目次

世界遺産のメテオラ修道院
一生に一度は行ってみたい憧れのリゾートは世界中どこにでもあるわけではありません。中でもエーゲ海のサントリーニ島は別格。碧い海、白壁の家々、青いドームの教会、ロバのタクシー、ロマンチックな夕陽・・・。この島の持つ完璧なまでの風景は訪れる者の心をつかみます。ギリシャツアーを選ぶ時には、このサントリーニ島にプラスしてどこへいくかがポイントとなります。まずはギリシャの定番コースを紹介したいと思います。
ご案内するのが世界206ヶ国を旅したトラベルアドバイザーの川崎真弘です。ファイブスタークラブではこうしたプロフェッショナルなスタッフが旅行の説明会を用意しているのです。
ギリシャの基本情報

息の呑むほど美しいイアの夕陽 (サントリーニ島)
ギリシャへの行き方
日本から直行便はありません。一番ポピュラーなのが中東経由。カタール航空が成田、羽田からドーハ乗り換え。エミレーツ航空が成田、羽田、関西からドバイ乗り換え。ターキッシュエアラインが成田、羽田からイスタンブール乗り換えで運行しています。夜出発でアテネには翌日の昼または午後着が一般的です。この中で一番便利なのはターキッシュエアライン。到着が午前中なので、島に行く国内線を使っても午後に到着できるというメリットがあります。アテネ午後着だと、島着が夕方以降になり、サントリーニ島の夕陽に間に合わないこともあります。また、ユニークなのは成田発のみですがエチオピア航空利用のフライトを使うのも一案です。
アフリカ大陸に足を踏み入れる体験も楽しめます。
ギリシャの気候
地中海気候に属し、全体的には温和で過ごしやすい気候です。首都アテネは一年を通じて東京より暖かい気候となります。6月から8月は晴天が続き、雨はほとんど降りません。日中の温度は30度を超え日差しもきついです。ただし湿度は低いので日本のような蒸し暑さはありません。雨は12月から3月に降りますが、日本ほどの降水量はありません。最も気温が下がるのは1月です。山間部では雪も降ります。過ごしやすさからいうと4月、5月、9月、10月がいいということになります。

ギリシャのお役立ち情報
ずばり、4月から10月がベストシーズンです。青い海、白い町並みを楽しむのは天気がいいことが必須です。特にエーゲ海の島に滞在する場合はなおさらです。オフになると、ホテル、レストラン、土産物屋などもクローズし、島は寂しくなります。天気は8月に近いほどいいですが、7月中旬から8月中は各島ともに大混雑します。その間を避けるのも1つの方法です。冬のエーゲ海の島は閑散としています。曇りの日が多くあまりおすすめではありませんが、島の普段の姿が見られるのは考えようによってはいいのかもしれません。
定番中の定番 サントリーニ3泊、アテネ2泊
(1)日本→機中泊→アテネ→サントリーニ3泊→アテネ2泊→機中泊→日本
定番中の定番。サントリーニ島は見るところがたくさんあるわけではないですが、2泊はマスト。できたらこのような3泊がベターです。時間にしばられずに、のんびり過ごすことこそ、この島の楽しみ方です。サントリーニのホテルはスタンダードからスーパーデラックスまで多種多様ですが、できるなら、断崖沿いの洞窟風のおしゃれなホテルを選んでみたいもの。旅行会社はそんなわがままを聞いてくれる会社を選びたいものです。このツアーはハネムーン、カップル向けは◎。女子旅、ファミリーの旅は○。一人旅は△。一人旅は少々寂しいかも。

ロバのタクシー(サントリーニ島)
(2)日本→機中泊→アテネ→サントリーニ島2泊→アテネ1泊→カランバカ1泊→アテネ1泊→機中泊→日本
天空の奇岩の頂上にそびえるメテオラ修道院はギリシャ旅行のハイライトの1つです。まさに絶景と呼ぶにふさわしい景色は感動的です。このコースはメテオラとサントリーニのコンビネーションです。同じ国にあるとはも思えないほどの対照的な2つを旅するのも刺激があります。できたらサントリーニを1泊増やしたいところです。

ヴァルラーム修道院眺望(メテオラ修道院)
(3)日本→機中泊→アテネ1泊→カランバカ1泊→アテネ3泊(エーゲ海1日ミニクルーズ)→機中泊→日本
(2)のコースでサントリーニ島に行かずに、アテネで3連泊。その間にエーゲ海1日クルーズに行きます。ポロス島、エギナ島、イドラ島の3島をクルージングします。オフシーズンでサントリーニ島に行ってもあまり楽しめない場合、一人旅でサントリーニに行っても寂しく感じる場合などに最適です。



ギリシャのツアーはこちら

美しいブルゴス村(サントリーニ島)
ギリシャにはサントリーニ島以外にも魅惑的な島々があります。ミコノス島、ザキントス島、ロードス島、クレタ島など、どの島も個性的で1度は訪問してほしい島ばかり。サントリーニだけ行って、ギリシャの島を知ったというのは大きな勘違いです。と言っても3つも4つも1回の旅行で行けないので、ここでは2島巡りをお勧めします。もう1つの島は自分のお好みで選んでください。ロマンチックな旅ならミコノス島。絶景を求めるならザキントス島。歴史と文化ならロードス島がいいかと思います。
ギリシャの島々(エーゲ海、イオニア海)

美しいビーチのあるセントポール湾(ロードス島)
ミコノス島の魅力
ミコノス島はサントリーニ島同様に、青い海と白い町並みが特徴ですが、サントリーニが断崖の島なのに対し、ミコノスは平坦な島なのが大きな違いです。ミコノスは風車のある風景が印象的です。港にペリカンがいることやヌーディストビーチがあることも興味深いです。ミコノス滞在中はお隣の世界遺産の島デロス島(ディロス島)に出かけてください。島全部が遺跡になっていて見ごたえ十分。ツアーボートで出かけるのでエーゲ海クルーズの気分になるのもうれしいです。
ザキントス島の魅力
イオニア海に位置するザキントス島は、島全体がブドウ、オリーブ、アーモンドなどの木々に覆われた島です。サントリーニ島とは全く風景は別物です。ここでは絶景のシップレックビーチの訪問が必須です。シップレックビーチは陸路で訪問できないので、青の洞窟とともにここを訪問するボートツアーに参加してください。しかし、全体を上から見るのが最高なので、別の日にタクシーなどで、展望ポイントからの眺望も忘れないようにしてください。
ロードス島の魅力
歴史や文化に興味のある人にはロードス島(ロドス島)をお勧めします。中世ヨーロッパやトルコおよびイタリアの影響を受けた建築などが交錯する旧市街は世界遺産に指定されています。またマルタ、キプロス島とともに十字軍ゆかりの島なので、聖ヨハネ騎士団の宮殿なども残っています。一方、古代3大都市の1つ、リンドスは真っ白な家々と、モザイクの道が残り、独特の美しい景観を残しています。また島には40以上ものビーチもあり、その美しさは世界的に有名です。見どころが多いのがロードスの魅力の1つです。
ギリシャの一番のおすすめは2島巡りです!

5つの風車のある風景(ミコノス島)
(1)サントリーニ島、ミコノス島2島周遊
日本→機中泊→アテネ→サントリーニ2泊→アテネ→ミコノス島2泊→アテネ1泊→機中泊→日本
サントリーニとミコノスは共通点も多いですが違った魅力も多く、典型的なエーゲ海の島を2つ巡るこのコースはまさにギリシャ旅行の王道でないかと思います。夏の期間限定でカタール航空が1回乗り換えでサントリーニやミコノスにフライトを就航させていますので、その期間はカタール航空が便利です。また、サントリーニからミコノスへは船便もありますが、欠航することもあるので短期の旅行の場合、リスクが少しあると考えてください。

シップレックビーチのボートツアー(ザキントス島)
(2)サントリーニ島、ザキントス島2島周遊
日本→機中泊→アテネ→ザキントス島2泊→アテネ→サントリーニ島2泊→アテネ1泊→機中泊→日本
ザキントスは緑豊かなイオニア海の島。サントリーニとは異なる風景なので2島周遊には一番最適かと思います。ただし、シップレックビーチへのボートツアーは6月から9月の就航と、旅行シーズンが限られます。展望ポイントへ行くのなら、4月から10月でもOKです。このあと、メテオラ修道院に行き10日間の旅にするのが超おすすめです。

白い町リンドスにある教会(ロードス島)
(3)サントリーニ島、ロードス島2島周遊
日本→機中泊→アテネ→サントリーニ島2泊→アテネ→ロードス島2泊→アテネ1泊→機中泊→日本
歴史や文化に興味のある人はサントリーニ島とロードス島のコンビがベスト。ロードス島は歴史の町だけでなく、白い町並みや美しいビーチもあり、変化に富んだ島です。また、サントリーニ島に行かず、クレタ島とロードス島の2島周遊というのもいいかも知れません。
ギリシャのツアーはこちら




エピダウルスの古代劇場
次に、古代遺跡ツアーと、エーゲ海クルーズについて話をしたいと思います。古代から文明の発達したギリシャは歴史的な見どころが多く古代遺跡を中心としたテーマで旅するのもいいかと思います。各遺跡は点在しているので全てを1回の旅行で見尽くすのは無理ですが、5~6ヶ所くらいは回ることができます。片やエーゲ海クルーズも忘れてはいけません。エーゲ海クルーズを使ったおすすめツアーもここでご案内します。
ギリシャの遺跡情報

オリンピア遺跡
デルフィ遺跡
古代に世界の中心として信仰されていたのがデルフィ。大地の中心を決めるため、最高神ゼウスが地平線の両端から放った2羽のワシが出合った場所として伝えられています。デルフィではアポロンの神託(神のお告げ)が行われ、国の大事な決定をしていました。山の斜面に広がる遺跡は確かに神々しい独特の雰囲気を持っています。
古代ギリシャの遺跡を探訪するのなら、ぜひとも行ってみたい遺跡です。ツアーで周遊する方法以外にもアテネから日帰りのツアーも出ているので、それを使うという方法もあります。
オリンピア遺跡
残念ながら2020年7月に開催できなかった東京オリンピック。しかし、オリンピックの聖火だけは2020年春にここオリンピアのヘラ神殿で採火されました。オリンピアはオリンピックの発祥の地です。今から2800年前、最高神ゼウスにささげる大祭としてこの地で生まれました。広大な敷地に残る数々の建物の跡が当時の様子を今に伝えています。ペルポネソス半島にあるオリンピアは交通の便が悪く、ツアーを利用するのが一般的です。
クノッソスの宮殿
ギリシャ神話によると、クレタ島のミノス王は一度入ったら二度と出ることのできない迷宮を建て、ミノタウロスをいう牛頭人物の怪物を閉じ込めていたと伝えられています。これは長い間、単なる神話だと受け止められていましたが、1900年アーサー・エヴァンスの発掘により、それが実在の宮殿であることが判明しました。宮殿は1辺が160mの複雑な建物。4階建ての部分もあり、何と1200以上もの部屋があったと考えられています。まさに迷宮都市! クソッソスの宮殿に行った後は、同じクレタ島の考古学博物館を訪れることが必要。クレタ文明の出土品がそこに収められているからです。
古代遺跡巡りとエーゲ海クルーズのおすすめは?

エーゲ海ミニクルーズではエギナ島にてアフェア神殿にも訪問できます。
(1)ギリシャ古代遺跡周遊の旅
日本→機中泊→アテネ2泊→コリントス→ミケーネ→エピダウルス→オリンピア1泊→デルフィ→カランバカ1泊→アテネ1泊→機中泊→日本
ギリシャの古代遺跡を周遊するのに最もオーソドックスなパターン。カランバカでメテオラ修道院を観光します。アテネ滞在の間、アクロポリスなどの遺跡を見学する他に、エーゲ海ミニクルーズに参加することも考えられます。このクルーズで訪問するエギナ島では紀元前5世紀のアフェア神殿を訪問できます。また基本コースにサントリーニ島を加えるのもいいかも知れません。

クノッソス宮殿(クレタ島)
(2)クレタ島、デルフィ遺跡、メテオラ修道院の旅
日本→機中泊→アテネ1泊→デルフィ→カランバカ1泊→アテネ1泊→イラクリオン1泊(クレタ島)→アテネ1泊→機中泊→日本
遺跡や世界遺産中心の旅なら、このパターンも推薦できます。クレタ島は大きな島なので、時間があればもう1泊増やす方がベターです。その際はベネチアの面影を残すクレタ第2の町ハニアにも立ち寄るのも一案です。

アクロポリス遺跡/エレクティオン(アテネ)
(3)エーゲ海クルーズのおすすめ
日本→機中泊→アテネ1泊→ミコノス島1泊→クサダシ(エフェス遺跡観光)→パトモス島1泊→クレタ島→サントリーニ2泊→アテネ1泊→機中泊→日本
さて、エーゲ海の島々を周遊するのならクルーズが一番いいですが問題点もあります。①1つ1つの島の滞在時間が短い。②クルーズで団体行動なのでアフターコロナの時代をどうクリアしていくかと言う問題も。
②はともかく、①の問題を解決するのがこのコース。3泊4日クルーズに参加したあと、クルーズを下船し、サントリーニで2泊滞在。空路でアテネに戻ると内容。たくさんの島を見た後、サントリーニ島でゆったり滞在といいとこ取りのコースになっています。
ギリシャのツアーはこちら


新鮮なシーフードを食べるのはギリシャ旅行の楽しみのひとつ
サントリーニ島に行きたいけれど、ギリシャだけでなく、他の国にも行きたいという人も多いかと思います。選択肢は多いですが、その中でもイタリア(ベネチア)、トルコ、エジプトとのコンビをお勧めします。この場合、サントリーニ島では2泊、アテネ1泊でギリシャに滞在。残りの日数は他国で滞在というのが基本パターンです。日数に余裕があるのであれば、サントリーニ島をもう1泊するのもいいかと思います。ここではサントリーニ+他国のベスト3コースを紹介します。
サントリーニ島+1カ国のコース おすすめベスト3とは?

ピンク色に染まる夕方のフィラの町(サントリーニ島)
(1)サントリーニ島+イタリア(ベネチア)
日本→機中泊→アテネ→サントリーニ島2泊→アテネ1泊→ミラノ1泊→ベネチア2泊→機中泊→日本
サントリーニ島とイタリアのコンビは一般的ですが、イタリアは3泊程度では見きれないので、ベネチア中心の旅にします。青い海、白い町並み、夕陽の美しいサントリーニ島と、水上の迷宮都市でゴンドラ体験もできるベネチア。これ以上ロマンテックな旅はないです。ハネムーンやカップルの旅にはテッパンです。しかし、同じ理由で一人旅、特に男子一人旅にはおすすめしません。

カッパドキアに浮かぶ気球(カッパドキア/トルコ)
(2)サントリーニ島+トルコ(カッパドキア)
日本→機中泊→イスタンブール→カッパドキア2泊→イスタンブール2泊→アテネ→サントリーニ島2泊→アテネ1泊→機中泊→日本
ギリシャへのフライトで便利なのがターキッシュエアライン。トルコ乗り換えなので、この際トルコにも立ち寄ろうというのがこのプラン。確かに合理的な考え方です。絶景のカッパドキアと、東西文化の接点イスタンブール、そしてサントリーニ島。5段階評価で最高ランクの5の観光地を3ヶ所も行けます。(ただし評価は著者の独断)
この旅程は10日間ですが、時間がなければ、カッパドキアを外すという選択肢もあります。
(3)サントリーニ島+エジプト
日本→機中泊→アテネ→サントリーニ島2泊→アテネ1泊→カイロ3泊→機中泊→日本
サントリーニに行った後、全く異文化を体験するのならエジプトとのコンビがいいです。アテネから空路2時間でエジプトのカイロへ行けます。エジプトを周遊するのなら、エジプト内で5泊必要なので、このパターンではカイロのみの滞在となります。それでもピラミッドやスフィンクスおよびイスラム風の町カイロを見られるので魅力十分です。
ギリシャの食事情

カナル・グランデ・アカデミア橋(ベネチア)
ギリシャの料理
たっぷりの野菜とハーブにオリーブオイル、ヘルシーなギリシャ料理は日本人の口に合います。とりわけ新鮮な魚介類は本当においしいです。ここではギリシャ料理の定番ベスト4を紹介します。まず前菜ではドルマーデス(米に挽き肉とみじん切りの野菜を加えブドウの葉で巻いたもの)。おつまみに最高です。サラダはギリシャ風のグリークサラダ。オリーブの実とフェタチーズが特徴です。メインは肉を串に刺し炭火で焼いたツブラキと、ナス、ジャガイモにミートソースたっぷりのギリシャ風ラザーニャであるムサカの2つにはトライしてください。
タベルナとは・・・・?
「食べるな」ではなくタベルナ。伝統的なギリシャ料理の店のことをそう呼びます。覚えやすいでしょう?レストランのようなフォーマルな雰囲気ではなく、食堂という言葉がぴったり当てはまります。手軽な料金で美味しいギリシャ料理が食べられるのが嬉しいです。タベルナのメニューはギリシャ料理が主体ですが、パスタもあります。ギリシャ人にとって、スパゲッティはギリシャ料理なのでしょうか?もっともパスタはアルデンテではありませんが。
タベルナにも特徴があり、一通りのメニューのある店から、魚介料理専門とか、スブラキなどのグリル専門などの店もあります。
サントリーニ島のレストラン
レストランの数は多いです。レストラン、タベルナ、カフェなどが立ち並び食事に困ることはありません。レストランの種類もギリシャ料理、イタリア料理、地中海料理、フランス料理など何でも揃っています。中華料理の店もあります。入り口にメニューが掲示されているので、料金をチェックできるので安心。どこで食べるかはトリップアドバイザーの口コミ評価を参考にするのが確実。ただ、すべて信じるのではなく、参考程度に考えるのがいいです。
サントリーニ島では少々料金が高くても、海が見られる展望の良いレストランを選ぶのがベスト。そうしたレストランは数多くあります。レストランでは海側の席をチョイスしてください。また海の見えるテラスがあるのなら、テラスで食べるのもグッドアイデアです。青い海と白い町並みを見ながらの食事はきっと最高の思い出になるはずです。

ピラミッドビューポイントでラクダ乗り(カイロ近郊/エジプト)

まとめ
いかがでしたか?
ギリシャの旅をご計画の際には、ぜひともファイブスタークラブにご相談ください。
ギリシャ特集ページはこちら

ギリシャのツアーはこちら







