世界で見つける旅の思い出 こだわりの旅をプロデュース

海外旅行情報
旅行記
旅の写真集
お気に入り

ウズベキスタン観光|8日間の旅・魅惑の青い街

実物を見れたら感動で涙が出そうなほど美しいタイル

実物を見れたら感動で涙が出そうなほど美しいタイル

幼い頃何度も読んだファンタジー小説。その舞台がサマルカンドでした。当時はサマルカンドどころか、ウズベキスタンですらどんな場所なのか知りません。ただ、魔法を使う物語なので、サマルカンドという都市名に神秘的なイメージを持って成長しました。
旅行が趣味になって、いざサマルカンドを調べてみたら!美しい青のイスラム建築。美味しそうなご飯。優しい人々。なんて魅力的なんでしょう!タシケントやブハラといった他の都市も見所が満載。まだ訪れたことはありませんが、こんな旅行をしてみたいなと妄想旅行する日々です。

【1日目】東京→タシケント

タシケントのデパート 欲しいものはたいてい揃う

タシケントのデパート 欲しいものはたいてい揃う

ウズベキスタンへのアクセスは、火曜日と金曜日の週2ペースで成田~タシケントを運航するウズベキスタン航空の直行便が便利です。フライト時間はおよそ7時間半。成田からの出発は午前中で、現地には夕方到着します。機内食は基本的には西洋料理で、ウズベキスタンの名物料理・プロフが出されることもあるのだとか。せっかくなら機内からウズベキスタンの魅力を満喫してみたいですね。

地下鉄ナヴォイ駅。装飾が美しく観光客に人気

地下鉄ナヴォイ駅。装飾が美しく観光客に人気

空港に到着したらまずはホテルへ。フライトで疲れていなければ、ホテルで一息ついたあと、さっそく街中に繰り出しましょう!街中には警察官もたくさんおり、夜に出歩いても問題ないくらい治安は良いようです。おいしいウズベキスタン料理が食べたいなあ。ちなみに飲酒には寛大なので、リカーショップに行けば美味しいお酒も手に入りますよ。

ロゴ

【2日目】タシケント→ブハラ カラーンモスクへ

レンガ色の建物、美しいタイル装飾、真っ青な晴天

レンガ色の建物、美しいタイル装飾、真っ青な晴天

2日目は朝から空港へ行き、ブハラへ出発!都市開発の進んでいるタシケントとは異なり、ブハラはシルクロードの面影を残した趣ある街並みです。また、遺跡やバザールが一か所に集まっているため、散策するには最適の都市なのです。

あまりの豪華さにチンギスハンが宮殿と間違えたとか

あまりの豪華さにチンギスハンが宮殿と間違えたとか

ブハラ到着後、ホテルに荷物を預けてまず向かうべきは、ブハラのランドマーク、カラーンモスクのある広場です。ブハラの遺跡観光のメインとなる場所で、カラーンモスク、カラーンミナレット、ミル・アラブ・マドラサ(現役の神学校)が集まっています。カラーンモスクはブハラ最大のモスクで、1万人を収容できるほどの広さだとか。

カラーン・モスク
入場料6,000スム 撮影代2,000スム *1スム=約0.01円
営業時間夏季9:00~20:00、冬季9:00~17:00

【3日目】ブハラ ラビ・ハウズで優雅なひと時を

これぞ理想的な憩いの場!家の近所にあったらなぁ

これぞ理想的な憩いの場!家の近所にあったらなぁ

3日目は丸一日ブハラでフリータイム!カラーンモスクに始まり、ウルグ・ベク・マドラサやアルク城といった歴史的建造物の観光をして、バザールに行ってお土産を探して…。いくら散策がしやすい町でも、ずっと歩いてたら疲れてしまいますよね?そんな時はぜひ、ブハラの憩いの場、ラビ・ハウズに行きましょう。

ベンチは池ギリギリ 一歩間違えたら池にドボンです

ベンチは池ギリギリ 一歩間違えたら池にドボンです

ラビ・ハウズとは岸辺のある池のことを指します。ブハラのラビ・ハウズ周辺には3つのマドラサやハナカ(聖職者の宿泊所)があり、レストランやチャイハナ(喫茶店)も軒を連ねています。美しい外観のマドラサを眺めながら、優雅なランチやティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。現地の雰囲気を満喫するにはゆったりとした時間も大切ですね。

【4日目】ブハラ→サマルカンド 絶品プロフを食す

目が眩む~!金に覆われた神学校ティラカリ・マドラサ

目が眩む~!金に覆われた神学校ティラカリ・マドラサ

4日目は待ちに待ったサマルカンドへ!ブハラ~サマルカンドは列車でおよそ1時間半です。
サマルカンドに着いたらまず向かいたいのはレギスタン広場。サマルカンドといえば!な広場で、ウルグ・ベク・マドラサ、シェルドル・マドラサ、ティラカリ・マドラサという3つの壮大なマドラサに囲まれています。3つのマドラサは現在神学校として使われていませんが、それぞれ見所満載なので漏れなくチェックしておきましょう。

レギスタン広場
入場料30,000スム 撮影料25,000スム
営業時間9:00~19:00

旅行中の美味しいものはゼロカロリーです。

旅行中の美味しいものはゼロカロリーです。

朝から移動、観光と動き続ければ、早々にお腹がすいてくるはず。そんな旅行者を待っているのが美味しいサマルカンド・プロフです。サマルカンドのプロフはタシケントのものと比べて油が少なめなので、比較的さっぱりと食べられますよ。

【5日目】サマルカンド 青いタイルのイスラム建築

こんなに美しいお墓建ててもらいたい・・・

こんなに美しいお墓建ててもらいたい・・・

5日目は青の都・サマルカンドの美しいイスラム建築を求めて。数ある観光名所の中で、青の絶景に関して言えば、シャヒーズインダ廟に勝る場所はないでしょう。
ティムール一族の女性を中心に11名が眠るシャヒーズインダ廟。一つ一つの規模は大きくはないですが、それらを彩る青いタイルの何と美しいことか。淡い薄青色から濃い藍色まで、様々な「青」が使われています。一日中いても良いと思えるくらいの絶景です。

シャヒーズインダ廟
入場料15,000スム 撮影料5,000スム
営業時間9:00~19:00

青の色も繊細な模様も全てが美しすぎませんか…!

青の色も繊細な模様も全てが美しすぎませんか…!

シャヒーズインダ廟以外にも、グリ・アミール廟、ビビハニム・モスクといった名所で「青の都」が楽しめます。青の色だけでなく模様も様々なので、お気に入りを探してみるのも楽しいかもしれませんね。

【6日目】サマルカンド バザールでお土産探し

ナンもたくさん!流石に日本に持って帰るのは無理か…

ナンもたくさん!流石に日本に持って帰るのは無理か…

明日の夜にはウズベキスタンともおさらばか…。ならお土産を探さなきゃ!
ということで、6日目はお買い物dayです。
まず訪れたいのは日用品からお土産まで何でもそろうショブバザール。日本だと少し高めなナッツやドライフルーツもここならお得に購入できるかも?!味見もできるそうなのでチャレンジしてみましょう。
陶器やポストカード、マグネットといった定番土産もたくさん売られています。バラマキ土産にぴったり!買いすぎ注意!!

お土産の青いタイル。部屋をサマルカンドに模様替え

お土産の青いタイル。部屋をサマルカンドに模様替え

市内中心部から車で15分ほどの場所には、伝統のサマルカンドペーパー工房もあります。少しお高いですが、丈夫なサマルカンドペーパーのお土産は喜ばれること間違いなし!カレンダーや栞、バッグなどどれも可愛らしいデザインなので、選ぶのに時間がかかりそうです…。

【7日目】サマルカンド→タシケント 夜タシケント発

最後の最後までウズベキの美しい青を目に焼きつける!

最後の最後までウズベキの美しい青を目に焼きつける!

サマルカンドに別れを告げて、午前中タシケントへ。移動は列車で約2時間です。
タシケント駅構内に荷物を預けられる場所があるようなので荷物を預け、残りのウズベキスタン観光を満喫すべくタシケント市内へ!
タシケントの移動は地下鉄がお勧め。各駅構内はウズベキスタンの高名な建築家や芸術家が設計に携わり、まさに芸術のような美しさです。観光する時間が限られている場合は地下鉄巡りするだけでも満足できそうですね。

チョルスー・バザール。全種類少しずつ欲しい。

チョルスー・バザール。全種類少しずつ欲しい。

最後のウズベキスタンご飯はチョルス-バザールの食堂街へ!プロフが大体14,000スムとリーズナブルです。ウズベキスタン最大級のバザールなので、まだお土産を買いたい!という方にもお勧めです。
他にもオペラ劇場や美術館といった見所が満載のタシケント。時間は限られていますが、ラストウズベキスタンを満喫しましょう!

ロゴ

【8日目】東京

今回は無理だったけど、ヒワも行きたいなあ。

今回は無理だったけど、ヒワも行きたいなあ。

タシケントを7日目の夜に出発し、成田に到着するのは8日目の午前中。行きは直行便の利用でしたが、もちろん乗り継ぎ便を利用してロシアや韓国に立ち寄る方法もあります。時間やお金、体力に余裕があれば、もう一か国訪れてみるのも良いですね。

子供もロバもまたおいでって言ってます。多分。

子供もロバもまたおいでって言ってます。多分。

日本についたら楽しい旅行が終わってしまったことに悲しくなるかもしれませんが、家に帰るまでが旅行です。写真を見返して楽しかったウズベキスタンの思い出に浸りながら、安全に帰宅しましょう。
さらばウズベキスタンよ。また会おう。

*文章中に記載した料金や営業時間は変わる可能性があるのでご了承ください。

今回のトラベルアドバイザー
市川 真弓/22か国訪問

中高6年間吹奏楽に全ての時間を費やした一方、大学ではサークルや部活には所属せず自由に旅することが大好きになる。一人旅も好きなので、夜行バスやゲストハウスを利用して節約し、その分食べ物や観光にお金を使うスタイルの旅が多い。好きな国はトルコとモロッコ。旅行先で必ず買うお土産は現地のビール。

【FIVE PENGUINS ファイブペンギンズ】をフォローする
アジア
ファイブスタークラブ

Follow Us !

タイトルとURLをコピーしました