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知らないと損をする!初めてアフリカでサファリに行くときの注意事項 その2

ヌーの大群(マサイマラ/ケニア)

初めてアフリカでサファリに行くときの注意事項。今回は基本的な条項について話をしたいと思います。治安、病気、気候、お金、チップなど。他の国々へ旅行する場合とかなり違う点があります。こちらもよく読んでください。その1の項目でも話しましたが、旅行会社選びが大切です。こうした基本項目をベースに、それぞれの項目で追加の情報も必要になるかと思います。信頼の高い旅行会社ですと、そうした情報も提供してるはずです。

①安全は何よりも大切。お金で安全を買いましょう

仔ライオン(マサイマラ/ケニア)

世界の国々で治安があまり良くないといわれる町や国があります。ヨーロッパだと、イタリア、スペイン。他にもインドとかエジプトとか。しかし、私に言わせばアフリカの大都市に比べたらそれらの国は極めて安全です。世界の国々で町歩きで危険と思えるのは、アフリカや中南米の都会です。十分に注意してください。まず、ケニアのナイロビ、タンザニアのアルーシャのような都会では、基本的に歩いて外出しないでください。ましてや夜の一人歩きなど厳禁です。どうしても外出したい場合は現地のドライバーガイドさんと一緒に車で出かけてください。中でもローカルマーケットやバスターミナルは犯罪の温床です。

トピ(マサイマラ/ケニア)

買い物をしたいのなら、セキュリティのしっかりしたショッピングモールやスーパーマーケットへ出かけてください。
夕食を食べたいのなら宿泊しているホテルで取るようにしてください。ドライバーガイドさんと別れたあと、どうしても外のレスレストランで食事したい場合は、タクシーを呼んでレストランに行き、帰りはそのレストランでタクシーを呼んでもらう方法がありますが、夜間のタクシーは必ずしもおすすめはできません。
アフリカに冒険に出かけているわけではないはずです。安全は何よりも大切です。安全に十分注意しても事件に巻き込まれる可能性がないとは言い切れません。リスクを軽減する行動を心がけてください。

②感染症の対策は十分考えたいものです

ペリカンの群れ(ナイバシャ湖/ケニア)

ケニア、タンザニアともに、予防注射は必須ではありません。しかし、ケニア、タンザニア2国を周遊する場合はタンザニア側が黄熱病の予防注射イエローカードを要求します。また、ケニアの後に、エジプト、モルディブ、インド、ドバイなどの国々を周遊する場合は、それらの国は黄熱病の予防注射を要求しますので、事前に予防接種を済ませ、イエローカードを取得してください。
ケニアやタンザニアではマラリアがあるので蚊を防ぐ対策が重要です。マラリアは東アフリカで最も注意すべき病気です。とりわけ海岸部などの低地エリアに行く場合は一層の注意を払ってください。どちらにしろ蚊取り線香や虫よけスプレーは必需品です。蚊に刺されないようにしてください。特にマラリア蚊は夕方から翌朝にかけて活動すると言われています。夕方以降は短パン、半袖シャツを避け、長袖、長ズボンの服装を心がけてください。

珍しい赤バナナが名産のトム・ワ・ンプ村にて(タンザニア)

また夜は蚊取り線香を部屋でつけるようにしてください。
マラリア予防薬は現地でも調達できますが、日本から持って行くのもいいでしょう。ただ1週間程度の旅でマラリア予防薬が必要かどうかは判断が難しく医師と相談してください。
その他の予防注射も同様で長期滞在なら必須のものもありますが、短期の旅行では注射のリスクを考えると、これも判断が難しくこちらの方も医師と相談してください。
蚊だけでなく、一部のハエにも注意してください。ツェツェバエがセレンゲティなどの低地に生息しています。何度も刺されると眠り病にかかります。ツェツェバエは昼間しか刺しません。サファリカーにも入ってきて刺したりするので油断しないようにしてください。ツェツェバエに刺されないためにもサファリカーの中で居眠りするのは避けた方がいいようです。
なお新型コロナウィルスについては、状況が刻々と変化しますので、最新の情報は旅行会社などでお尋ねください。

③動物に襲われないように注意が必要?

かわいいハイラックス。でも近づくのは避けてください。(マサイマラ/ケニア)

アフリカへ旅行に行ったというと、ライオンに襲われなくて良かったですねなどと真顔でいう人がいます。そもそもライオンは絶滅危惧種です。サファリで何とか見つけることができるという存在です。旅行者がライオンに襲われるというのは宝くじで1億円当てるよりも難しいです。そもそも国立公園や保護区は決められた場所以外でサファリカーから降りて歩くことは禁止されています。
マサイマラはサファリの大観光地の1つですが、お土産店やレストランもないです。サバンナの草原が広がっているだけです。つまり、ロッジの外に出ても歩いて行ける場所もないし、歩くことも禁止されているのです。

カバの大群(カタヴィ国立公園/タンザニア)

しかし、動物に注意するということはある意味では当たっています。注意する動物はカバです。カバは人間の住んでいる場所にも生息しています。おとなしい性格のようですが、自分の縄張りに侵入すると攻撃的になります。何と3トンの体重を持ちながら、時速30kmで走れるのです。アフリカで人間が犠牲になる動物のトップはカバなのです。ケニアのナイバシャ湖畔でカバに襲われた観光客もいました。十分気をつけてください。
アフリカでは狂犬病があるので、犬に咬まれないようにしてください。犬に近づかないことが必要です。また、マングーズやハイラックスがかわいいといって近づき、咬まれて狂犬病に感染した例もあります。くれぐれも用心してください。

④「アフリカは暑い」は間違っています

ジャッカル(ンゴロンゴロ/タンザニア)

世界地図を広げると、ケニア北部に赤道が横切っています。さぞ暑いところだと思うかも知れませんが、それは間違っています。サファリで行くケニア、タンザニアは大部分はサバンナ気候。標高は平均1700mの高原です。日中は長袖程度。朝晩はかなり冷え込みセーターは必需品です。プラス、ウインドブレーカーがあってもいいかと思います。特に朝のサファリは窓を開けて走りますので、体感温度がより低く感じます。タンザニアのンゴロンゴロなどは標高2400mなので、主要な保護区の中で一番寒いです。

コロバスモンキーと遊ぶ(ケニア山国立公園/ケニア)

服装はそれゆえに脱ぎ着のできる服装を考えてください。午後のサファリに出発するとき、いくら外が暑いからといっても、帰りの夕刻には予想外に温度が下がることがありますので、サファリカーにセーターなどを持ち込むようにしてください。
また日中は日差しが強いので、帽子が必要です。目の弱い人はサングラスも。
ザンジバルなどのインド洋に面した海岸エリアは、上記のような気候ではなく、熱帯性気候です。夜も蒸し暑いと考えてください。

⑤日本円を持っていっても意味はありません

ゾウとサファリカー(マニャラ湖国立公園/タンザニア)

日本から持っていくお金はUSドルの現金がベストです。USドルの現金を現地の空港、銀行などで、ケニア・シリング、タンザニア・シリングに交換してください。その際、現地通貨に替えすぎないようにするのがコツです。日本円は限られた場所でしか両替できないので不便です。USドル以外ではユーロかポンドがいいでしょう。
お土産屋やホテルではドルの現金での支払も可能です。ただ、高額紙幣を拒否する店もあるので100ドル紙幣は、銀行での両替用として考えてください。

カラフルなお土産(マサイマラ/ケニア)

クレジットカードは観光地の土産物屋、ホテル、ショッピングセンターなどで使えるので不便はないです。サファリでその国を周遊する場合、トイレ休憩を兼ねて、道の駅やドライブインのような場所にストップします。こういう場所でお土産を買うこともできますが、相手の言い値で買ってはいけません。値段交渉が必要です。しっかり値切って安い買い物をする場合は現地通貨の現金かドルの現金に限ります。クレジットカードでは値引率が低いと思ってください。逆にショッピングセンターは定価販売なのでカードでの支払いはおすすめです。

⑥チップは必要経費と考えてください

サンブール族の踊り(ロイサバ動物保護区/ケニア)

もともとサファリはイギリス人などのヨーロッパ人から広まったこともあり、ドライバーガイドさんへのチップは暗黙の了解で必ず支払うことになっています。これはサファリの重要なお約束なのです。チップの相場は1日ドライバーガイドさんに最低20ドルです。例えば2人で5日間サファリをした場合はドライバーさんに100ドル(現地通貨も可)を最後の空港でお別れする時にお礼のあいさつと一緒に手渡しします。2人なので一人あたり50ドル支払うという計算になります。また、ホテルでは荷物を運んでくれた時に1ドル(現地通貨でも可)くらいをポーターさんに渡してください。

空港で別れる時にチップを払います。(タンザニアにて)

日本人がサファリをするときに90%くらいの人はチップを払いますが、残りの10%くらいの人は払わない人がいます。ガイドさんに言わせると払わなさそうな人は最初からわかるそうです。お金に細かい人、払わないというポリシーを持っている人、さまざまだとは思いますが、払わなそうな人と思われるとガイドさんのモチベーションが下がります。せっかく高いお金を出してアフリカまで行くわけですから、いいサービスを受けたいものですよね。チップを払わなそうなケチな客と思われないように、次のことに気をつけてください。
ホテルを出発する時は部屋でポーターを呼び、荷物をサファリカーに乗せる際にポーターさんに1ドルを支払ってください。これは重要です。ポーターにちゃんとチップを払う。つまりガイドさんにちゃんとチップを払ってくれるだろう、いい客だとのアピールでもあるのです。

⑦ガイドさんに言いたいことははっきり言う

ライオンの交尾(マサイマラ/ケニア)

旅の最後にチップを払う。それも大きな金額のチップです。ドライバーガイドさんには言いたいことがあったらはっきり言うようにしてください。もともとケニアやタンザニアのドライバーガイドは現地ではいい仕事なので、何も言わずともちゃんとやってはくれますが、もし意見や要望があれば、遠慮せずに言うようにしてください。彼らが苦手なのが空気を読むということ。日本人でも空気を読めない人がいるくらいですから、彼らが空気を読むことは困難です。不満があって機嫌を悪くしても、彼らにそのことを何も言わなければ、問題がないと思われてしまいます。

ドラーバーガイドさんには遠慮せずに希望を言ってください

例えば動物の写真を取る時に光線の関係から少し車を前に出してほしいとか、この動物を絶対に見たいから、それを優先させてほしいとか、サファリ中にトイレに行きたくなったとか(この場合は安全な場所でネイチャートイレとなります)・・・・
目安は日本にいるときよりも30%ほどわがままになることです。たとえ30%増でも、我の強い欧米の観光客に比べると、まだまだおとなしいはずです。
そして気をつけることは自分たちはちゃんとチップを払う常識的な客だと思わせるように。先程の⑥の項目で書いたことを思い出してください。また、休憩時に冷たい飲み物をガイドさんにごちそうするのもいいでしょう。ガイドさんと良いコミュニケーションを取ることはサファリをより楽しむための重要な要素なのです。
 

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