
大草原に泊まる!モンゴルならではのゲルステイ
モンゴルと聞くと、果てしなく続く大草原や遊牧民の暮らしを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。でも実際に訪れてみると、その魅力は想像以上!
どこまでも続く草原と抜けるような青空、夜には手が届きそうな満天の星空など、都会では味わえない雄大な自然が広がっています。さらに近年は快適なゲルリゾートやおしゃれなカフェも増え、ひとり旅や女子旅にもぴったりの国なのです。
今回は実際にモンゴルを訪れた、羊肉が食べられない酒井と肉なら何でも食べる海保が、絶景の中で過ごすゲルステイや乗馬・ラクダ乗り、遊牧民との交流、おいしいモンゴル料理など、「ぜひ体験してほしい」と感じたおすすめスポットや体験をご紹介します。自然に癒され、非日常を満喫できるモンゴルの魅力を、ぜひ感じてみてください!
| 首都 | ウランバートル |
| 宗教 | チベット仏教、イスラム教 |
| 言語 | モンゴル語 |
| 時差 | 日本との時差は1~2時間。ウランバートルなど大半の地域は日本より1時間遅く、日本が正午のとき、ウランバートルは11時です。 |
| 気候 | 大陸性気候。四季があり夏と冬の気温差が大きい。 ベストシーズンは6~9月 |
最高のロケーションを誇る「ウンドゥルシレット」で大草原を独り占め

壮大な大草原では遮るものは何もない!
ウランバートルから南西に200km、車で約4時間の場所にある、ウンドゥルシレット。かつてモンゴル帝国の首都がおかれていたカラコルムと現在の首都ウランバートルの中間地点に位置しています。ウンドゥルシレットには建物が一切なく、あるのは360度地平線に広がる大草原、そして草原を這うように流れる美しいトゥーラ川。モンゴルに来た!ということを実感できる、絶景のスポットなのです。

大自然の中での乗馬は爽快で気持ちいい!
川のほとりにあるキャンプに泊まれば、大草原の中で乗馬をしたり、遊牧民のゲルを訪問したり、川で魚釣りをしたり、夜には満天の星空を眺めたりするなど、様々なアクティビティが楽しめます。空・大地・川を独り占めできる、異世界の場所へ行ってみませんか?
| 住所 | Kairkhan district, 13horoo,Ulaanbaatar,Mongolia |
| アクセス | 首都ウランバートルから車で約4時間 |
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草原と砂丘が広がるカラコルムの玄関口「ブルド」へ

数多くの遺跡が残るエルデネ・ゾー(寺院
モンゴルには大草原以外にも見どころはたくさんあります。最も有名なのが、モンゴル帝国の旧都カラコルムです。かつての首都であったカラコルムには、仏教大寺院群であるエルデネ・ゾー(をはじめとした多くの遺跡や史跡が残っています。ブルドはカラコルム遺跡へのベースキャンプ地として知られ、草原と小高い山、砂丘が広がり、草原と砂丘のコントラストを堪能できる場所です。

これぞモンゴル!という風景が楽しめるブルド
| 住所 | Burd,Mongolia |
| アクセス | 首都ウランバートルから車で約5時間 |
ウランバートルからブルドへ向かう途中には、見渡す限りの大草原、咲き乱れるお花畑、羊や馬の群れなど写真のシャッターチャンスがいっぱいです。誰もが想像するこれぞモンゴル!といった風景を楽しめるのがブルドの魅力のひとつといえるでしょう。
世界最後の野生馬タヒに出会える!?「ホスタイ国立公園」

馬だけど、ロバのよう?なんとも可愛らしいタヒ
ウランバートルから車でおよそ2時間。日本の屋久島と同じくらいの面積を誇るホスタイ国立公園には、シカやウサギなど約50種類もの哺乳類が生息し、またモンゴルならではの薬草や花など、様々な動植物を観察することができます。中でも注目すべきなのが、野生馬タヒです。一度は絶滅寸前まで追い込まれたものの、ホスタイ国立公園で保護され、現在は約380頭のタヒがのびのびと暮らしています。

運良くタヒの群れに遭遇!ラッキー!
なんだかずんぐりむっくりしていてなんとも可愛らしいタヒ。ただ果てしなく続く広大な敷地の中、タヒを見つけるのはなかなか大変で、出会えるかどうかは運次第です!公園の入り口にはゲルキャンプがあるので、宿泊も可能です。
| 都市 | Tariat valley, Argalant sum, Tuv aimag |
| アクセス | 首都ウランバートルから車で約2時間半 |
| 入場料 | 最新の情報は公式サイトをご確認ください |
| 営業時間 | 最新の情報は公式サイトをご確認ください |
| 公式サイト | http://www.hustai.mn/language/en/ |
乗馬体験か? ラクダ乗りか?

ブルドで乗馬体験!
モンゴルを訪れたら、ぜひ体験したいのが乗馬とラクダ乗り。同じ「動物に乗る」体験でも、その魅力はまったく異なります。広大な草原を歩く乗馬は、馬と呼吸を合わせながら自分で進んでいく楽しさがあり、まるで遊牧民になったような気分に。一方、南ゴビやブルドの砂丘で楽しめるフタコブラクダ乗りは、高い目線からゆったりと絶景を眺められるのが魅力です。草原と砂漠、それぞれの風景にぴったりの乗り物だからこそ、モンゴルならではの自然をより身近に感じることができます。

出番待ちのメンズたち(ホンゴル砂丘)
乗馬は初心者向けのコースも多く、現地スタッフが手綱の持ち方や乗り方を丁寧に教えてくれるので安心。馬のリズムに合わせて草原を進み、風を切って走る爽快感は格別です。一方、ラクダは乗り降りの際に後ろ脚、前脚の順に立ち上がるため、最初は思わず声が出るほど大きく揺れるのも楽しい体験。歩き始めると独特のゆらゆらとした揺れに身を任せ、どこまでも続く砂丘を眺めながら、まるでシルクロードを旅しているような気分を味わえます。
アクティブに自然を楽しむなら乗馬、雄大な景色をゆったり満喫するならラクダ乗り。どちらもモンゴルらしさを存分に感じられる人気アクティビティ!訪れるエリアに合わせて、ぜひ両方体験してみてください。
「HSハーンリゾート」で優雅なゲルライフを楽しもう♪

ゲルの中は広さ120平方メートルの極上空間!う~ん、快適!
ウランバートルから車で約1時間、壮大な大草原に佇むラグジュアリーリゾート、それがHSハーンリゾートです。外観はゲルの形をしていますが、中に入ると120平方メートルにおよぶ開放感あふれる空間が広がります。

部屋の中央にはお風呂。ゲル内はジャズが流れ優雅な空間。
客室ゲルはすべてエグゼクティブスイートとなっており、部屋にいながらにして地平線の彼方を一望できる大きな窓や、独立したバス・トイレ、ウォークインクローゼットにバーカウンターなど、贅沢で充実した設備が整っています。またレストランでは日本人シェフが腕を振るう料理が楽しめ、食事だけでも訪れる人がいるほど定評があります。静寂と大自然に囲まれたリゾートで、極上の非日常体験をお楽しみください。
| 都市 | ウランバートル |
| 住所 | Khui Doloon Hudag, Argalant Sum, Tuv Aimag, Ulaanbaatar, Mongolia |
| アクセス | 首都ウランバートルから車で約1時間 |
遊牧文化を体験できる「モンゴルノマディックショー」

好きな動物に乗って遊牧民のお家まで向かいます
ウランバートル市内から車で約1時間30分のアル・ドラーン村にある「モンゴルノマディックキャンプ」。このキャンプは遊牧生活を再現したモンゴルノマディックショーを鑑賞できるエンターテイメント施設としても人気があります。このショーでは、昔ながらの遊牧民の暮らしを、体験しながら楽しむことができます。

手作り乳製品のお菓子は購入可能です
モンゴルの伝統衣装に身を包んだ現地の方が、馬やラクダ、ヤクに乗ってお出迎え。そして好きな動物に乗って彼らのゲルに向かいます。家畜から採れる乳製品の作り方の紹介や、馬頭琴やホーミーの演奏、ヤク・ラクダ・牛車などの家畜を使った遊牧民の移動風景が見学できます。ショーは通常、10時~12時と14時~16時の1日2回開催されています。開催期間は事前に公式サイトでご確認ください。
| 住所 | W63Q+7VR, Argalant, Mongolia |
| アクセス | 首都ウランバートルから車で約1時間半 |
| 営業時間、ショー開催時間 | 公式サイトでご確認ください |
| 公式サイト | https://www.mongolnomadic.com/ |
遊牧民のゲルを訪問

馬の品評会で獲得したメダルがたくさん!
モンゴルを旅する醍醐味のひとつが、遊牧民のゲルを訪ね、その暮らしに触れることです。季節ごとに家畜とともに移動し、自然と共生しながら生活する遊牧文化は、何百年もの間受け継がれてきました。ゲルの中にはテレビ等の電化製品やお母さんの鏡台、色鮮やかな家具や伝統的な調度品が並び、コンパクトながら機能的な空間に驚くことでしょう。
訪問先では、スーテーツァイやアーロールをご馳走になることも。また、夏の時期には搾りたての馬乳を発酵させた伝統酒アイラグ(馬乳酒)を味わえることもあります。そして何より印象的だったのは、まだ10歳前後の少年が大人さながらに馬を操り、家畜の世話をする姿。たくましすぎる!遊牧の暮らしが、世代を超えて着実に受け継がれていることを実感します。

ホルホグは皆でいただきます
運が良ければ、羊を解体し、モンゴルの伝統料理「ホルホグ」を作る様子に立ち会えることもあります。遊牧民にとって家畜は生活を支える大切な存在であり、その命に感謝し、余すことなくいただくことを何より大切にしています。ホルホグは、屠畜したばかりの新鮮な羊肉を、水と塩だけで蒸し焼きにする豪快な料理。素材そのものの旨みを引き出す調理法で、驚くほど臭みがなく、鮮度が命といわれる内臓までおいしく味わえます。ただ料理を楽しむだけではなく、「命をいただく」という遊牧民の文化や価値観に触れられることこそ、ウランバートルの観光だけでは決して味わえない、忘れられない時間となるでしょう。
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品揃え抜群の老舗デパート「ノミンデパート」でお土産さがし

人気のフェルトスリッパはデザインも色合いも可愛い
ウランバートル中心部にある老舗の大型百貨店、ノミンデパートには、食料品から衣料品、お土産まで幅広い商品がそろっています。デパート部分は2階から7階まであり、食料品から家具まで一通りのものがずらりと売られています。
6階にはお土産物コーナーがあり、フェルト製品や民族衣装、革製品など品揃えはバツグンです。市場で買うよりはやや値段は張るものの品質は悪くないので、長く使えるものを買うならノミンデパートをおすすめします。

細かい刺繍が可愛い雑貨
1階にはスーパーマーケットがあるので、雑貨を買って、食料品は1階で買って・・・と、このデパートだけでお買い物が済ませられるので便利です。レジ袋はないのでエコバッグ等を持参すると良いでしょう。日本円が両替できる銀行もあるので、安心してお買い物を楽しめます。
| 住所 | Chingeltei District, Enkhtaivny Avenue, 3rd Khoroo, UID LLC Building, Ulaanbaatar, Mongolia |
| アクセス | ウランバートル市内 スフバートル広場から徒歩数分 |
| 営業時間 | 最新の情報は公式サイトをご確認ください |
| 公式サイト | https://www.nomin.co/en-mn/locations/ulsiin-ikh-delguur |
見どころ盛りだくさんのモンゴルの首都「ウランバートル」

スフバートル広場にはチンギス・ハーン像も建てられている
モンゴルの首都ウランバートルは、果てしなく広がる大草原!といったモンゴルのイメージとは異なり、市内は高層ビルが建ち並ぶ近代的な街並みです。見どころはまず、市民の憩いの場として知られるスフバートル広場からはじまります。モンゴル革命の指導者の1人であるスフバートルの騎馬像が建てられ、とにかく広いこの広場では、天気の良い日は子どもやお年寄りが集います。

頂上にはモニュメントが建てられているザイサンの丘
3kmほど南に行くとザイサンの丘があり、階段を上った先からは首都ウランバートルの街並みを一望できます。ほかにも、モンゴル最後の君主で、第8代ジェプツンダンバ・ホトクトでもあったボグド・ハーン8世の旧冬宮殿を利用したボグド・ハーン宮殿博物館や、チベット仏教寺院のガンダン寺、モンゴル国立博物館など、見どころは尽きません。
| 住所 | VWM8+J5C, Ulaanbaatar, Mongolia |
| アクセス | 市内中心部から徒歩約30分 |
羊料理ばかり? モンゴル料理の味は?
どこで食べてもハズレのないボーズ
「モンゴル料理は羊肉ばかりで、日本人の口に合うの?」と思われる方も多いかもしれません。確かに羊肉は食文化の中心ですが、牛肉や馬肉もよく食べられ、味付けは塩を基本としたシンプルなものがほとんど。遊牧民の暮らしから生まれた料理は、限られた食材を一つの鍋で煮たり蒸したりして作るため、素材本来の旨みを存分に味わえます。モンゴルでは古くから肉料理を「赤い食べ物」、乳製品を「白い食べ物」と呼び、季節に合わせて食べ分けてきた歴史もあり、モンゴルの食を通して遊牧文化の知恵を感じることができます。

定番のスーテーツァイとツォイワン
ぜひ味わってほしいのは、肉汁たっぷりの蒸し餃子「ボーズ」、サクッと揚がった「ホーショール」、モンゴル風焼きうどんの「ツォイワン」、具だくさんの麺スープ「ゴリルタイシュル」などの定番料理。どれも見た目以上にやさしい味わいで、日本人にも親しみやすい一品です。遊牧民のゲルでは、手作りの料理に加え、スーテーツァイ(モンゴル式ミルクティー)やアーロールなどの乳製品をいただく機会もあります。
レストランで味わう料理もおいしいですが、遊牧民の家庭で囲む食卓には、その土地、その家庭ならではの温かさと素朴なおいしさがあり、モンゴルの旅をより印象深いものにしてくれるでしょう。

まとめ

「純粋」を絵に描いたような遊牧民の子どもたち
モンゴルを旅して一番心に残ったのは、壮大な自然は言うまでもなく、何より私を引きつけたのはモンゴルの人々でした。厳しい自然の中で生きるからこその逞しさと力強さ、それでいて素朴で優しい人柄。遊牧民の方々は初対面では少しシャイな印象ですが、はにかみながらもとても温かく迎えてくれます。そして、「純粋」を絵に描いたような子どもたちの屈託のない笑顔は、本当に胸キュンもの(ハート)モンゴルは雄大な景色だけでなく、人との出会いが忘れられない、そんな国でした。

差し入れのホルホグをポテチのように食らう遊牧民ファミリー
夜になれば、みんなで食卓を囲み、お酒を酌み交わしながら歌い、笑い合う――そんな時間もモンゴルらしい魅力のひとつ。お酒が大好きで、スキンシップ多め、とにかく明るく情熱的な人が多く、私は密かに自分が大好きな南米に共通するラテンの魅力を感じたのです。さらに驚いたのは、モンゴルの平均年齢は約26~27歳と、なんと日本より20歳以上も若いこと。街にも草原にも若者の活気があふれ、国全体に勢いを感じます。この若いエネルギーを目の当たりにすると、かつてモンゴル帝国がユーラシア大陸を席巻したように、100年後、200年後の世界はどう変わっているのだろうと、歴史の大きなうねりの中にいるような気持ちになりました。これからのモンゴルがどんな変化を遂げていくのか、本当に楽しみです。
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