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ロシア旅行 ディープな観光スポット 6選!

シベリア鉄道
古儀式派セメイスキエ/伝統的な歌<ウランウデ郊外>

古儀式派セメイスキエ/伝統的な歌<ウランウデ郊外>

子供の頃テレビのニュース番組で特派員の方が頭にファーのついたロシア帽を被ってクレムリンの前からロシア(1922年から1991年までソビエト連邦)情勢を伝える姿はとても印象的でした。地球儀で見ると他の国に比べて明らかに広い面積の国。ロシアってもしかして一年中寒いの?スパイが町中にいるの?ゴルバチョフ書記長って早口で10回言ってみて?そもそも冷戦ってなに?鉄のカーテン?マトリョーシカって何個ぐらい入っているのが普通サイズ?ピロシキのシキってなに?カレーパンそれとも肉まんの仲間?幼いころ知りたいことで溢れた国でした。今回はロシア2大訪問地モスクワとサンクトペテルブルグ以外の、ここは是非行ってみてもらいたい少しディープなお勧めの場所をご紹介します。

シベリアのパリ(真珠)と呼ばれる美しい町イルクーツク

旧市街の雰囲気を再現した130地区

旧市街の雰囲気を再現した130地区

イルクーツクはシベリア鉄道の中間地点にある都市で、直行便ならば5時間半と短い日程の旅でも訪問が可能な都市です。(時期により運行状況は異なります)バイカル湖から流れ出すアンガラ川が市内中心地を流れており、美しいヨーロッパの町並みやロシア式の教会を眺めながら川沿いを散歩をすれば優雅な時間が過ごせます。町中には姉妹都市である石川県金沢市にちなんだ金沢通りがあり、キリル文字と日本語の両方で金沢通りと書かれた看板にはとても親近感が湧きました。

ロシア料理(ロシア風水餃子・ぺリメニ)

ロシア料理(ロシア風水餃子・ぺリメニ)

イルクーツクには、フランスのパリにあるような本当にお洒落なレストランが沢山あります。青と白を基調にしたまるで貴族の休日のような素敵レストランで美しい食器やテーブルセットに囲まれてロシア料理をいただけば、旅がより充実する事間違いありません。でも露店でピロシキをはふはふしながら食べるものまた贅沢。財布もベルトも緩めなくてはいけませんね。

イルクーツク
エリア ロシアのシベリア地方南部のイルクーツク州の州都で、モンゴル国境から北に300㎞程に位置する都市。
首都モスクワからはシベリア鉄道で繋がっており、ロシア極東地域とウラル・中央アジアをつなぐ時
シベリア東部の工商および交通の要衝となっている。
行き方 夏に日本から直行便が週数本、又は韓国乗り継ぎ
時差 日本時間-1時間
面積 302平方キロメートル
人口 約62万人
観光スポット 130地区、木造建築、バガヤヴリェーンスキー聖堂、バイカル湖(近郊)

世界一の透明度を誇るバイカル湖は夏も冬も両方オススメ

展望台から見るバイカル湖

展望台から見るバイカル湖

シベリアの真珠と呼ばれるバイカル湖はイルクーツクから車で約1時間半の距離にあり、約3000万年の歴史をもつ世界最古の湖です。公式では透明な部分の深さが42m、冬は湖面が全面5か月間凍り、気象条件にもよりますが2月頃には氷が隆起している幻想的な風景に出会えるチャンスもあります。そして深さは一番深いところで1642mにもなる湖です。夏はキラキラと輝く透明な水の湖畔で湖水浴を、冬は神秘的な青と白のまるで異世界のような風景が、季節によっても沢山の顔を持つ魅力的な湖です。

バイカル・アザラシ

バイカル・アザラシ

バイカル湖の注目すべき点は、世界最古の湖として古くから環境があまり変わらず、固有種が多いところ。東洋のガラパゴスとも言われています。特に有名なのは世界で唯一淡水に生息するバイカルアザラシです。湖に浮かぶ最大の島オリホン島では愛らしい目をしたアザラシの姿を目にするチャンスがあります。

バイカル湖
エリア ロシア南東部のシベリア連邦管区のブリヤート共和国とイルクーツク州・ザバイカリエ地方に挟まれた三日月型の湖である。
サイズ 南北680km×東西幅約40-50km(最大幅80km)に及ぶ
面積 31,494 km2(琵琶湖のおよそ46倍)
水の種類 淡水湖
その他 「バイカル湖」世界自然遺産(1996年)ガラパゴス諸島と並ぶ「生物進化の博物館」とも称される。
HP https://whc.unesco.org/en/list/754/

不思議な魅力 ロシアの中の仏教都市ウランウデ

リンポチェ・バフシャ

リンポチェ・バフシャ

イルクーツクからシベリア鉄道でバイカル湖に添いながら移動する事約8時間。ロシアの中のアジアと言われるウランウデに到着します。シベリア鉄道はモスクワからウラジオストクまで全区間乗車すると7日間と日数が必要ですが、一部区間でも十分電車の旅を楽しめます。iPodでさらばシベリア鉄道を大音量で聴きながらバイカル湖やタイガの森を眺めれば気分はもう12月の旅人です。

ソヴィエト広場レーニンの顔像

ソヴィエト広場レーニンの顔像

ロシア連邦ブリヤート共和国の首都でもあるウランウデは街を歩く人もモンゴル系の顔立ちの人が多く、日本人にも似ている顔付きなのでなじみ深い気分になります。広場には7.7mにもなる巨大なレーニン顔像があるところはさすがにロシアらしさもありますが、人口の約3割は仏教を信仰していることからも市内にはロシア最大の仏像が設置されたリンポチェ・バフシャなどもありロシアとアジアが不思議に融合したユニークな街です。

ウランウデ
エリア ロシアの東シベリアにあるブリヤート共和国の首都バイカル湖の南東約100kmに位置する。
シベリア鉄道の通過地であり、モンゴルのウランバートルを経て中国の北京に至る支線の分岐地としても重要である。
人種 ロシア連邦やモンゴル国、中華人民共和国に住むモンゴル系民族のブリヤート人が多く居住している。
時差 日本時間-1時間
面積 365.7平方キロメートル
人口 約44万人

ロシア古儀式派の人々が暮らす村セメイスキエを訪ねて

古儀式派セメイスキエでなぜかいきなり花嫁にされました

古儀式派セメイスキエでなぜかいきなり花嫁にされました

ウランウデから南へ約50キロほどの郊外に、カラフルで独特な装飾を施した家々が並びます。ここはセメイスキエの集落です。住んでいるのはロシア古儀式派(ロシア旧教)の信徒たちで、かつて宗教改革のあおりで南ロシア等に逃れた後、18世紀後半にシベリアに移住してきて以来二百数十年にわたり独特の信仰、文化、生活習慣を守り受け継いできました。現在はユネスコの世界無形文化遺産にも登録されています。日帰りホームステイをすればお祖母ちゃんの作る美味しい田舎ランチを一緒にいただいたり、まるでおとぎの国ような鮮やかなドレスを着て合唱をしてくれたりと、大切な伝統を惜しげもなく見せて下さいます。気が付いたら私も花嫁さんにさせられて結婚式スタート。人生2度目の結婚式挙げる事に(焦;)

セメイスキエの集落
エリア ブリヤート共和国の首都ウランウデから南へ約50キロタルバガタイ(Tarbagatai)村等
その他 世界無形文化遺産「セメイスキエの文化的空間と口承文化」(2001年)
イヴォルギンスキー・ダツァン

イヴォルギンスキー・ダツァン

ウランウデの街からセメイスキエ村に行く途中にロシアにおけるチベット仏教の総本山イヴォルギンスキー・ダツァンがあります。マニ車に、正装のお坊様。自分がロシアにいる事を忘れてしまいそうになるくらいアジアな空間です。

イヴォルギンスキー・ダツァン
エリア ブリヤート共和国の首都ウラン・ウデ近郊(23キロ)イヴォルガ村の外れ

日本から1番近いヨーロッパ、ウラジオストク

ウラジオストク街並み(現在は銀行)

ウラジオストク街並み(現在は銀行)

ウラジオストク
エリア ロシアの極東部に位置する都市で、極東連邦管区の本部があり沿海地方(プリモールスキイ地方)
行き方 日本から直行便利用で約2時間半
時差 日本時間+1時間
面積 331.16平方キロメートル
人口 約60万人
観光スポット グム百貨店、噴水通り、ウラジオストク駅、要塞・潜水艦博物館、鷲ノ巣展望台、ポクロフスキー教会、ルースキー島など

電子ビザと日本から直行便で2時間半、日系の航空会社が直行便を就航した事も追い風になり、俄然注目度が高まったウラジオストク。私が思うウラジオストクの一番の魅力は外国感です。3日間しか休みが無い、でも海外旅行に行きたい。でも遠くに行ったら滞在時間が短くなるし、今回はアジアに行きたくない。そんな時ウラジオストクはぴったりの場所。そう、旅はいつだって我儘でいいのです。

潜水艦C-57博物館/艦内

潜水艦C-57博物館/艦内

かつて6000人もの日本人が住んでいたウラジオストクはヨーロッパの街並みに明治・大正のノスタルジックな雰囲気が残る古くて新しい町です。近年はカジノリゾートとしても開発を進めていているので一攫千金を狙って大人な遊びや、マイリンスキー劇場で本場のバレエ芸術を楽しんだり、子供と一緒にシベリア鉄道にちょっとだけ乗車したり、カッコいい軍艦や潜水艦にロマンを感じたり、豊富な海の幸もお得に食べれる…大人も子供もわくわくシティです。

かつてスターリングラードと呼ばれたヴォルゴグラード

ママエフの丘 戦没者慰霊堂での衛兵交代式

ママエフの丘 戦没者慰霊堂での衛兵交代式

ヴォルゴグラード
エリア ロシア連邦のヴォルガ川西岸に南北80kmにわたって広がる都市。ヴォルゴグラード州の州都。
行き方 直行便はないので、モスクワ等を経由して約14時間半
時差 日本時間-6時間
面積 859.4平方キロメートル
人口 約101万人
観光スポット ママエフの丘、母なる祖国像、スターリングラード攻防戦パノラマ博物館、旧製粉所、永遠の炎、ヴォルゴグラード鉄道駅  など

今でこそヴォルガ川の流れのようにゆったりとした時間が流れる美しい街ヴォルゴグラード。しかし、かつて第2次世界大戦中ここはほぼ全市が焼け野原になった人類史上最大の市街戦が繰り広げられた、ナチス・ドイツとソ連の悲しい歴史スターリングラード攻防戦の場所でした。日本でも戦争を経験した方はいつかは寿命により亡くなられてしまいます。それでも歴史を伝えていくことで決して同じような戦争を繰り返してはならないという想いを後世に繋いでいける、そんな小さな力に旅はなるのではないでしょうか?

攻防戦における激戦区のひとつとなったパヴロフの家

攻防戦における激戦区のひとつとなったパヴロフの家

ヴォルゴグラードにはスターリングラード攻防戦にまつわるスポットが点在しています。ママエフの丘にそびえ立つ母なる祖国像は、右手に持っている剣の先から台座まで約85メートル。下から見上げると圧巻の大きさです。その他にも爆撃を受け外観だけがかろうじて残ったパヴロフの家など、広島の原爆ドームをみる時に抱くような感情になります。決して忘れてはならないという平和のリレーをこれからも繋げていきたいと思います。

ママエフの丘
エリア ロシア南西部のヴォルゴグラード(旧称スターリングラード)の市街を見下ろす位置にある丘
公式HP https://stalingrad-battle.ru/

 

まとめ

ロシアの面積は約 1710 万㎢で日本の約45倍の広さもある世界で一番広い国です。
その為1つの街を訪れるだけではロシアの一部分しか見る事が出来ません。また季節によっても様々な顔を見せてくれます。誰でも知ってるロシアの都市以外の魅力もまたまだ沢山存在するので是非訪問先の候補としてお考えいただければと思います。きっとガイドブックに無い場所のとびきりの場所に出逢う可能性がありますよ。

ファイブスタークラブでは、ガイドブックにも載らない辺境から、おなじみの場所まで世界中の様々な形の旅行をご提案しています。どこへ行きたいか迷ったら是非スタッフにお薦めを聞いてみてください。

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