世界204の国と地域を旅した経験をもとに、新聞や雑誌に旅のエッセイを執筆してきた旅行ジャーナリストであり、トラベルアドバイザー。主な著書に「1歳からの子連れ辺境旅行」「1 度は泊まってみたい極楽ホテル」他、連載も多数。日本旅行作家協会会員。世界の高級ホテルやユニークなホテル、アフリカをはじめとする辺境にも詳しい。5ッ星の高品質の旅をカスタマイズできるスペシャリスト。趣味は食べ歩き。
骸骨教会で有名なチェコのクトナーホラ観光&ツアー
チェコの田舎町クトナーホラ。この名前は骸骨教会で知られています。何しろ教会内部の装飾がすべて人骨で出来ている、世にも不思議な教会なのです。
13世紀後半、銀の採掘で繁栄を極めたクトナーホラ。中部ボヘミア地方では唯一世界遺産にも指定された町なのです。
ただ、骸骨教会のインパクトが大きすぎて、他は見過ごされがち。でも実はこれ以外にも見どころが多く、旧市街の街並みも美しい古い町なのです。今回はクトナーホラをじっくり巡ってこの街の魅力に迫ってきました。
チェコ旅行・メルヘンチックな田舎町テルチに泊まる
テルチといえばチェコでも指折りのメルヘンチックな街並みで知られる小さな世界遺産の町です。その家並みはまるでお砂糖で作ったおとぎ話に出てくる家のような可愛さです。
プラハからチェスキークロムロフに向かう道中にテルチに立ち寄って観光するプランは多いですが、できればこの町に1泊して静かな時間帯のテルチも味わってみるのはどうか?
それで今回はテルチに1泊して町の魅力を余すところなく堪能したのです。
観光ガイドに出ていないチェコの田舎、おすすめのミクロフとモラヴィア大平原
チェコの田舎といえば有名なのがチェスキークロムロフ。次に知られているのが可愛いテルチの町あたりでしょうか。ではミクロフは?ガイドブックにも載っていない町ですから知らない人が多いはず。実は郊外に広がるモラヴィア大平原とともに、ぜひ訪れてほしい見どころです。一体どんな魅力があるのでしょうか?最近訪れて感動した、新しいチェコの田舎の魅力をご紹介したいと思います。あわせてツアーも紹介いたしましょう!
ベルギー観光・古都ブルージュは2泊滞在がおすすめ!
カリヨン(組鐘)の音色が響き渡るブルージュの旧市街。町の中心部マルクト広場に面して鐘楼や州庁舎をはじめ、切妻屋根のレストランやカフェ、お土産物店など魅力的な建物が並び、まるで中世のような世界が広がっています。夜にはライトアップされた街並みが幻想的で限りなくロマンチックなのです。
古い建物が改装されセンスのいいベルギー名物のチョコレート専門店やワッフル店になっていて、列を作って買い求める観光客で賑わいを見せています。とにかく見るものすべてが絵になる街、それがブルージュなのです。
サンセバスチャン3ッ星レストラン全制覇!一押しは?
美食の王国がスペインにあるバスク地方です。スペインでミシュランの3ツ星を獲得したレストランは、11軒のうち3軒はサンセバスチャンとその近郊にあります。人口わずか18万弱の小都市が世界一美味しい街といわれるのにもうなずけます。そして、世界中の旅人がグルメ目的にこの町を訪れるわけです。
決して星付きレストランが絶対美味しいというわけではないのですが、やはり3ツ星ともなるとバスクの3ツ星は一度は味わってみたいと考えました。数年前に2軒、そしてつい最近に3軒目を訪れ、3ツ星を3軒制覇した私です。果たしてその結果はどうだったのでしょうか?
スペイン観光・サンセバスチャンのバルおすすめ店5選
美食の街サンセバスチャンで忘れてはいけないバル巡り。そこでの楽しみはなんといってもピンチョスです。ビールやワインなどとよく合う美味しいものが勢ぞろい。旧市街にある300軒近くのバルでは、日々シェフがしのぎを削って新しいピンチョスが生み出されているそうです。
バルを最大限に楽しみたいと思っても、どこで何を食べたらいいのかわからない人も多いはず。そこで今回は地元に精通しピンチョスを食べ尽くした日本語ガイドさんがおすすめのバルを5軒ご紹介いたしましょう!厳選ピンチョスも併せてご紹介!
ケニアサファリツアーの最高峰!ロイサバ動物保護区
ロイサバ動物保護区と言えばスターベッドで有名です。夜、サバンナの真っただ中で星を眺めながら眠れるスターベッド。これはナチュラル感あふれる体験です。
でもロイサバはスターベッドだけが魅力の保護区ではありません。私営保護区なのでオフロードを走り回って動物に近付ける、ケニアでは数少ない恵まれたサファリができるスポットなのです。サファリカーが少なくて混雑しないサバンナで動物を独占できる幸せもここならでは。
スターベッドに加えてラグジュアリーで快適なテンテッドキャンプなど3つの個性的なロッジの素晴らしさをご紹介しましょう。
サウジアラビア観光ガイド【2024年】聖地メディナ
サウジアラビアにあるイスラム教の2大聖地と言えばメッカとメディナです。メッカは今も異教徒が入ることは許されていません。しかし異教徒にかつて禁断の地だった聖地メディアの方は今では観光客も訪問することができるようになりました。イスラム教徒にとって第2の聖地であるメディナには素晴らしいモスクがあり、厳かな聖地としての見どころに溢れています。ビザも取りやすくなって行きやすくなったサウジアラビアでは、聖地メディナを見逃すわけにはいきません!
サウジアラビア・アルウラの最高級ホテル宿泊記【2024年】
朝から澄み切った青空の元、迫力満点の岩の風景はあまりにも魅力的です。サウジアラビアのアルウラは砂漠と岩の織りなす独特な世界。その絶景を独占できるようなホテルがありました。豪華なラグジュアリーリゾートである「バニヤンツリー アルウラ BANYAN TREE ALULA」と「ハビタス アルウラ HABITAS ALULA」がそのふたつ。快適に滞在しながら、このリゾートにいるだけでアルウラの大自然の中で冒険家になったような気分に浸れる、とびきりのリゾートホテルなのです。最近これらのホテルを訪れた私がその魅力をご紹介いたします。
バニヤン
サウジアラビア旅行・アルウラ観光や砂漠など遺跡の宝庫
サウジアラビアへ行くなら絶対に訪れるべき場所がこのアルウラです。
アラビア半島の広大な国サウジアラビアの砂漠の真っただ中。紀元前2世紀頃、乳香貿易で巨万の富を築いた強大なナバテア王国はサウジアラビア北部からヨルダンを含むシリア南部までを支配していました。そんな古代の歴史が残された神秘の地アルウラは、まさに砂漠と遺跡の宝庫ともいえる場所なのです。砂漠と岩山とナツメヤシの織りなすオアシスの風景に癒され、巨大な岩をくり貫いた壮大な遺跡の数々に魅了される旅が待っています。
ペンギン&ダチョウ 動物とのふれあい旅 in ケープタウン
南アフリカを旅する楽しみのひとつは動物とのふれあいです。サファリの旅では動物は遠目に眺めるものですが、ケープタウンに行けば、もっともっと近くで可愛い動物たちを観察したり餌をあげて触れ合ったりができるのです。
まずは人気のペンギンです。ケープ半島を喜望峰に向かって南下する道中にあるボルダーズビーチにはアフリカンペンギン(ケープペンギン)がたくさん生息しています。
もう一つがダチョウの牧場です。ダチョウのことに詳しくなれる上に、ダチョウに餌をやったり背中に乗ったりと、通常ではありえない体験も楽しめるのです。
1日のフリータイムを生かして、ペンギンのビーチとダチョウの牧場を満喫した私の体験記をご紹介いたしましょう。
天然のカラフルな絨毯!!花々の楽園・ウエストコースト国立公園
南アフリカ、ケープタウンの郊外でワイルドフラワーを見られるのをご存じでしょうか?それは色とりどりの花々が一面に咲き誇り、まるでカラフルな巨大カーペットのような世界が、目の前に広がっているのです。それは人が植えた花壇などではなく、野生の花々ワイルドフラワーなのです。だから、これは天然のカラフルなカーペットとも言えます。今回ご紹介するのは、ケープタウンから近めのウエストコースト国立公園。ちょうどお花の時期にケープタウンへ行けることになった私は、初めてこの国立公園を訪れたのでした。ここの魅力、行き方など詳しくご案内したいと思います。
南部アフリカ・究極のサファリロッジ【チーフズキャンプ】
ボツワナで最高のサファリスポット、ひいては世界中でも最高レベルのサファリスポットである、モレミ動物保護区内のチーフズアイランド。まさに野生動物のパラダイス、地球最後の楽園とも呼べるスポットなのです。その中にあるのがチーフズキャンプです。
一般のゲストが入ることのできない、それにしては広大すぎるサバンナでのサファリは2つのロッジのゲストだけの特権です。もうひとつのモンボキャンプは、チーフズキャンプから離れているのでめったにサファリカーに出会いません。
地球最後の楽園 ボツワナのオカバンゴ・デルタ。極上のサファリが体験できるモレミ動物保護区への旅
私がこよなく愛するボツワナのオカバンゴ・デルタへと旅立ちました。今回は4度目の訪問です。南部アフリカのボツワナにある、15,000平方キロの巨大な湿地帯オカバンゴ・デルタ。そのうちの3分の1がモレミ動物保護区に指定されています。
サファリドライブが楽しいのはなんといってもモレミ動物保護区なのです。ライオンにヒョウ、ハイエナに象、バッファローなどなど、サファリ好きの旅人なら誰もが出会いたい動物がいっぱい。今回は、そんな極上といってもいいサファリを体験できる、モレミ動物保護区の魅力についてたっぷりとご紹介いたしましょう。
オーストリア・ザルツブルクホテル名門ザッハーに泊まる
2023年夏、オーストリアを旅しました。久しぶりのザルツブルクです。
「塩の城」という意味を持つこの町は周囲の岩塩坑から取引される塩の取引で繁栄しました。
モーツァルトが生まれた音楽の都としても知られています。
そんなザルツブルクで今回は名門のザッハーホテルに泊まりました。
南西フランス 旅行の持ち物
南西フランスばかりを2週間巡るので、まず飛行機は意外に便利なターキッシュエアラインをチョイス。羽田からイスタンブール乗り継ぎでトゥールーズへ入れます。パリは行かないし経由する必要もありません。帰りはボルドーからまたイスタンブール経由で羽田へ戻れます。イスタンブールは経由で入国しなかったから今回はフランスへ行く準備だけすればokでした。フランスでもパリなどの大空港は混乱していたようですが、トゥールーズなど地方の空港は平穏で入国も楽でした。(2022年7月現在)
南西フランス ピレネー旅行 聖地ルルド
ずっと来たかったキリスト教の聖地ルルド。初めて来ることが叶った神聖な場所。厳かな聖地のムードが漂るサンクチュアリーのエリアは、夕方から町中に響き渡る讃美歌の音色から始まって、夜9時ころからは毎晩ろうそく行列が行われ、その時が最も神聖な空気に包まれるのです。大きくてモダンな礼拝堂があって、沢山の信者が一度に礼拝できるスペースです。
南西フランス ツアー コンク&ロカマドゥール
フランスで一番好きな町コンクに、念願の再訪が叶いました。そして初めて訪れるロカマドゥールでは黒いマリア像を見るのが目的でした。
フランスホテル・世界遺産の町を代表するサンテミリオン
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ル・グラン インターコンチネンタルホテル ボルドー
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