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アンコールワットだけでなく数々の遺跡が残るシェムリアップ
世界遺産人気ランキングで上位にあり、日本からは比較的行きやすいアンコール遺跡。ベトナムやタイで乗り継いでその日の夕方には遺跡のあるシェムリアップに到着します。
アンコール遺跡と言ってもシェムリアップ地域だけでその遺跡の規模は東京23区と同じ広さ。ここではシェムリアップ市内、中心となるアンコールワットとその周囲の遺跡、また少し足を延ばして訪れたい遺跡や自然いっぱいの観光スポットを元ベトナム駐在員の能祖と最近旅した北村がご紹介いたします!
【定番】まずは誰もが訪れるアンコールワット

アンコールワット遺跡 第一回廊のレリーフ
シェムリアップに訪れた観光客が100%見に行く遺跡がアンコールワット。5つの塔を持つ12世紀初期に建てられたヒンドゥー教寺院です。アンコールワットはクメール語で「都の寺院」の意味を持つ王の権力の象徴であり、死後に住む為の寺院でした。回廊に描かれたラーマーヤナや、マハーバーラタの物語、天国と地獄のレリーフはぜひゆっくり見てみてください。また密林を見下ろせる第三回廊は仏教の日は入場出来ませんのでご注意を。

夜明けのアンコールワット遺跡
朝4時半に出て、アンコールワットで日の出鑑賞もおすすめです。暗闇の中、懐中電灯の明りを頼りに日の出スポットへ。時間と共に空の色がだんだんとオレンジ色に変わり、最後にはアンコールワットの塔の後ろから太陽が徐々に上がる様は、言葉を失うほど美しいんです。
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【定番】大きな都アンコールトムとタプローム

ちょっと笑える要素も。バイヨン寺院レリーフ
アンコールワットの北にある城壁に囲まれた王都アンコールトム。アンコールワットと共に訪れる1日観光では午前中に訪問する遺跡です。中心にあるバイヨンでは微笑む優しい顔の四面仏頭に癒やされ、回廊のレリーフに描かれるストーリーも楽しみましょう。その他、王宮跡、象のテラスなど数カ所の遺跡がありますが、参加するツアーによって見学する内容は変わります。

タ・プローム遺跡 遺跡が飲み込まれそう
また、その周辺にある映画の舞台にもなった遺跡、タプロームも必見です。この遺跡では巨大な榕樹(スポアン)が絡みつき遺跡を徐々に飲み込んで行く姿に、自然の驚異を感じずにはいられないでしょう。
【郊外】近郊で外せない遺跡ベンメリア

密林に眠る・・・ベンメリア遺跡
アンコールワットから東へ約50キロ、天空の城ラピュタの舞台のモデルとも言われる密林に眠る遺跡ベンメリア。いまだ瓦礫が積まれたままになっており、見て回るには遺跡の上に組まれた木の歩道を歩く事になります。

歩きやすく木製の道が出来ています
アンコールワットと類似点も多いことから「東のアンコール」とも呼ばれています。回廊にはラーマーヤナの一節や神々と阿修羅の綱引き乳海攪拌などのレリーフも残り、様々なストーリーを瓦礫の中から見つけながら歩くのも楽しいものです。
【郊外】密林を見下ろすピラミッド型遺跡コーケー

木の根が遺跡にまとわりつき一体となっている
10世紀初頭アンコールワットに先立ち建てられたレンガ造りの寺院遺跡が集まるコーケー遺跡群。広い範囲に遺跡が点在しているので車での移動が必須です。シェムリアップからは2時間半ほどかかるので、ツアーで訪れる事をおすすめします。
レンガで建てられたコーケーの遺跡は外壁を漆喰で塗られていた事もわかっており、当時は白亜の美しい建築だったことがうかがえます。

コーケー遺跡/プラン 七段ピラミッドは見上げる高さ
いくつかある遺跡の中でも注目したいのが高さ35メートルのピラミッド式寺院プランです。以前は急な階段で上がる事は出来ませんでしたが、今は脇に木製の階段がつくられ頂上まで上がれるようになりました。頂上からは遺跡を囲む木々が見渡せ、気持ちがいいものです。
ここのプラン遺跡の入口には簡単な食堂もあり、暑い中歩き疲れたらアンコールビールでひと休みも出来ます。
【郊外】時間があるなら足を延ばしたいプリアヴィヘア

タイとの国境の山の上に残るプリアヴィヘア遺跡
シェムリアップから車で3時間半、タイとの国境の山の上に建つ遺跡プリアヴィヘア。昔からタイとの覇権争いが絶えず、度々観光が出来なくなる遺跡です。シェムリアップ市内から少し離れているのでまだ外国人観光客も少なく、リピーターにおすすめ。遺跡は山の上なので、麓の駐車場でピックアップトラックに乗り換え、寺院のある頂上付近まで上がります。ピックアップトラックは荷台に座ると風も気持ちよく楽しいのですが、スピードが出ていますので苦手な方は車内に。

高所恐怖症には足の竦む山頂からの眺め
ピックアップトラックを降りて山の上にある参道を上がり、アンコール遺跡寺院をいくつか通り過ぎると、ここのハイライトとも言うべき崖からの絶景が現れます。崖の下には何百年もの間変わる事のない深い密林の風景が広がります。ただしロープが張られているだけなので写真を撮るときは十分お気を付けください。
【郊外】プノンクーレン山

プノンクーレン山 山頂の崖
シェムリアップから50㎞北に位置する聖なる山・プノンクーレン山。ここはアンコール王朝発祥の地とされ、聖なる水が流れるとされる水中レリーフ「クバール・スピアン」、山頂の寺院、美しい滝など、見どころは盛沢山。特に、北村が面白いと思ったのが涅槃像(プリアアントム)。一枚岩の上に建てられた寺院で、境内は土足厳禁。裸足で階段を上がっていくと、奥には金色の大きな涅槃像が横たわっており、とても迫力があります!

巨大な寝釈迦仏
この山には大きな岩が数多くありますが、実はかつてアンコールワット建設のための石材を切り出していた場所だといわれています。昔の人々はここで石を採掘し、石に穴をあけてひもを通し、運び出していたそうです。ここからアンコール遺跡まで大量の石材を運んでいたと考えると、当時の人々の労力や技術には驚かされます。
| 施設名 | プノンクーレン山 |
| 住所 | Khnong Phnom commune, Popel |
| 休館日 | 年中無休(雨季は一部規制あり) |
| 入場料 | 一人20ドル |
| アクセス | シェムリアップから車で1時間半 |
【近郊】トンレサップ湖

トンレサップ湖のクルーズ船
シェムリアップ近郊に広がる東南アジア最大の淡水湖、トンレサップ湖。雨季には面積が乾季の最大10倍以上に広がるといわれ、この湖では約100万人もの人々が水上で生活しています。モーターボートに乗って川を進んでいくと、ぽつぽつと点在する水上家屋が見えてきます。中には教会や売店、小学校、さらにはバレーボールコートまであり、水上ならではの暮らしが広がっています。

人々の暮らしが垣間見える水上家屋
ひと際大きな二階建ての屋根の建物はお土産屋さん。ツアーでは大体ここに立ち寄るそうですが、ここではなんとワニに出会えます。お金を払えば餌やりもできるそうです。また地元の人たちがよく飲んでいるハブ酒や蛇の燻製も買えすので、挑戦したい方はぜひ!
| 施設名 | トンレサップ湖 |
| アクセス | シェムリアップから車で20~40分 |
【定番】オールドマーケット
雑貨が多く並ぶオールドマーケット
シェムリアップのパブストリートの近くにある大きな市場「オールドマーケット」。ここではお土産はもちろん、新鮮なフルーツや、漢方、日用品などありとあらゆる物を買うことができます。市場の中は商品であふれ、細い通路が迷路のように広がっているのも特徴です。女性に人気のゾウ柄のズボンやワンピース、南国らしいアクセサリー、藁で作られたサンダルなど、かわいい雑貨もたくさん!
新鮮な野菜やフルーツがたくさん!
朝早くは地元の人々の台所として活気にあふれ、昼になると観光客も増えて市場の雰囲気が少しずつ変わっていきます。夜になると飲食店も多く開き、さらににぎやかな雰囲気に。ここでは値段交渉ができるお店も多いので、気になる商品を見つけたら、まずは少し低めの金額から交渉してみるのがおすすめです。うまくいけば、最初の価格よりお得に購入できるかもしれません!
| 施設名 | オールドマーケット |
| エリア | シェムリアップ |
| 住所 | Pokambor Ave, Krong Siem Reap, カンボジア |
| 営業時間 | 朝7時~21時 |
| 休館日 | 年中無休 |
| アクセス | パブストリートから徒歩5分 |

まとめ
水面に映るアンコールワットとぱしゃり!
アンコール遺跡を見にカンボジアに降り立ったら、まずはシェムリアップからほど近いアンコール・ワット、アンコール・トム、タプロームの観光を。1日で朝日から夕陽まで現地ガイドか案内してくれる定番コースが人気です。初日にこちらを押さえましょう。アンコール遺跡は一回ではとても見きれません。是非何度も訪れて、その度に変わるアンコール遺跡の表情を楽しんでみてくださいね。
シェムリアップには沢山のデラックスリゾートがあります。遺跡巡り半分、リゾート滞在半分のゆったりした旅もいいでしょう。
またご紹介した通り、遺跡だけでなく市内、近郊にも自然や文化を感じられる観光スポットがたくさんあります。
アンコール遺跡含め、魅力たっぷりのカンボジアにぜひ足を運んでみてください!
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