世界で見つける旅の思い出 こだわりの旅をプロデュース

海外旅行情報
旅行記
旅の写真集
お気に入り

【こんな国あります!!世界の秘境】紅海に面した灼熱の国ジブチ

ジプチの人々
クベト湾周辺の景色もド迫力。

クベト湾周辺の景色もド迫力。

皆さんジブチという国を聞いたことがあるでしょうか?ジブチとは恐らく日本人の9割は知らないアフリカの小国。相当世界地図を見るのが好きでないとどこにあるかも分からないような、まさに秘境と呼べる国です。
こんな世界の果ての国に一体何があるんだと思われるかもしれませんが、辺境旅を求める人にとってジブチでの旅はきっと満足のいくものになるでしょう。混沌としたマーケットや、死海すら凌ぐ世界一の塩分濃度を誇るアッサル塩湖、そしてサンゴ礁が広がる美しい島…
ここでは実際にジブチへの渡航経験を持つ私がジブチの魅力をご紹介していきたいと思います。この記事を読んで少しでもジブチという国に興味を持っていただければ幸いです。

紅海に面したジブチでリゾートライフ!?

この国一番のリゾートホテル、ケンピンスキー

この国一番のリゾートホテル、ケンピンスキー

ジブチは紅海に面した国なので少しばかりはリゾート気分が味わえるのでは…と、ある年の年末年始に現地7泊のロングステイ体験をしてみました。ホテルはこの国随一の高級リゾート・ケンピンスキー!!未知なる国・秘境の国でのリゾート体験。普段のんびり旅とは無縁で同一都市はどんなに長くとも3泊しかしない主義なのに、どういう訳か7泊というプランを立てて出発したのでした。

プールの横に併設されたバー

プールの横に併設されたバー

実際に行ってみると夢見た高級リゾートライフは文字通り「夢」に終わってしまいました。なんと紅海を警備する軍隊の欧米人兵士たちでホテルは埋め尽くされ、さほど美しいわけではないもののビーチは兵士たちでいっぱい。テントを張って寝泊まりしている一画もありました。
プールでひと泳ぎしようと出かけると、ビーチバレーならぬプールバレーをして歓声を上げて騒ぐ兵士たち。怖くてプールに近寄ることも出来ません。また食事時も、バッフェのディナーは5分も出遅れたら…もう大変!まるでハイエナが群れを成して通り過ぎた後のように、バッフェはすべて空!カスカスの状態で食べるものが残っていないという惨状です。
ホテル自体ケンピンスキーと言っても辺境の国ジブチというだけあってセンスも悪く、リラックスどころではない1週間なのでした。
…というわけで、私にとってのジブチの思い出は「軍隊」の印象のみ。今でこそ笑って話せるガッカリ体験なのでした。

ジブチってどんな国?

暑い国らしくラクダもいます

暑い国らしくラクダもいます

とは言っても秘境の国としてのジブチは楽しいものでした。ジブチは紅海に面し、ソマリアやエチオピアと国境を接したとても小さな国です。首都は国名と同じジブチで、面積は四国の1.3倍ほど。アラビア半島に非常に近いため公用語はアラビア語ですが、フランスの植民地であったという歴史からフランス語もよく話され、英語も通じやすいのが魅力です。

イスラム教徒にとって欠かせないモスク

イスラム教徒にとって欠かせないモスク

あまり日本人には馴染みの無い国ですが、中にはもしかしたら「灼熱の国」としてジブチの名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。というのも、ジブチは世界一暑い国と言われており、かつて最高気温71.5℃を叩き出したとんでもない国なのです!特に暑いのが6月から9月。最高気温が40℃を超えるのは当たり前!しかも東京の夏のようにジメジメとした暑さが続くようで、この国に訪れるなら水分補給は欠かせません。あまりの暑さに昼はどこもシャッターを降ろしてしまうのだとか。そのためジブチの人は朝と夜に活発に動き、夜にはナイトマーケットなどが盛んに行われています。

ジブチシティではマーケットが必見

混沌としたマーケットの風景

混沌としたマーケットの風景

国名と首都名が一緒のジブチでは、特に首都を指す際「ジブチシティ」と呼ばれることが多いです。首都と言えどもビルとは無縁で、町には18世紀につくられたコロニアルな古い建物が多く残ります。建物の中は比較的リノベーションされているようで、各国料理のレストランや土産物屋、宝石店なども。港町ならではの情緒もあり、紅海を挟んで向こう側にはイエメンを臨みます。

マーケットにはアフリカらしい木彫りのお土産物も

マーケットにはアフリカらしい木彫りのお土産物も

ここジブチシティに来たら是非マーケットを見学してみましょう。どの国も市場に行けばその混沌具合が分かるものですが、ジブチも例に漏れずアフリカらしい混沌さを持っています。市場には野菜や果物が所狭しと並び、女性たちは鮮やかな装いに身を包みます。イスラム教徒らしく、派手なスカーフで頭を隠すのも忘れません。
ただ現地の人はカメラを極度に嫌がるので写真を撮る際には注意が必要。なんでも、写真を撮られると魂が取られてしまうと信じている人が多いようで、実際カメラを構えた瞬間怒り出しバナナを投げつけようとする人もいました。

アッサル塩湖はジブチ最大の見どころ

世界一の塩分濃度を誇る塩湖!舐めるのは危険!

世界一の塩分濃度を誇る塩湖!舐めるのは危険!

アフリカ大陸で最も標高の低い場所にあるアッサル塩湖。ちょうどジブチの中央に位置するここはこの国1番の見どころであり、ユニークな自然美が見られる場所でもあります。
海面下153mという標高は世界的に見ても珍しく、死海やイスラエルにあるガリラヤ湖に次いで世界で3番目に低い土地なのです。
湖は最も深い場所で20~50mと深度もあり、その塩分濃度は死海も超える驚きの34.8%!海水の塩分濃度が3%、死海は30%程度なのでそれを考えると相当な濃度と言えるでしょう。この数値は地球上で最も高いとも言われていて、事実あまりに塩分が濃いために生物は生きることが出来ないそうです。もし湖の水に触れてしまったら真水でしっかり洗い流しましょう。

アッサル塩湖近くの温泉。源泉は80℃もある

アッサル塩湖近くの温泉。源泉は80℃もある

上から見ると湖は塩の結晶によって周りが白く縁どられたようになっていて、湖を美しく彩ります。あたりには製塩工場などがあり、エチオピアをはじめ多くの国に塩を輸出しているのだと言います。
首都のジブチシティからは車で2時間半ほどかかりますが、せっかくこの国に訪れるなら是非とも足を運んでおきたいスポットです。

サンゴ礁の海ならムシャ島へ…

青い海が広がるムシャ島

青い海が広がるムシャ島

ジブチシティの港からボートで40分ほどの場所にあるムシャ島。岩でできたクリフ状の島は周りをサンゴ礁で囲まれ、市内では見られない美しい海を堪能できます。
天候に恵まれればエメラルドグリーンに輝く海や、眩しいほどの白砂が私たちを出迎えてくれるはず。透き通るような海の中にはサンゴ礁が広がり、色鮮やかな魚たちが自由気ままに泳ぎます。ダイバーたちもこぞってこの地に訪れるようで、フランスからの観光客や1日クルーズの客も多いのだとか。

観光客も少なくて快適です

観光客も少なくて快適です

また意外にも島はリゾートらしく整備され、電気やガス、水道は勿論のこと、レストランやホテルまで揃っていて快適そのもの。最近はジブチ市内にも綺麗なホテルが出来ていますが、せっかくならムシャ島に泊まってみるのもオススメです。ここがアフリカであることを忘れてしまうような美しいリゾートは一見の価値あり。料理もフランスの植民地だったためかレベルが高く、食事に困らないのも嬉しいところ。
私は幸運にも、ムシャ島から市内へ帰る道中イルカを発見。ボートの横を並走するかたちでイルカが飛び跳ねてくれたのでした。

ジブチのツアー

土産物売りの青年

土産物売りの青年

アフリカの秘境の国、ジブチ。日本からのツアーを取り扱っている旅行会社はほとんどありません。ファイブスタークラブなら1名からの出発で年間を通してツアーを企画しているので、都合のいい時期にいけるので便利です。またジブチのツアーだけでなく、周辺国との2国周遊、3国周遊コースもあります。
ジブチのツアーはジブチだけなら6日間で行けます。秘境の湖アッサル塩湖もこの日程で訪問が可能です。少ない日数で秘境の国に行きたい人には最適な国の1つです。

聖オルギス教会も合わせて楽しみたい(エチオピア)

聖オルギス教会も合わせて楽しみたい(エチオピア)

周辺国とのコンビネーションも考えたい人にはジブチ、エチオピアの2国周遊がおすすめです。エチオピア航空利用すれば、簡単に2国周遊ができます。ジブチ周辺だと、エリトリアとのコンビも考えられますが、ジブチからアスマラ(エリトリア間)のフライトはまともな航空会社が飛んでいないため不安定です。一旦、エチオピアのアジスアベバまで行き、そこからアスマラに向かうルートとなります。このルートでジブチ、エチオピア、エリトリア3国周遊というのも、おもしろいかもしれません。

ジブチへの行き方

ジブチへはカタール航空が便利

ジブチへはカタール航空が便利

成田からカタール航空がドーハ乗り継ぎで運行しています。成田からドーハへは行き11時間20分、帰りは9時間30分の所要時間です。ドーハからジブチまでは5時間弱です。アフリカの辺境のイメージがありますが、ジブチは意外と近いです。もともとカタール航空はドーハ乗り継ぎの時間帯が悪かったのですが、2021年夏より、ドーハでの接続が良くなり便利になりました。他にも成田からエチオピア乗り継ぎのエチオピア航空の便もあります。

アッサル塩湖へは4WDで行く

アッサル塩湖へは4WDで行く

また、エミレーツ航空は成田、羽田、関西からドバイまでエミレーツ航空、ドバイ以遠はフライドバイ(エミレーツ航空共同運航便)を飛ばしています。関西方面の人はエミレーツ航空が便利です。

 

Follow Us !

タイトルとURLをコピーしました