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アルプス名峰と自然に癒される スイス ユングフラウ地方の楽しみ方

クライネ・シャイデック~グリンデルワルト間の景色

クライネ・シャイデック~グリンデルワルト間の景色

スイスには数えきれないほどの見どころがありますが、ユングフラウ地方もそのひとつと言えるでしょう。ユングフラウ地方は世界遺産にも指定されているアイガー、メンヒ、ユングフラウの三名峰が広がるエリアで、アルプス観光のハイライトと言われています。そこには名峰を望む展望台やハイキングコースなど四季折々の大自然の風景が広がります。今回はそんなユングフラウ地方での楽しみ方をご紹介します。

フィルストの楽しみ方①ハイキング

フィルスト展望台

フィルスト展望台

フィルストはグリンデルワルトを訪れたら誰しもが行きたい展望スポットです。グリンデルワルトの街からロープウェイで上まで登ります。ここからいくつものハイキングコースがスタートしているのですが、その中でも人気のハイキングコースが山上湖「バッハアルプゼー」を目指す片道約60分のコースです。バッハアルプゼーはヴェッターホルンやシュレックホルンといった山々とグリンデルワルト氷河を湖面に映し出すミラーレイクで、その美しさからアルプスの宝石と言われています。

バッハアルプゼー

バッハアルプゼー

山の上の天気は変わりやすいとよく聞きますが、それは世界共通。ハイキング中も晴天もつかの間、曇りっぽくなったと思えば、いつの間にかまた晴れていたり…、雲がせわしなく動くのがわかります。また、ほとんど平坦な道のりなのでハイキング初心者や普段運動をしていない人でも楽しめます。

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フィルストの楽しみ方②アトラクション

断崖絶壁クリフウォーク

断崖絶壁クリフウォーク

フィルストには下山しながら四季折々のパノラマビューを満喫できるアトラクションが4つあります。1つ目はフィルストからひとつ下のシュレックフェルトまで約800メートルの距離をジップライン(滑車のついたブランコのような乗り物)で滑り降りる「フィルスト・フライヤー」。2つ目は鷲の羽にぶら下がり、まるで飛んでいるかのような気分を味わえる「フィルスト・グライダー」。そして3つ目、4つ目に「マウンテン・カート」(ゴーカートのような乗り物)、そして下り専用の「トロッティバイク」(キックボードのような乗り物)があります。

マウンテン・カート中に見えた風景

マウンテン・カート中に見えた風景

個人的におすすめなのはフィルスト・フライヤー!時速約80キロで滑り降りながらアルプスの山々を眺める瞬間はまさに爽快で最高な気分になります。

ハーダー・クルムで市街を一望

ハーダークルム展望レストランにて

ハーダークルム展望レストランにて

ハーダークルム展望台はブリエンツ湖とトゥーン湖、インターラーケン市街周辺を一望する展望スポットです。山上から伸びるウッドデッキはちょうど2つの湖の間にあたる位置にあり、”ツヴァイ・ゼーン・シュテーク(二つの湖の橋)”と呼ばれています。その名の通り、まさに橋の上を歩いているかのようなドキドキ感があります。また、タイミングと天気が良ければ、湖に沈む夕陽の瞬間が見られます。

スイスに来たら一度は食べたいチーズフォンデュ

スイスに来たら一度は食べたいチーズフォンデュ

この展望台はインターラーケンの麓駅から山上駅まで約8分とアクセスもとても便利です。山頂にはレストランもありますので、ユングフラウの絶景に囲まれながらスイス料理を堪能できます。

ユングフラウヨッホの楽しみ方①

プラトー展望台

プラトー展望台

ユングフラウヨッホはユングフラウとメンヒを結ぶ山で、スイス・アルプスユングフラウ=アレッチとしてアルプス発のユネスコ世界自然遺産に登録されています。ヨーロッパ最高地点の鉄道駅「ユングフラウヨッホ駅」と隣接している複合施設「トップ・オブ・ヨーロッパ」ではアレッチ氷河の眺望を眺めるスフィンクス展望台や氷河の中につくられたアイスパレス、1年通じて雪が楽しめるプラトー展望台など、ユングフラウの展望を様々な所で楽しむことができます。ですが、やはりここも山の上。ホテルを出発した時は晴れていた天気が嘘のように吹雪いていて、初めてのユングフラウヨッホの景色は真っ白でした。

アルパインセンセーションの巨大スノードーム

アルパインセンセーションの巨大スノードーム

他にもリンツのショップ「リンツ・チョコレート・ヘブン」ではもちろん定番チョコレートも購入できる他、ユングフラウヨッホ限定商品もあります。

ユングフラウヨッホの楽しみ方②

アイガー・ウォークハイキング

アイガー・ウォークハイキング

ユングフラウヨッホのもう1つの楽しみ方はハイキングです。途中のアイガークレッチャー駅で下車し、クライネ・シャイデック駅までを下る約1時間の初心者向きのコースです。アイガー、ユングフラウ、 アイガー氷河を背にゆるやかな道が続きます。眼前に広がっていた山上が少しずつ遠くなっていき、だんだんと山全体が見えてきます。どこを切り取っても一面の大自然で、何度も振り返っては山を見上げてしまいます。途中には逆さアイガーが見られるファルボーデン湖もあります。

アイガー・ウォークハイキング

アイガー・ウォークハイキング

ゴールのクライネ・シャイデック駅にはレストランやカフェがあります。アルプススタイルのランチなどを楽しむことができるので、列車に乗る前に一息つくのはいかがでしょうか。

シーニゲ・プラッテで三名峰を堪能

シーニゲ・プラッテ山頂駅

シーニゲ・プラッテ山頂駅

シーニゲ・プラッテはアイガー、メンヒ、ユングフラウの三大名峰が見られる眺望ポイントです。山頂駅にはレトロでかわいらしい登山列車に乗って約1,400mのルートを登っていきます。途中は麓の村や湖が見られたり、雲海のようになっていたりとユングフラウの景色を堪能できます。

登山列車から見えた景色

登山列車から見えた景色

2014年には日本・スイス国交樹立150周年を記念して、なんと天皇陛下が皇太子時代に訪れたシーニゲ・プラッテ。山頂には山岳ホテル、レストランや高山植物園、ハイキングコースがあります。ハイキングコースはいくつか種類があり、シーニゲプラッテ周辺の山上をめぐるコースや、鉄道の中間駅であるブライトラウエネンに下るコース、さらにはファウルホルン、フィルストまで歩くロングコースなどが人気です。

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ヴィクトリア ユングフラウに宿泊

インターラーケン・オスト駅

インターラーケン・オスト駅

ヴィクトリア・ユングフラウ・グランドホテル&スパはインターラーケンの中心に位置し、ユングフラウ地方巡りに最適なロケーションのホテルです。1865年創業という歴史を持つこのホテルは、気品あるクラシックな雰囲気と現代の快適さが調和しています。また、ユングフラウの正面に位置しているので、部屋からアルプスの絶景が楽しめるのも魅力のひとつです。

ヴィクトリア・ユングフラウ近くを流れる川

ヴィクトリア・ユングフラウ近くを流れる川

前述の通り、ヴィクトリア・ユングフラウはインターラーケンの街中にあるので散歩やショッピングも気軽に楽しめます。近くには川が流れアルプスの山々が広がっているので、街歩きをするだけでもスイスらしさを感じることができるでしょう。また、近くにはリンツショップやビクトリノックスの製品が売られているショップもあります。

今回のトラベルアドバイザー
若狭 由希/44か国訪問

かわいい街並みを歩いたり、自然を感じる旅が好み。人生で忘れられない景色ベスト3は、カナダのケープ・ブレトン島の星空、フィンランドのオーロラ、スイス、グリンデルワルトの秋色のアルプス。果たしてベスト5になる日はいつ来るのか…?

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