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セントビンセント・グレナディーンとは?どこにある国?ツアーもご紹介

海上のコテージがスパルームになっているホテルも

海上のコテージがスパルームになっているホテルも

かつてペンギン2号はスキューバダイビングにはまっていました。世界中の海を潜り歩き、とりわけ島がいっぱいあるカリブ海は何度も通うことになりました。20島近く廻った末に見つけた小さなハイダウェイ・リゾート。それがセントビンセント・グレナディーン諸島にあるプチセントビンセントリゾートでした。海に浮かぶ小さな島のホテルはナチュラルで何にもないけれど、あまりの心地よさにすっかり魅了されたのです。この国が大好きになって、ほかのリゾートも訪れてみました。カリブ海の中でも一番海がきれいなエリアのひとつ、それがトバゴキーというサンゴ礁の美しいスポットです。ダイビングをしなくても、スノーケリングでも十分楽しめる透明度の高い海。ナチュラル感あふれる素敵なリゾートに滞在して、この海を満喫する休日。これはまさに究極のバカンスなのです。

セントビンセント・グレナディーン諸島ってどんな国?

船上でTシャツを売りに来たお兄さん

船上でTシャツを売りに来たお兄さん

カリブの中でもかなり南米に近いエリアのディープサウスに位置するセントビンセント・グレナディーン諸島。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のロケ地として使われたことで知られています。海の美しさにかけてはカリブ海の中でもトップクラスなのです。火山島であるセントビンセント島と、サンゴ礁でできた32もの島々からなるグレナディーン諸島。
1979年に独立するまでのイギリス統治時代が長く、公用語は英語。人口は約11万人です。カリブの島々はどの国の植民地だったかによって主要言語が英語かフランス語かスペイン語かなどそれぞれ異なります。お隣の島でも国も言語も違う、そんな特異性のある場所がカリブなのです。
面積は日本の種子島よりも小さめで、9割は中心となるセントビンセント島で、残りが32の小さな島々からなるグレナディーン諸島。
首都はキングスタウン。通貨はイースタンカリビアンドルが使われています。

ムスティークのコットンハウスのビーチ

ムスティークのコットンハウスのビーチ

グレナディーンの小さな島々には、隠れ家リゾートのような素敵なホテルがあります。英王室やハリウッドスターなどのセレブがバカンスにやって来る島もあるのです。世界で一番の高級アイランドと呼ばれたムスティークアイランドMUSTIQUE ISLANDがそのひとつ。アクセスが悪く、ジェットセッターと呼ばれる自家用セスナを持つようなセレブが来たり、自分のヨットで訪れたり、そんなリゾートなのです。ミック・ジャガーが所有するヴィラ「スターグローブス・ヴィラ」なんかもあります。
そんなムスティークアイランドに行って来ました。さすがに王室の別荘とかセレブのコテージは覗けなかったけれど、一般ゲストが泊まれるリゾート「コットンハウス」に泊まることができました。詳細はこの後ご紹介しましょう。

プチセントビンセントリゾートの思い出

自分のヨットで来るゲストも

自分のヨットで来るゲストも

エメラルドグリーンの海を見渡せる石造りのコテージが22室、島内に点在しています。お隣のコテージは緑に隠れて見えないし、プライバシーも抜群。前庭にあるハンモックに寝そべっていると、目の前をハミングバードが飛び交い、ベランダで取った朝食の時食べ残したパンくずをつついています。コテージには時計もテレビも電話も、リゾートライフに要らないものは何もなくて、そよ風が吹き抜ける開放的な室内にはエアコンがないことにも気付かないほど快適でした。
そこはグレナディーン諸島の小島ひとつが全部1つのリゾートホテルとなっているプチセントビンセントリゾートでした。
ゲストの数の倍以上のスタッフがいて、さり気ないけれど完璧なサービスがあるホテル。当時は「旗立て方式」という電話の代わりの原始的なシステムがありました。コテージの入口に黄色い旗を立てて竹筒に例えば「アフタヌーンティーお願いします」のメッセージを入れれば、すぐさまスタッフが香り高い紅茶と共に、パイ地が驚くほど美味しい焼き立てのタルトやクッキーを運んできてくれるのです。
目の前の海でスノーケリングをしたり、1日中ハンモックで読書してもいいし、究極のハイダウェイの時間は格別のものでした。トバゴキーの海でスノーケリングをすれば、ウミガメがスイスイ泳いでいるのも目撃しました。素晴らしい体験です。

トバゴキーの海はスノーケリングに最適

トバゴキーの海はスノーケリングに最適

客層がセレブであろうが有名人であろうが、スタッフの対応は皆、さり気なくてフレンドリーです。アメリカ人のゲストが多いせいもあって、バカンスの時はヨーロッパの社交界みたいに慇懃無礼にされることは嫌い、コージーな(くつろいだ)ムードが好まれるのです。
昼間スノーケリングツアーのボートで一緒だった気さくな短パン姿のアメリカ人のおじさんは、話していると、2週間滞在しているとか(ちなみに私は2泊!)。私がアメリカン航空で来て・・などと話していると、おじさんは自分のセスナで来た、なんていうパターンが多いのです。まるで別世界、非日常のセレブ感。そんなことがまた面白かったのです。
今ほど世界の高級リゾートに泊まったことがなかった私が、このリゾートに行き着いてしまったせいで、その後の人生が変化したことは間違いないでしょう。

コットンハウス・ムスティークとラッフルズカヌアンアイランド

コットンハウスのバーテンダーたち

コットンハウスのバーテンダーたち

2回目にグレナディーン諸島を訪れた時、私はムスティークアイランドに滞在しました。知らずに行ってみると、あっちの方には英王室御用達のロッジがあるとか、そっちの方にはハリウッドスターのコテージがあるとか、この島がセレブに愛されている島だということがわかりました。
私が泊まったのは一般ゲスト向きのリゾートホテル「コットンハウス」。かつてイギリス人貴族が個人所有のために買い取って、コットンのプランテーションを開こうとしたのが始まりだったとか。紆余曲折があって、現在はその名前だけが残ったリゾートホテルになっています。石造りのコロニアルなムードは残され、室内は洗練されたモダンなインテリアに改装されていました。
スタッフは皆セレブ相手にそつのない接客ができるようで、フレンドリーで親切。ゲストが静かに気持ちよくバカンスが過ごせるように気を配っていました。

ラッフルズカヌアンリゾート

ラッフルズカヌアンリゾート

3回目はまた別の小島のカヌーアンアイランドに行きました。泊まったのは「ラッフルズ・カヌーアン・アイランド」。リーディングホテルズのメンバーとあって格式が高くエレガント。島の斜面に木々に囲まれるようにひっそり佇むヴィラは別荘風。155室もあったのにゲストの多さが目立たないのは敷地が広いせいです。ゲスト1人に1台のバギーを貸してくれるので、レストランへ食事に行く時も、ビーチ探しに行く時も、好きなように走り回れて楽しいのです。丘の上に登ればとびきりの眺めも楽しめます。
スパが沖合に浮かぶ水上コテージにあるのも面白い点。ボートに乗ってスパヴィラへ向かい、マッサージ中もガラス張りの床を通して水中の魚を見ることができます。丘の上にもスパヴィラがあって、そちらへは電動エレベーターで昇る面白い趣向です。ゲストを飽きさせない工夫がいっぱいのリゾートなのでした。今ではラッフルズを離れてマンダリンオリエンタルの経営に変わっています。

セントビンセント・グレナディーン諸島への行き方

グレナディーンのカヌーアン空港

グレナディーンのカヌーアン空港

カリブの国なので日本からはアメリカ経由で入ります。マイアミやニューヨーク経由でバルバドスのジョージタウンへ飛び、そこから乗り継いでセントビンセント島のETジョシュア空港(SVD)まで。キングスタウンのホテルに滞在するならそれでいいのですが、グレナディーンの小島のリゾートに向かう場合は、むしろそこを経由するより、バルバドスに入って別途セスナチャーターなどが必要になります。
例えばカヌアンアイランドの場合はバルバドスからセスナチャーターで所要55分。島の空港に到着すればホテルのスタッフが迎えに来てくれます。ムスティークも同様です。
プチセントビンセントリゾートの場合、バルバドスから最寄りの空港のユニオンアイランドまで小型機で飛びます。国が変わるのでイミグレーションを抜けたら、ホテルのスタッフが待っていて、ホテルのクルーザーでリゾートへ向かいます。

ウミガメが通ります

ウミガメが通ります

日本からバルバドスへは、カリブ海へ飛ぶのに便利なアメリカン航空利用が一般的です。羽田からロサンゼルスとマイアミで2回乗り換えてバルバドスのブリッジタウンまでは、待ち時間を加えてトータル所要時間31時間半ほど。カリブ海も南東部のエリアへ行くのは結構時間がかかりますね。そこから目指すリゾートへはもう一息というところでしょう。
ちなみに私が訪れた3つのリゾートホテルの名称は下記のとおりです。

Petit St. Vincent Private Island Resort
Cotton House Mustique Island
Raffles Resort Canouan Island( 現 Mandarin Oriental Canouan)

セントビンセント・グレナディーン諸島のツアー

パームアイランド

パームアイランド

セントビンセント・グレナディ-ン諸島のツアーを探してみても、この国を扱っている旅行会社は極めて少ないでしょう。あったとしても団体旅行では単体ではなく他の島々も周遊するプランが一般的です。島々が自分の思い通りではないコースしかないかと思います。融通が利かないので、自分が行きたい島が入っているかどうか次第ですが、できれば希望に応じたプランを個人旅行として組んで手配してくれる旅行会社を見つけることがおすすめです。見所を上手くカバーしたいくつかのツアーのモデルコースを揃えて個人旅行を催行している旅行会社で探すのが得策です。団体旅行は今や3蜜。アフターコロナ、withコロナのこれからの時代にフィットする旅のスタイルとは言えません。個人旅行の時代なのです。

シーフードが新鮮で美味しい

シーフードが新鮮で美味しい

カリブ海に強く、実際にスタッフがセントビンセント・グレナディ-ン諸島へも訪れて、旅のアドバイスができる会社であることが大切です。ベースとなる個人旅行のモデルコースがあるので、それを多少アレンジしてもらったり、泊まりたいリゾートホテルの希望を言って自分だけのプランを作ってもらったりします。個性の異なるカリブのほかの島とのコンビネーションもおすすめです。拠点の国バルバドスに加えてアンティグアやグレナダ、マルティニークやセントルシアなど一緒に組み合わせたい島々の可能性が広がります。

まとめ

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ペンギン2号が心底魅了されたカリブ海イチ押しのセントビンセント・グレナディ-ン諸島はいかがでしたか?美しい海、究極のハイダウェイリゾートが大好きなあなた、今度のバカンスには、ぜひこの島国も候補に入れてみてください!!

 

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