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マダガスカル旅行・観光スポット バオバブ・アドベンチャー秘境を目指せ!(ツアーも紹介)

目次

バオバブがおしゃべりしているみたい・・・<アンダバドアカのバオバブフォレストにて><アンダバドアカ>

バオバブがおしゃべりしているみたい・・・<アンダバドアカのバオバブフォレストにて>

アフリカ南東のインド洋に浮かぶ島国マダガスカル。
ここでしか見られない動物や植物に出会える不思議な島。ここは世界で4番目に大きな島であり、日本の1.6倍の大きさがあります。島中の雄大な自然が織り成す絶景は旅人を魅了してやみません。

中でもバオバブを見に行くことはマダガスカルでは外せない目的。モロンダバでは背が高くてスッとした形の、思い描いていた通り美しいバオバブに出会えます。

でも、もっと面白い形のバオバブを探しに秘境へ足を延ばしてみることを、今回ファイブスタークラブは提案します。太っちょのバオバブやバオバブ同士が絡み合った愛し合うバオバブ、お腹が出っ張った妊婦のバオバブ、木の幹に刺青のような柄が入ったタトゥーバオバブなどなど、見て回るだけでそのユニークさに感動できるはずです。それこそバオバブ・アドベンチャーの旅!

そして忘れてはならないキツネザルの存在もマダガスカル旅行の楽しみです。
マダガスカル固有種の動物たちに出会うためサファリに出かけることもお忘れなく。

フランスの植民地だったこともあり、予想以上に食事も美味しいことも魅力の一つ。

まだまだ日本人にとっての旅先としてはマイナーな国マダガスカル。知られざる世界かもしれません。

今回は世界205の国と地域を旅した井原三津子がマダガスカルの秘境のバオバブを求めて最近訪問した、まさにバオバブ・アドベンチャーのエピソードも盛りだくさんにお届けします。加えて全土の知られざる魅力を井原三津子の他、チームスタッフ山本みなも一緒にご紹介いたします。

マダガスカルの基本情報
首都 アンタナナリボ
面積 58万7041㎢(日本の約1.6倍)
宗教 伝統宗教、キリスト教
言語 マダガスカル語、フランス語
通貨 マダガスカル・アリアリ(MGA)
気候 地域により気候は様々で、東部は雨量が多く森が広がり、西部は乾燥して特異な植物が見られるのが特徴。

定番のバオバブはここ!モロンダバ(ムルンダヴァ)のバオバブの並木道

『星の王子様』で知られる不思議な姿の木、バオバブの並木道<モロンダバ><モロンダバ>

『星の王子様』で知られる不思議な姿の木、バオバブの並木道<モロンダバ>

はるばるマダガスカルまで来たからには、この景色を見ずには帰れません。それがモロンダバにあるバオバブの並木道です。並木道といっても人が植えたわけではなく、自生している樹木で樹齢は100年以上。道はあとから人間がつくったものです。天に向かって手をのばしたような形がとっても特徴的。これほどバオバブが立ち並ぶ風景は世界広しと言えども、 ここマダガスカルだけです。夕暮れどき、バオバブの木々のシルエットの向こうに真っ赤な夕陽が沈む幻想的な風景に、ただただ感動します。朝日が昇る夜明けの時間帯だと他に観光客が誰もいなくておススメです。青空の元、下から見上げるバオバブの姿は圧巻です。

バオバブの並木道<モロンダバ>

バオバブの並木道<モロンダバ>

バオバブ<モロンダバ>

バオバブ<モロンダバ>

バオバブ並木道の夕陽<モロンダバ>

バオバブ並木道の夕陽<モロンダバ>

モロンダバのある西海岸一体は、美しい海と真っ白なビーチが広がっていて、リゾート気分も味わえます。ここには漁業を営むヴェズ族が住んでおり、カラフルなピローグと呼ばれる丸木舟に乗って漁をする人々の姿を見かけることもあります。地元の人懐っこい子供たちとのふれあいも、この地を訪れる魅力のひとつです。

バオバブの並木道
アクセス アンタナナリボからモロンダバまでは、国内線で約60分。
モロンダバの中心部からバオバブの並木道までは、車で約30分。
備考 事前に旅行会社で車を手配しておくか、宿泊先のツアーを利用するのがおすすめ。雨季は、4WDの利用が必須。

マダガスカルのおすすめツアー


<日本語ガイド+専用車>マダガスカル周遊ハイライト☆バオバブ並木道・キリンディ森林保護区・レミュールパーク☆絶景のバオバブの並木道は朝も夕景も 2回観光付き
日本語ガイド+専用車でご案内。マダガスカル周遊ハイライトの旅☆絶景のバオバブの並木道は夕景だけでなく、観光客の少ない朝の時間帯も観光。時間帯を変えて2回観光します。☆バオバブ並木道以外にもいろいろなバオバブを観光。モロンダバではツイストバオバブも。またキリンディでは聖なるバオバブも観光



【国内線往復フライト利用+専用車でご案内】☆マダガスカル周遊 絶景のバオバブ・キツネザル・世界遺産☆バオバブ並木道・キリンディ森林保護区・レミュールパーク
往復国内線利用+専用車でご案内。マダガスカル周遊の旅☆国内線のスケジュールが不安定のため、余裕のある日程でツアーを考えています。☆絶景のバオバブの並木道は夕景2回。天気が悪くて夕陽が見られないというリスクが軽減されます。また観光客の少ない朝の時間帯も観光。時間帯を変えて3回観光します



【成田夜発 エチオピア航空利用】☆バオバブ並木道・キリンディ森林保護区・ペリネ特別保護区をめぐる!マダガスカル満喫8日間
はじめてのマダガスカル旅行や学生さんの卒業旅行にピッタリ!人気の2大観光地「モロンダバ」と「ペリネ」をめぐります☆モロンダバでは、バオバブ並木道とツイストバオバブ観光のほか、希少動物が棲息するキリンディ森林保護区を訪問☆ペリネでは、マダガスカル最大の原猿類インドリの遭遇率が特に高い公園を選んでご案内します
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秘境バオバブを求めてバオバブアドベンチャーに出発  まずはマンジャの安宿に1泊

マダガスカルの風景<マンジャ>

マダガスカルの風景<マンジャ>

マダガスカルの人々<マンジャ>

マダガスカルの人々<マンジャ>

モロンダバを朝9時半に出発。英語ガイドさんが言いました。「さあ、いよいよアドベンチャーの始まりです!」悪路のロングドライブで道中1泊するマンジャへ向かいます。ところどころに村があったり牛の群れがいたり、全部で30ほどもあった大小さまざまな川を4WDで渡ったり。車が水に浸かってしまわないか冷や冷やしました。

動物のいないサバンナのような、何もなくのどかな道を走ります。のどかと言っても道はひどくて、穴ぼこの悪路をひた走るのはまるで修行僧のような1日でした。長年を経ても政府は道を治しません。お陰でタイヤがパンクしたり、エンジンがヒートアップしたりトラブルも日常茶飯事です。そうこうしながらなんとか夕方5時半にはマンジャに到着。

カントホテル<マンジャ>

カントホテル<マンジャ>

カントホテル<マンジャ>

<WIFIなし、水なし、電気なし…ないない尽くしのアドベンチャーホテル>

カントホテル<マンジャ>

カントホテル<マンジャ>

それがこのマンジャにある「KANTO HOTEL」。噂には聞いていたけれど。ホテルの中でもいい部屋と言われた30号室はこぎれいな方でしたが、バスルームの窓はガラスが割れて外から虫が入ってきます。スタッフを探して布を張ってもらいました。シャワーを浴びている途中で断水。お湯が出ないどころではありません。

夜中には突然の停電も。日本から持参したイモトのWIFIもマダガスカルの辺境では全く役に立ちません。水と電気はホテルのオーナーが節約のために制限しているとしか思えません。部屋だけ電気がつかなくてレストランではついていたのだから。持参したミニ懐中電灯がとっても役に立ちました。マイタオルも、箱ごと持参したティッシュペーパーもリンスインシャンプーも蚊取り線香も、ここに泊まるなら持参必須でした。隣町で購入した殺虫スプレーもお役立ちグッズとなりました・・・。

レストランでのディナータイム。安宿でも驚くことにTHB33という好みの瓶ビールは冷え冷えのがあって最高!食事はどれもが冷めていて、バシバシに固いグリルチキンやフレンチフライ、野菜炒め。ここまでは安宿らしいもの。

ところがデザートが出て来て私は驚愕したのです。バナナフランベ登場!なんと目の前でブランデーをかけて火をつけてボー!っとすごい演出。ここだけ高級感を出していたのが不可思議です。バナナフランベはマダガスカルでちょっと流行っていたようです。他のホテルでもやってました。

カントホテル<マンジャ>

カントホテル<マンジャ>

でもデザートと一緒にカフェを頼むと「夜はない。カフェや紅茶は朝しかない」だとか。・・・突っ込みどころ満載のホテルなので、話のタネにはなるホテルでした。

マダガスカルの子供たち<マンジャ>

マダガスカルの子供たち<マンジャ>

秘境バオバブを目指してアンドンビリーへ 道中「人力フェリー」も体験!

まさにアドベンチャーホテルを早朝6時半にチェックアウトして、いよいよバオバブアドベンチャー目指してロングドライブ。でも道が悪いせいでまたもやタイヤはパンク。修理に時間を要します。

また道中深い川を渡るためにフェリーに乗ります。フェリーと言ってもそれはなんと10人位の男の人が川に飛び込んでロープを引っ張って筏を対岸まで動かす「人力フェリー」だったのです。横を牛たちもすいすいと上手に泳いでいます。このユニークな風景を私は一生忘れないでしょう。

船はモーターではなく人力で引っぱる<マンジャ>

船はモーターではなく人力で引っぱる<マンジャ>

牛の川渡り<マンジャ>

牛の川渡り<マンジャ>

アンドンビリーでユニークなバオバブを見て、モロンベの町にも寄って、最後目的地のアンダバドアカのホテルに到着したのは18:30。なんと12時間のハードな行程でした。道中私たちの心を癒してくれた存在は地元の子供たちとの触れ合いです。

町でボンボン(キャンディー)をたくさん購入して行くと、ボンボン欲しさに子供が集まってきます。子供たちのいい写真が撮れるのでボンボン作戦はお薦めです。ボンボンを渡す前に写真を撮ることが条件とガイドさんが話します。すると皆がちゃんとポーズを取ってくれました。

マダガスカルの子供<マンジャ>

マダガスカルの子供<マンジャ>

マダガスカルの人力車ブスブス<マンジャ>

マダガスカルの人力車ブスブス<マンジャ>

マダガスカルの人力車ブスブス<マンジャ>

マダガスカルの人力車ブスブス<マンジャ>

アンドンビリーでまず見るべきなのが最大級のバオバブとして知られ、長老的存在の「聖なるバオバブ」チタカカンサ。村人に崇められ、写真を撮る前にラム酒やたばこを村長さんに渡してバオバブにお供えして、拝んでから見学する決まりです。いかつい、という言葉がぴったりの迫力、霊験あらたかな老木に誰もが魅了されるはず。村の子供たちが集まって来るので触れ合いもまた楽しみです。一緒にたくさん写真を撮りました。安いボンボンでもこれほど喜んでくれると、持参した甲斐がありました。足りなくなるとまた駄菓子屋で購入します。

妊婦のバオバブ<アンドンビリー>

妊婦のバオバブ<アンドンビリー>

次に向かったのはお腹の部分が丸く太っている「妊婦のバオバブ」。これも有名な存在です。太くて中が空洞になって家になっているユニークなバオバブ「ハウスバオバブ」も見る価値あり。窓が付いているので、中に入って窓から顔を出して写真を撮るのが面白いショットとなります。こうした秘境のバオバブはどれもがユニークで必見です。
マダガスカルでは南の方へ行くと太っちょのバオバブが多いのも特徴のようです。

ハウスオブバオバブ<アンドンビリー>

ハウスオブバオバブ<アンドンビリー>

ハウスバオバブは中に入れる

ハウスバオバブは中に入れる

マダガスカルのおすすめツアー


<知られざる絶景とバオバブ群生を訪ねて>☆秘境のバオバブ・マダガスカル4WDアドベンチャー☆インドの楽園 エメラルドグリーンの海 サラリーに2連泊
白砂の絶景ビーチに感動!巨大樽型バオバブの森散策と隠れ家的ビーチリゾート「アンダバドアカとサラリー」を満喫する、斬新な秘境マダガスカルの旅です。☆サラリー&アンダバドアカの空の玄関口チュレアールを起点に、お化けバオバブの樹が群生する西海岸ルートを四輪駆動車で走ります



定番のバオバブから秘境のバオバブまで☆ダイナミック・バオバブ4WDアドベンチャー☆マダガスカルを知り尽くす 究極のバオバブツアー
西海岸ルートを縦断して、定番のバオバブ並木道から秘境の巨大樽型バオバブの森まで、マダガスカルのバオバブを知り尽くす!バオバブ満喫コースです。☆モロンダバを出発地点に、マンジャそしてアンダバドアカまで、種類の異なる珍しいバオバブの樹が群生する西海岸ルートを四輪駆動車で縦断するダイナミックな行程で進みます



マダガスカルの絶景バオバブ街道☆定番のバオバブ並木道から秘境の巨大樽型バオバブの森まで☆バオバブ4WDアドベンチャー☆インド洋の自然派リゾート・サラリーにも2連泊
定番のバオバブ並木道から秘境のモロンベ周辺の巨大樽型バオバブの森まで、西海岸を縦断しながら、マダガスカルの様々なバオバブに出会い、終盤はインド洋の隠れ家的ビーチリゾート・サラリーに宿泊するコースです

アンダバドアカの自然派リゾート 素敵なオロベロッジ

海を見下ろす絶景も

海を見下ろす絶景も

モロンベの南30㎞に位置するアンダバドアカ。周辺にユニークな形のバオバブが群生しているバオバブフォーレストもある海辺の町。ここまでたどり着くのに修行僧のようなハードな時間をこれでもかというほど過ごし、やっと味わえる至福の時。そこにこんな素敵なホテルがあったとは!!
ホテルの看板が見えてからエントランスまでの道がやたら長い・・・。ここで「もしや?!」という私の勘が当たりました。「オロベロッジ」がかなり素敵な高級ホテルであることを。

シンプルながら居心地の良いお部屋

シンプルながら居心地の良いお部屋

バスルームもゆったりセンスもいい

バスルームもゆったりセンスもいい

親切なスタッフたち

親切なスタッフたち

開放的なロビーラウンジに入ると数人のスタッフがお出迎え。おしぼりやジュースが用意されています。スタッフは皆さんニコニコと愛想良くて感じがいいのです。
オーナーはオーストラリア人で、奥様がマダガスカル人です。マネージャーの女性もしっかりしていてレベルの高いホテルだと感じました。
海に面した自然派ホテル「オロベロッジ」はビーチもプールもあって部屋のインテリアも洗練されています。

でも設備面で普通のホテルと違う点も。自然派ホテルでソーラーパネル発電のため部屋で電化製品が使えず、テレビもドライヤーも冷蔵庫も湯沸かしポットもなく、電話がないので代わりに無線機を使ったり、とってもユニーク。海を眺めてのんびり過ごしてほしいというコンセプトから、室内ではwifiが繋がりません。

ないない尽くしのホテルなのに、それが逆に居心地がよく癒されるのは思えば不思議な話。私自身が原点復帰のような、昔ながらの不便さを楽しんでいるのかもしれません。

ムードたっぷりのバーも

ムードたっぷりのバーも

<オロベロッジの食事の美味しさに感激!>

オロベロッジ<アンダバドアカ>

オロベロッジ<アンダバドアカ>

オロベロッジ<アンダバドアカ>

オロベロッジ<アンダバドアカ>

ホテルのディナーは前菜とメインをチョイスできるスタイルで、黒板に手書きのメニューが書かれています。そのやり方は他のホテルでも見かけました。マダガスカルで流行っているようです。
前菜でチョイスした野菜のポタージュスープクルトン入り、これには驚きました。こんな辺境の田舎にこの味を出せるシェフがいるなんて!

他にも新鮮な魚のブロシェットや付けわせのポテトグラタン、海老のスパゲッティなど、洗練されたいい味の料理がいろいろ出たのです。もちろんデザートも抜かりなく美味しい品々でした。

アンダバドアカ郊外バオバブフォーレスト 圧巻の風景

樹齢1000年近いものもある圧巻のバオバブがズラリ

樹齢1000年近いものもある圧巻のバオバブがズラリ

アンダバドアカ郊外、車で30分ほどにあるバオバブフォーレスト。荒野の中に群生しているバオバブの森は、どれもが独特のユニークな形。ビア樽みたいなものや枝を張り巡らして広がっている姿がとっても躍動的で、バオバブ同士がおしゃべりしているみたいに私には見えました。どれを見ても飽きることがありません。
木の皮にカラフルな模様が付いたタトゥーバオバブとかもあります。蛇の皮みたいなのでスネークバオバブとも呼ばれています。自然にこんな模様が付くのも不思議な現象です。

村の神聖なバオバブ<アンダバドアカ>

村の神聖なバオバブ<アンダバドアカ>

観光客の姿もなく、集まってくる子供たちの姿もなく、静寂の中でバオバブの森の風景を堪能する時間は貴重な体験となりました。スマートな背の高いバオバブがスッと立ち並ぶモロンダバの並木道とは全く違って、ワイルドで荒々しいここのバオバブ。わざわざたどり着いたからこそ味わえる圧巻の風景にほかなりません。

バオバブフォレスト<アンダバドアカ>

バオバブフォレスト<アンダバドアカ>

ガイドさんとドライバーさんと一緒に

ガイドさんとドライバーさんと一緒に

左のタトゥーバオバブは自然にできた模様。ちょっと気持ち悪い

左のタトゥーバオバブは自然にできた模様。ちょっと気持ち悪い

やっと行き着いた秘境の海はまさに楽園|

やっと行き着いた秘境の海はまさに楽園|

マダガスカル秘境の海の隠れ家リゾート サラリーベイホテル

モロンベとチュレアールの間くらいに位置するサラリーベイ。バオバブ街道の悪路を走り抜いてたどり着く、まさに秘境と呼べる美しい楽園リゾートです。
し白砂ビーチとエメラルドグリーンの透明な海はわざわざやって来た私たちを癒してくれる美しさに溢れています。

茅葺屋根のナチュラルなコテージは豪華さなどとは無縁で、とってもカジュアル。エアコンはなく上の方は窓もなくオープンなつくり。風が吹き抜けて心地よいものです。でも夜には虫が入り放題??虫が苦手な私はホテルスタッフに恐る恐る訊くと、乾季には虫もほとんど入ってこないですとのこと。ホントかなあと半信半疑でしたが、実際虫は全く入ってこなかったので、逆にびっくり。ベッドに蚊帳も付いていたので問題なし。

サラリーベイホテル<サラリー>

部屋のバルコニー 上部は完全にオープン状態!

部屋のバルコニー 上部は完全にオープン状態!

広い室内はシンプル

広い室内はシンプル

バスルームも清潔で虫が入ってこなかった!

バスルームも清潔で虫が入ってこなかった!

話を聞くと自然保護や環境保全に力を入れて来て2014年に受賞もしているロッジでした。ソーラー電力利用につき、部屋でヘアドライヤーなどの電化製品の使用が禁止。でもシャワーのお湯は出るし、停電にもならないので、何もないシンプルなホテルながら不自由は感じないレベルでした。

サラリーベイホテル<サラリー>

フレンドリーなスタッフが多い

フレンドリーなスタッフが多い

優しかったオーナーのフランス人マダム

優しかったオーナーのフランス人マダム

フランス人経営のホテルで、ご年配のフランス人マダムが明るくて優しくゲストをもてなしてくれました。彼女の存在は大きいものです。

ホテルの近くにクリニックを作ったり学校を運営したり、地元に貢献しています。エコツーリズムのパイオニアとしてサスティナブルな旅を応援しているそうです。
サラリーベイホテルの食事は、マダガスカルの南西海岸の豊かなシーフードを生かした料理です。アジ、ハタ、マグロ、タコ、イカ、そしてロブスター。ロッジのシェフが新鮮な魚介類を仕入れることで地元の漁師たちも安定した収入を得られると言います。

ロブスターが採れた日には、メインディッシュにはロブスターがどーん!と出されてゴキゲンです。どれもがレベルの高い料理ですが、メインディッシュの選択が中華風チキンのWOK炒め物かロブスターと言われたら、誰もがロブスターを選びたくなりますよね。私もそうでした。小ぶりながら2匹のロブスターと白身魚、ポテトが一皿に盛り合わせられた豪華なディナーでした。

メインディッシュで選んだロブスターの1品

メインディッシュで選んだロブスターの1品

別の日のメインは魚のブロシェット。どれもが新鮮

別の日のメインは魚のブロシェット。どれもが新鮮

サラリーのビーチ<サラリー>

サラリーのビーチ<サラリー>

サラリーの海<サラリー>

サラリーの海<サラリー>

<サラリーベイ インド洋でクルージングを楽しむ>
サラリーベイホテルの前からクルーザーをチャーターして2時間のクルーズを楽しみました。キャプテンとアシスタント付き。

島の沖合を南に向かって走ります。SALALY SUD と呼ばれる南のエリアへ。スノーケリングポイントでもストップしてくれます。地元の村が見えてくると村の子供たちが皆手を振ってくれるのもまた嬉しいところです。
海の色も美しいターコイズブルー。この海をずっとアフリカ大陸へ向かえばそこはモザンビークです。以前モザンビークで新鮮な車エビのグリルを山ほど食べたことを思いだしました。同じインド洋の海でつながっているから、あちらは車エビ、こちらはロブスター。どちらもとびきり新鮮でした。

チャーターしたクルーザー

チャーターしたクルーザー

クルージングを楽しめます

クルージングを楽しめます

クルーズ中漁師さんにも出会う

クルーズ中漁師さんにも出会う

<サラリーベイホテルのスパ体験>
設備は田舎っぽいけれど、マッサージの技術はしっかりしていました。感じの良いセラピストの女性で、結構おしゃべりも楽しめました。設備が古いので、枕にうつ伏せでよくある口のところに穴が開いてないので少し息苦しかったのが難点。でも45分25ユーロのフルボディマッサージは格安。それも少しサービスで長めにやってくれました。

くつろげるホテル

くつろげるホテル

チュレアール(トレアラ)で行きたいコキアージュマーケットとレニアラ保護区

コキアージュマーケットでは面白いお土産が見つかります

コキアージュマーケットでは面白いお土産が見つかります

チュレアールの街に入った途端、イモトのWIFIが動き出した!秘境で6日間全く使えなかったのに、さすがは大都会チュレアール(笑)

町中の土産物店の露店「コキアージュマーケット」へ。コキアージュはフランス語で貝殻のこと。もともと貝殻を売っていたのでそう呼ばれていますが、今では素朴な土産物を並べて売っています。田舎っぽいマーケットで、センスはあまりよくないけれど、木のバオバブやパレオの布、アクセサリー入れやバッグ、カラフルな鍋敷きなどいろいろ売っています。鍋敷きを5枚20,000アリアリ(約5ドル)で買うと、小さなカラフルな籐製のカメレオンの置物を付けてくれました。意外と可愛くて、今も会社のデスクの愛し合うバオバブの横に置いています。

レニアラ保護区のユニークなバオバブ

レニアラ保護区のユニークなバオバブ

レニアラ保護区に足を延ばしました。TEA POT と呼ばれる面白い楕円形の筒状バオバブがありました。なんと1200年ものだそう。幹の途中で切ったらそこから際の騎馬のような枝が伸びてきたのでRHINO(サイ)と呼ばれています。白くて曲線が象の鼻みたいなELEPHANTというのもありました。FONYという名の細めの筒状バオバブはここにしかない珍しいものだとか。バオバブに興味がある人には楽しい場所でしょう。でもキツネザルは檻に入れられているのでイマイチ。カメレオンやトカゲ、鳥や蛇はいるけれど・・・・

レニアラ保護区<チュレアール>

レニアラ保護区<チュレアール>

チュレアールの街にある「シーラカンスミュージアム」は1995年にマダガスカルで最初に発見されたシーラカンスの剥製が飾られています。シーラカンスにロマンを感じる人なら見逃せません。

海洋博物館のシーラカンスのはく製<チュレアール>

海洋博物館のシーラカンスのはく製<チュレアール>

帆掛け船が漂う美しい海がある大きな町 モロンベ

2度目のタイヤパンクの修理のために大きな町モロンベに立ち寄しました。待っている間に訪れたツーリスト向けのホテルHOTEL RESTAURANT LE PALE TUVIER BORD DE MER。田舎町の道路に面して建っているホテルだけれど、海側の扉を開けてびっくり!そこには美しい海が広がっていて、帆掛け船もたくさん漂っています。屋外テラスで冷えたコーラと水を頼んで(12,000アリアリ)ひと休み。素朴な田舎町だけれどこうしたホテルがいくつもビーチに面して並んでいます。

モロンベの子供たち

モロンベの子供たち

モロンベの海岸で

モロンベの海岸で

ホテルLE PALETUVIER BORD DE MER<モロンベ>

ホテルLE PALETUVIER BORD DE MER<モロンベ>

ペリネ特別保護区/モラマンガ

鳴き声が不思議な ボフィスフロッグ

ペリネ特別保護区は、首都のアンタナナリボから車で3時間。ここでは世界最大の原猿類であるインドリをはじめ、マダガスカル固有の爬虫類や植物、昆虫などを見ることができます。ナイトウォーキングサファリでは、とても小さいカエルのツリーフロッグなど夜行性の動物や昆虫も見ることができるので、ぜひ1泊してナイトウォーキングを楽しみたいところです。

歌を歌うような鳴き声が特徴的なインドリ

ペリネ特別保護区には、絶滅危惧種のインドリが自然のままで生息しています。ローカルガイドと一緒に動物たちが暮らす森の中に踏み入ると、響き渡る動物たちの鳴き声が聞こえてきます。ここではインドリまであと2、3メートルほどの距離まで近づくことができるのです。現地の人々はインドリを先祖の化身として考え、狩りをすることもしなかったそう。「神の遣い」とでも呼びたくなる、そんな雰囲気を漂わせるインドリに出会うことができれば、きっと良いことが起こるはずです。

ペリネ特別保護区
名称 Reserve Speciale de Perinet
アクセス アンタナナリボから車で約3時間
備考 ベストシーズンは、乾季の5月~9月頃。

マダガスカルのおすすめツアー


<日本語ガイド+専用車>マダガスカル周遊スペシャル☆ペリネ保護区を満喫!インドリが暮らす森&バコナ私営保護区☆インドリやキツネザルに出会う旅
専用車、日本語ガイドのマダガスカルツアー☆ペリネでは、マダガスカル最大の原猿類インドリの遭遇率が特に高い保護区を選んでご案内します。☆キツネザルとの触れ合いが楽しめる人気のバコナ保護区観光☆色鮮やかな各種カメレオンが観察できるカメレオンパークなども訪問☆ホテルのアレンジもOK!



カタール航空利用アフリカ&インド洋の国2国周遊 マダガスカル&セイシェル ペリネ保護区を満喫!インドリが暮らす森&バコナ私営保護区 インドの楽園セイシェルにも2泊滞在
5つ星エアライン・カタール航空利用☆アフリカ&インド洋の国2国周遊 マダガスカル&セイシェル☆ペリネでは、マダガスカル最大の原猿類インドリの遭遇率が特に高い保護区を選んでご案内します。☆キツネザルとの触れ合いが楽しめる人気のバコナ保護区観光☆色鮮やかな各種カメレオンが観察できるカメレオンパークなども訪問



【国内線往復フライト利用+専用車でご案内】☆マダガスカル満喫大周遊 絶景のバイバブはじっくり観光☆バオバブ並木道・キリンディ森林保護区・ペリネ特別保護区
往復国内線利用+専用車でご案内。マダガスカル満喫の周遊の旅☆絶景のバオバブの並木道は夕景2回。天気が悪くて夕陽が見られないというリスクが軽減されます。また観光客の少ない朝の時間帯も観光。時間帯を変えて3回観光します。☆バオバブ並木道以外にもいろいろなバオバブを観光。モロンダバではツイストバオバブも

キリンディー森林保護区

ベローシファカも触れられるほど近くで見ることができる。

野生動物を身近で見たいならキリンディー森林保護区がおすすめです。キリンディー森林保護区の森の木は背が低いので、木の上にいる原猿たちをとても近くで見られます。ここには8種類のキツネザル、鳥類やカメレオンなどが生息しています。

体長はなんと11~15cm。世界最小の霊長類のネズミキツネザル。

モロンダバから片道2時間半ほどと、日帰りも可能ですが、夜行性の動物も多いので、宿泊してナイトウォーキングに参加するのがおすすめです。世界最小の霊長類であるネズミキツネザルなどの夜の様子を知ることができます。星の光しかない、漆黒の夜の森をガイドさんと探検隊気分で散策できるのは、ワクワクドキドキの体験です。シーンと静まり返る夜の森に入れるのは、ここの宿泊者のみの特権です。宿泊施設は本当にシンプルですが、満点の星空と豊かな森に囲まれて眠るのはとても素敵な体験です。キリンディーに宿泊して、時間帯によって様々な表情を見せる動物達の姿を心ゆくまで楽しんでみてはいかがでしょうか。

マダガスカルの子供たち<キリンディ森林保護区>

マダガスカルの子供たち<キリンディ森林保護区>

キリンディに行くなら帰りに寄ってみたいのがユニークなバオバブ達。
モロンダバ郊外の「聖なるバオバブ」はサイクロンで壊れてしまったバオバブの二代目で地元民の信仰の地。また「愛し合うバオバブ」は二つの大きな枝が抱き合っているユニークな形で、土産物店の置物のモデルともなっています。

愛し合うバオバブ キリンディ保護区観光の帰りに立ち寄りたい

愛し合うバオバブ キリンディ保護区観光の帰りに立ち寄りたい

キリンディの入口で見かけた珍獣フサfoussa

キリンディの入口で見かけた珍獣フサfoussa

聖なるバオバブ(キリンディ森林保護区)

聖なるバオバブ(キリンディ森林保護区)

キリンディー森林保護区
名称 Kirindy Forest Reserve
アクセス モロンダバから車で約2時間30分

通称ツインギーの絶景を見に行く アンカラナ特別保護区/ディエゴ・スアレス(アンツィラナナ)

地表に現れた石灰岩が何万年もかけて雨風にさらされてできあがったツィンギー。

ディエゴ・スアレスからおよそ100㎞南に位置するアンカラナ特別保護区には、剣先のように尖った石灰岩が連なるツィンギーや、たくさんの洞窟があります。一番大きなグランド・ツィンギーまでは片道2時間のトレッキングになります。日差しがとても強くかなりの暑さの中、険しい道を歩くためトレッキングシューズで行くのがおすすめです。険しい道をひたすら歩いてやっとたどり着いたツインギーは、見る者を飲み込んでしまうような、圧巻の迫力でした。
ツィンギー・ベナヴォ二イは、釣り橋がかかっており、上からツィンギーを見下ろすことができます。

起こしちゃってごめんなさい!お昼寝中だったシロアシイタ チキツネザル。

森の中ではカンムリキツネサルやシロアシイタチキツネザルや珍しい昆虫にも出会うことができます。保護区内に入るには、必ず公認ガイドの同行が必要になりますので注意しましょう。

アンカラナ特別保護区
名称 Reserve Speciale d’Ankarana
アクセス ディエゴ・スアレス(アンツィラナナ)から車で約2時間30分

ノシ・ベ(ヌシ・べ) イラン・イラン香る美しいビーチリゾート

手つかずの白砂のビーチが美しい ナチュラルエレガントなリゾート ノシ・べ

マダガスカル北部に浮かぶ島「ノシ・ベ」は、マダガスカル最大のリゾート地であり、フランスを始めとするヨーロッパ諸国から多くの観光客が訪れる人気の島です。 立派なホテルが立ち並ぶリゾートエリアと、素朴な村の風景や、自然豊かな風景も楽しめる魅力あふれる島です。ノシベは気候が安定しており、海は静かできれいで「インド洋のタヒチ」と呼ばれています。またノシ・ベは、「香料の島」と呼ばれ、香水の原料であるイラン・イランが島中で栽培され、芳しい香りを放っています。

美しい離島にある天国 コンスタンス・サルバンジナ

ノシ・ベからスピードボートで約90分の所にあるサルバンジナ島。ここには極上のリゾートホテル、コンスタンス・サルバンジナがあります。客室はわずか25室で全てが独立したヴィラタイプ。ベッドルームはプライベートテラスへとつながり、コバルトブルーの海を眺めながらくつろげるようになっています。珊瑚礁に囲まれた透明度の高い海で、のんびりリゾートライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。

コンスタンス・サルバンジナ
名称 Constance Tsarabanjina
アクセス B.P.380, Helville 207, Nosy Be – Madagascar
電話 +261-034-02-15229
アクセス アンタナナリボからノシベまで国内線で約1時間。
ノシベ空港からリゾートへは船で約90分
公式サイト https://www.constancehotels.com/en/hotels-resorts/madagascar/tsarabanjina/

マダガスカルのおすすめツアー


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【成田夜発 エチオピア航空利用】☆たくさんのキツネザルに出会える!ベレンティ保護区・ナハンプアナ保護区・ペリネ特別保護区をめぐる!マダガスカル満喫9日間
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<日本語ガイド+専用車>5つ星エアライン・カタール航空利用☆バオバブ並木道・キリンディ森林保護区・レミュールパーク☆マダガスカル周遊&インド洋の楽園セイシェルの旅
日本語ガイド+専用車でご案内。マダガスカル周遊ハイライトの旅☆5つ星エアライン・カタール航空利用☆帰りはインド洋の楽園セイシェルに2連泊☆絶景のバオバブの並木道は夕景だけでなく、観光客の少ない朝の時間帯も観光。時間帯を変えて2回観光します。☆バオバブ並木道以外にもいろいろなバオバブを観光

レッド・ツィンギー/ディエゴ・スアレス(アンツィラナナ)

真っ赤に燃える、地獄の針の山 レッド・ツィンギー

マダガスカルの北部に位置するディエゴ・スアレスは、ブラジルのリオに次いで世界で2番目に大きな湾として知られています。港町のため新鮮で美味しいシーフードが堪能できる街です。ディエゴ・スアレスの一番の見どころは、市内から南東へ65㎞のところにある、赤土の岩が削られてできるレッド・ツィンギーです。無数の切り立った細い岩が折り重なるようにそびえたつ不思議な景色は、どこか違う星へ来てしまったかのよう。谷底にあるレッドツインギーを見下ろしたり、近寄って触れるところもあり様々な方法でレッド・ツィンギーを堪能できます。

T字型のバオバブ スアレゼンシス

ディエゴ・スアレスでは、珍しいT字型のバオバブの木など、マダガスカルで見ることのできる8種のバオバブのうち、7種を見ることができます。地元の人々でにぎわうバザール・ケリー・マーケットで、現地の人の生活を垣間見るのも楽しいです。

レッド・ツィンギー
名称 Les Tsingy Rouge
アクセス ディエゴ・スアレス(アンツィラナナ)から車で約1時間30分

レミュールアイランド

仲睦まじくじゃれあうチャイロキツネザルのカップル

ペリネ自然保護区近くにあるレミュールアイランドでは、自然の中では遠目にしか見られない原猿を間近に見ることができます。豊かな自然の中にある園内では、ワオキツネザル、チャイロキツネザル、シロクロエリマキキツネザル、2種類のシファカなどが放し飼いにされており、パークのガイドが生態について説明しながら案内してくれます。人懐っこい原猿たちは、餌を求めて人間の肩に乗ってきます。かわいい原猿たちとのふれあいは他ではできない体験です。

チャイロキツネザル

チャイロキツネザル

レミュールアイランドと合わせて訪れたいのが、カメレオンファームです。マダガスカルに生息する多種多様なカメレオンを保護しており、自然に近い形で見ることができます。カメレオンだけでなく、珍しいヤモリやカエル、ムカデ、蛾、蛇などもいます。マダガスカルに生息するカラフルな生き物たちは、あまりに不思議な存在で地球の神秘を感じさせます。

レミュールアイランド
名称 Lemur Island
アクセス アンタナナリボから車で約2時間
ペリネ保護区へ向かう途中に立ち寄る人気のスポット。

キツネザルの楽園レミュールパークはぜひとも行ってみたい!!

一番手軽にキツネザルと真近で出会いたいなら目指すはレミュールパーク!アンタナナリボの西22キロほどにあるレミュール(キツネザル)の私営自然保護区がレミュールパークです。大自然の緑のジャングルの中でウォーキングサファリをして野生のキツネザルを探すワクワクする体験ができます。マダガスカルにしか生息していない珍しいキツネザルがいろいろ。目の前でユニークな横っ飛びジャンプを披露してくれるコッケーレルシファカとカンムリシファカが見られます。しっぽが白黒の縞になっているので有名なワオキツネザルも、独特の日向ぼっこ姿を披露。他にもオスが真っ黒、メスは茶色のクロエリマキキツネザルや、顔が犬みたいなクロシロエリマキキツネザルの餌付けシーンの見学も興味深いものです。

コッケーレルシファカの横っ飛び

コッケーレルシファカの横っ飛び

ワオキツネザルの日向ぼっこ

ワオキツネザルの日向ぼっこ

クロシロエリマキキツネザル

クロシロエリマキキツネザル

クロシロエリマキキツネザルの食事風景

クロシロエリマキキツネザルの食事風景

カンムリシファカは顔は黒く胸は茶色

カンムリシファカは顔は黒く胸は茶色

レミュールパークのブティックで見つけたカラフルなバオバブ

レミュールパークのブティックで見つけたカラフルなバオバブ

ファッショナブルなマダガシ(マダガスカル人)の女の子たちと

ファッショナブルなマダガシ(マダガスカル人)の女の子たちと

レミュールパークのブティックで見つけたMAKI(ワオキツネザル)の置物

レミュールパークのブティックで見つけたMAKI(ワオキツネザル)の置物

アンタナナリボ

丘の上にある独立広場から見た、谷間に広がるアンタナナリボの街並み。

マダガスカル島では雨季と乾季がはっきりと分かれています。首都のアンタナナリボは標高1,200mの高地に位置するため、年間を通して涼しく過ごしやすい場所です。観光のベストシーズンは乾季の5月~10月頃になります。アンタナナリボ市内で1番の見どころと言えるのは、「女王宮」と「旧首相官邸」になります。女王宮はアンタナナリボの1番の高台に位置するメリナ王朝時代の宮殿です。

そのかわいさと安さに物欲爆発まちがいなし。

そして、アンタナナリボのもうひとつの魅力はショッピング。市民の台所であるアナラケリーマーケットは、野菜や果物、肉やスパイスなどの食材の他に、日用品や衣料品まで多種多様なものが売られています。市民の暮らしが垣間見られるワクワクする場所です。マダガスカルの各地名産品が揃うディグマーケットでは、カラフルでキュートな雑貨や世界一美味しいと言っても過言ではないバニラビーンズがゲットできます。

美味しいチョコレートをゲットしたければ、チョコ専門店の「ショコラティ・ロべール」へ。
マダガスカルのカカオも世界で指折りの品質を誇るだけあって、感動的なチョコに出会えるはずです。

イサル国立公園/ラヌヒラ

断崖絶壁の岩山がそびえるイサル国立公園

長い年月をかけて風と雨に浸食された大きな岩山が連なるイサル国立公園。面積が8万1540ヘクタールという広大な国立公園は、しばしば”マダガスカルのグランドキャニオン”と例えられます。ここではマキキャニオンハイキングを楽しむことができます。岩場を歩いてキャニオンの中まで歩いて行きます。砂漠気候で日差しはかなり強いですがカラッとした暑さです。オアシスになっている森では、ワオキツネザルやベローシファカ、アカハラキツネサルなどに出会うことも。

こちらをじっと見つめてくる野生のワオキツネザル

乾燥した岩山の間に突如現れるオアシスのナチュラルプールを目指すトレッキングでは、道中公認ガイドさんが、ミニ・バオバブと呼ばれる不思議な形の植物や、蚊を食べる草など、マダガスカル固有の動植物について説明をしてくれます。ベストシーズンは乾季の6~8月。森、岩山、滝、泉、渓谷、洞窟、断崖絶壁などなど・・イサルでしか見られない絶景を味わいたい場所です。

イサル国立公園
名称 Parc national de l’Isalo
アクセス 首都アンタナナリボと南西部の町トゥリアラを結ぶ「サザンクロス街道」沿い。
アンタナナリボからチュレアールまで、国内線で約1時間。
チュレアールからラヌヒラまで、車で約5時間。

アンブヒマンガの丘

アンブヒマンガの丘の王領地

アンタナナリボの北に位置するアンブヒマンガの丘には、16世紀、部族間の争いに初めて勝ってマダガスカルを統一したメリナ王国の首都がありました。1794年にアンタナナリボに首都が移されるまで、代々4人の王がここで暮らしていました。丘の頂上にあるかつての王領地は、豊かな森に囲まれ、総長2.5kmにおよぶ二重の城壁と外堀に囲まれています。この王領地は2001年にユネスコ世界遺産に登録されました。

旧首相官邸近くからのアンタナナリボの町並み

旧首相官邸近くからのアンタナナリボの町並み

王は民衆から神のように崇められており、今でも王が住んでいたアンブヒマンガの丘は神聖な丘とされています。また、アンブヒマンガの丘からはアンタナナリボと棚田が織りなす絶景を見ることができます。この絶景に出会いに行くとともに、王様のパワーをもらいに行ってみてはいかがでしょうか。

アンブヒマンガの丘
名称 Royal Hill of Ambohimanga
住所 Ambohimanga Rova
開館時間 9:00~17:00
アクセス 首都アンタナナリボから、車やバスで約1時間弱。
公式サイト http://whc.unesco.org/en/list/950
ロゴ

まとめ

レミューパーク<アンタナナリボ>

レミューパーク<アンタナナリボ>

幼いころ誰しも歌った記憶のある「アイアイ」。この「アイアイ」が生息しているのもマダガスカル!ワオキツネザルやバオバブの並木道など、ここでしか見られないユニークな見どころが溢れる神秘の島です。ちなみに、食事はといえば、主食はお米ですが、フランス植民地時代、アラブ、アフリカとの交易時代の影響もあり、煮込み料理やスープなどシンプルで日本人にも食べやすいのが特徴です。今回は秘境のバオバブアドベンチャーの旅も新たにご紹介しましたが、いかがでしたか?

ぜひ、不思議の国マダガスカルを旅してみてください!

マダガスカルのおすすめツアー


<日本語ガイド+専用車>マダガスカル・エキスプレス☆キツネザルの楽園レミュールパークと世界遺産のアンブヒマンガ
マダガスカル・エキスプレス 最短日数でマダガスカルへ☆キツネザルの楽園レミュールパーク観光☆世界遺産のアンブヒマンガ観光☆首都アンタナナリボに2連泊☆ホテルのアレンジもOK!☆マダガスカルでは専用車、日本語ガイドでご案内。安心の旅です。☆毎週土曜日に、マダガスカル方面の個人説明会を開催しています



マダガスカルでプチボランティア 小学校訪問☆キツネザルの楽園レミュールパークと世界遺産のアンブヒマンガ 日本語ガイドが専用車でご案内
マダガスカルでプチボランティア 小学校訪問・文房具の寄付も☆マダガスカルの子供達とのふれあいが思い出に残る体験に☆キツネザルの楽園レミュールパーク観光☆世界遺産のアンブヒマンガ観光☆手作り民芸品の巨大マーケット、ディーグ・マーケット訪問☆首都アンタナナリボに3連泊☆ホテルのアレンジもOK!



【成田夜発 エチオピア航空利用】☆2つのツィンギーとリゾートアイランド☆アンバー山国立公園・アンカラナ特別保護区・ノシベをめぐる!マダガスカル満喫8日間
マダガスカルの魅力を再発見する!ディエゴスアレスからリゾート島「ノシベ」まで、北部の景勝地をめぐる縦断紀行です。☆ディエゴスアレスでは、レッドツィンギー(赤いツィンギー)や針の岩山ツィンギーがある「アンカラナ特別保護区」と野生生物の森「アンバー山国立公園」を訪問
今回のトラベルアドバイザー
井原 三津子/205か国訪問

世界205の国と地域を旅した経験をもとに、新聞や雑誌に旅のエッセイを執筆してきた旅行ジャーナリストであり、トラベルアドバイザー。主な著書に「1歳からの子連れ辺境旅行」「1 度は泊まってみたい極楽ホテル」他、連載も多数。日本旅行作家協会会員。世界の高級ホテルやユニークなホテル、アフリカをはじめとする辺境にも詳しい。5ッ星の高品質の旅をカスタマイズできるスペシャリスト。趣味は食べ歩き。

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