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エジプト旅行・カイロ近郊の観光スポットその魅力とは

ラムセス2世の巨像 もう2体は大エジプト博物館にある

エジプトの首都『カイロ』と言えばギザの大ピラミッドをはじめ、全長73.5mの巨大スフィンクスで有名なエリアですが、その近郊に位置するサッカラ等の地区にはギザ以上に歴史深い建造物が存在するんです!

本記事では、カイロ滞在中のオプショナルツアー先としておすすめのメンフィス・サッカラ・タハシュールの魅力についてお届け致します。

カイロ国際空港から車で約1時間~1時間半程度でアクセスできるため、日帰りでも十分に楽しむことができますよ♪

メンフィス博物館は最大の見どころ

ラムセス2世の巨像

メンフィス最大の見どころであるラムセス2世の巨像

メンフィス最大の見どころであるラムセス2世の巨像

古王国時代に首都として栄えたメンフィスにある『メンフィス博物館』は、考古学的に発掘された古代エジプト時代の様々な石像が収蔵されている、二階建ての博物館。

その中でも最も有名なのは、建物内に横たわる全長15メートルの”ラムセス2世の巨像”です。

階段を登り、上から見下ろさないとその全貌が分からないくらい大きな全身像で、左足を前に出しているポーズは『生きている姿』・『軍部を納めていた者』という2つの意味を示しているそうです。

ガイドさんも話していましたが、ラムセス2世は古代エジプトの歴史上、最も偉大な王ということもあり、他のエリアのファラオよりも顔立ちが整っている印象を受けました。

もう一体は2024年3月にグランドオープンした、ギザの大エジプト博物館に展示されているので、メンフィス博物館とあわせて巡ってみるのも良いでしょう。

ミニスフィンクスが可愛い

メンフィス遺跡の一部。小さいスフィンクスもいる。

メンフィス遺跡の一部。小さいスフィンクスもいる。

同敷地内の中央にある庭には、アラバスター製のスフィンクスが鎮座しています。

エジプトで世界的に2番目に大きいスフィンクスと言われていますが、どこか親しみやすさを感じられるコンパクトなサイズ感。

プタハ神殿の南側入り口を守護していたそうで、鼻や王者の象徴である顎髭がしっかりとついている完璧な姿で保管されています。

作成者は不明ではあるものの、女王でありながら王としての権威をふるったハトシェプスト女王に似ていると言われています。

また、メンフィス博物館は世界的にも穴場のためか、さほど混雑していません。

間近で撮影を楽しみながら、時間を気にすることなくゆっくり見学できるので、歴史好きの方にはたまらない施設だと思います。

施設名 メンフィス博物館
住所 Mit Rahinah, Badrshein, Giza Governorate 3364932 Egypt
営業時間 営業時間 【月曜~日曜】8:00~16:00
入場料 50EGP(日本円で約488円)
アクセス カイロ国際空港より車で約1時間

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世界最古のピラミッドを求めてサッカラへ。

ジェセル王の階段ピラミッド

私たちのよく知るピラミッドとは見た目が全然違う。

私たちのよく知るピラミッドとは見た目が全然違う。

『ジェセル王の階段ピラミッド』はメンフィス博物館から約15分程度車を走らせたサッカラ地区にあり、メンフィスとその墓地遺跡として世界遺産に登録されています。

ナイル川渇水による、飢饉を鎮めるために造られた史上初のピラミッドで、設計を担当したのはジェセル王の宰相であると共に、建築家・詩人・医師・占星術師として優れた才能を発揮した人物と言われている“イムホテプ”です。

石材を何層も階段状に積み重ね、当時存在しなかった最新式の建造物を建てることでエジプト第三王朝のファラオである、ジェセル王の絶対的な権威を示しました。

ジェセル王の階段ピラミッドは、1992年に起きた地震によって大きな損傷を受けたことも。

修復作業のために14年もの間、閉鎖状態となっていましたが、2020年より待ちに待った一般公開の再開がスタートし、連日多くの観光客で賑わっています。

ジェセル王のピラミッドコンプレックス

ジェセル王のピラミッドコンプレックス

ジェセルの階段ピラミッドと付属する、神殿のような建造物は『ピラミッドコンプレックス』と呼ばれています。

表面が凸凹しているのは、外部から攻めてきた敵を欺くためのもので、入口がどこかわらないよう、敢えてこのような形に設計したそうです。

ジェセルの階段ピラミッドの正式な順路としては、先にこちらの建造物の中を通っていく
流れとなります。

現地に到着したらまずはピラミッドコンプレックス側に向かうようにしましょう。

施設名 ジェセルの階段ピラミッド
住所 Pyramid of Djoser, Badrshein, Giza Governorate 3352001 Egypt
営業時間 営業時間 【月曜~日曜】8:00~17:00
入場料 入場料金 100EGP(日本円で約326円)
アクセス アクセス カイロ国際空港より車で約1時間10分

イクナトン カーペットスクール

サッカラにある絨毯作りの学校。購入も出来る。

サッカラにある絨毯作りの学校。購入も出来る。

ジェセル王の階段ピラミッドからも車で約7分程度と近く、アクセスに便利な『イクナトンカーペットスクール』はサッカラに訪れる多くの方が周遊ルートとして組み込む、定番の観光地の1つ。

イクナトンカーペットスクールは日帰りで絨毯作りを学べる学校で、講習中は嬉しいお茶のサービスが受けられると共に、ベテランの職人が手掛けた商品を直接購入する事も可能です。

世界的にも長い歴史を誇る、トルコ絨毯に比べると品質や耐久性が落ちてしまうものの、手が届きやすい価格帯なので、自分用や家族へのお土産として選ぶ方も多いようです。

施設名 イクナトンカーペットスクール
住所 Badrshein, Giza Governorate 12919 Egypt
アクセス アクセス カイロ国際空港より車で約1時間
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ダハシュール地区は個性派ピラミッドが大集結!

屈折ピラミッド

ダハシュール名物屈折ピラミッド

ダハシュール名物屈折ピラミッド

メンフィスやサッカラと共に訪れたいのが、サッカラより南に進んだ場所に位置するダハシュール地区。

このエリアにはギザの大地にそびえ立つ、世界遺産の大ピラミッドの建設者であるクフ王の父、古王国時代4王朝のスネフェル王が建造した『屈折ピラミッド』があります。

一般的なピラミッドと違い、こんもりとしたシルエットが特徴的です。

このような形になった理由として、王が急死したため角度を緩やかにして完成を早めた・途中で王が変わったから等、様々な説が考えられていましたが、現在では元々計画していた角度が急こう配すぎて、そのまま石材を積んでしまうと崩壊する可能性があったため、途中で角度を変えたという説が有力と言われています。

施設名 屈折ピラミッド
営業時間 【月曜~日曜】9:00~16:00
入場料 無料

赤いピラミッド

赤のピラミッド

赤のピラミッド

ダハシュールにはもう一つ、ピラミッドがあります。

屈折ピラミッドと同じく、スネフェル王が残した『赤いピラミッド』で、赤っぽい石灰岩が使われていることから、この名前がついたそうです。

建設当初ははっきりと赤色に見えていたのかもしれませんが、経年変化によって徐々に変色が進んでいるため、残念ながら赤が薄くなっている印象です。

夕日に照らされることでもう少し濃く見えることもあると言われていますので、夕方の時間帯を狙って訪れてみるのも良いでしょう。

1つ注意点としては、この周辺はお買い物ができる場所や休憩できるスポットが少ないため、
脱水・熱中症予防対策として予めミネラルウォーターを持参しておくことをおすすめします。

施設名 赤いピラミッド
住所 Red Pyramid, Al Giza Desert, Giza Governorate 3300001 Egypt
営業時間 【月曜~日曜】9:00~17:00
入場料 無料
アクセス アクセス 屈折ピラミッドより車で約1分

本記事ではカイロ滞在中に訪れるべき♪ “メンフィス・サッカラ・ダハシュール”
で人気の観光スポットについてご紹介させて頂きました。

今回ピックアップした3つの地域には、ほとんど公共交通機関がないため日本語ガイド付きのツアーで安心&快適な状態で効率良く巡るのがおすすめです。

弊社ではエジプトにまつわる旅行プランも数多く取り揃えておりますので、カイロ方面への海外旅行を検討されている方は是非、お気軽にファイブスターまでお問合せ下さい!

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