイ・アスー」の産地です!ハチミツのような甘い香りと黄金色が特徴的な貴腐ワインで、一度飲んだら虜になってしまうような魅惑のお酒。ブダペストからは専用車ツアーを利用してワイナリー訪問も含めて行けばきっと完璧な旅になります!

トカイ市内にて
町自体は大変小さく、山の斜面にはどこまでもブドウ畑が広がっています。そして町の地下にはいくつものワインセラーが残っていますが、時代を超えてワインが受け継がれるこの地は世界遺産にも登録されています。王ルイ14世が「王様のワイン」と絶賛したトカイワインを是非この町で味わってみてはいかがでしょうか。
異文化、ワインを巡るハンガリー周遊の旅

赤ワインのエゲル・美女の谷にて
近隣の東欧諸国との違いを感じるためには、異文化とワインの旅が重要です。下記のコースはよりディープなハンガリーが体験できるのでおすすめです。ブダペストから1泊2日の専用車を利用します。
★日本→ブダペスト2泊→ホッローケー→エゲル→トカイ1泊→ホルトバージ→ミチェコルツタポルツァ→ブダペスト1泊→機中泊→日本
まずワインは世界遺産の貴腐ワイン、トカイワインを、また有名な赤ワインのエゲルワインのワイナリーを訪問します。

ホッローケー村にて
異文化体験は、ホッローケーと、ホルトバージで。ブスタつまり大平原が広がるエリアは、ハンガリー人の祖先と呼ばれる騎馬民族が最初に足を踏み入れた地です。ハンガリー人にとって、魂とも言える場所なのです。ホルトバージでは馬術ショーや、珍しい家畜を見学します。また、ミチェコルツタポルツァの洞窟温泉体験も興味深いものです。
美しき田舎を周遊ハンガリー、スロバキア2国の旅

ドーム展望台にて
ハンガリーの美しい田舎に行きたい、ついでに違う国もという方にオススメなのが、ハンガリー、スロバキア、美しい田舎2国周遊です。そもそもハンガリーとスロバキアは国境を接しています。美しい田舎を求めると、必然的にスロバキア国境方面に行くことになります。それなら、いっそのことスロバキアの田舎も行ってしまおうというのが、このプランです。スロバキアの首都はブラチスラバですが、スロバキアで一番おすすめの場所はこの首都ではなく、田舎の町バンスカー・シュティアヴニツァなのです。バンスカー・シュティアヴニツァはブダペストから行く方がブラチスラバから行くよりも便利なのです。モデルルートは下記になります。

世界遺産のバンスカー・シュティアヴニツァ(スロバキア)
★日本→ブダペスト2泊→センテンドレ→ヴィシェグラード→センテンドレ→エステルゴム→バンスカー・シュティアヴニツァ1泊→フロンセック村→ホッローケー→ブダペスト1泊→機中泊→日本
ブダペストより1泊2日の専用車を利用します。ブダペストより、センテンドレなどのドナウベントの3つの町を観光したあと、スロバキアへ入国。世界遺産の登録されたバンスカー・シュティアヴニツァは鉱山で栄えた町で、今も素朴で美しい街並みが残っています。その後、世界遺産の木造教会をフロンセック村で観光し、ハンガリーに再入国。ホッローケー村を訪問し、ブダペストに戻ります。
大自然を全身で感じる!ホルトバージの魅力

馬術ショー<ホルトバージ国立公園>
ブダペストを訪れた際に、是非オプションツアーで違う町も訪れてみたいですよね。日帰りツアーで訪れることができるホルトバージ国立公園は、ハンガリー東部の大平原プスタの一部であり、自然保護区域にも指定されています。
ホルトバージはハンガリー人の祖先である遊牧騎馬民族の生活の舞台。現在も伝統的な家屋に暮らし、ハンガリー固有の家畜を飼育して暮らす牧畜景観が世界文化遺産にも登録されています。牧場内を馬車で巡るツアーや、乗馬体験、民族衣装の男性による馬術ショーなど、伝統を感じられる体験ができるのがここの楽しみなのです。どこまでも広がる雄大な大平原と動物たちにきっと癒されますよ!
メルヘンチックな小さな町!ホッローケー村

ホッローケー村にて
ブダペストから車で1時間半、緑に囲まれた可愛らしいホッローケー村。白い壁と木製の瓦のパローツ様式と呼ばれる独自の木造建築が特徴的な小さな村です。伝統文化が大切に残された村は魅力がたっぷりで、絵本の中のような可愛らしい世界に浸ることができます。

ホッローケー村にて
ホッローケーという言葉は「カラス」や「石」という意味を持つそうです。その由来は、かつて女性がさらわれて石の中に閉じ込められてしまった際に、カラスが石をくわえて移動させて助けた、という昔話からきています。諸説ありますが、そのときにカラスが持ってきた石が積み上がってできたのがホッローケー城だとも言われているようです。知れば知るほど興味深くなる村ですね。
ハンガリー旅行は個人旅行をオススメ

トカイワインのワイナリーにて
ハンガリーでは個人旅行がベストです。観光地を見るだけでなく、気ままに歩かないと満喫できないのがハンガリーの町なのです。詰め込み式の団体旅行では十分に楽しめるとは言えません。東欧を周遊するコースでは往復の航空券、ホテル、都市間の移動(列車やバスなど)がセットになった個人旅行がおすすめです。

ハンガリーでは料理にパプリカを多用する
とはいえ、一旦ブダペストを出ると、ハンガリー内の交通機関はあるのはありますが、便利とは言い難いです。東欧都市間は鉄道または定期バス。ハンガリーの田舎は専用車と、うまく使い分けてアレンジすることもハンガリー旅行のコツです。こういう複雑な手配は普通の旅行会社ではできません。ハンガリーに詳しく、個人旅行が得意な旅行会社を選ぶことが大切なのです。
ハンガリーのおすすめツアー




まとめ

美女の谷にて(エゲル)
いかがでしたか?ハンガリーの旅。時間がなければブダペスト周辺だけしか行けないかもしれません。しかし、ディープなハンガリーの旅は、きっとあなたの旅の思い出をいつまでも鮮やかに残してくれるのではないかと思います。人とはちょっぴり違う旅にトライしてみませんか?