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カラカルパクスタン自治共和国とは?どこにある国?ツアーや行き方もご紹介

アラル海の湖畔
船の墓場/錆びついた漁船<ムイナク>

船の墓場/錆びついた漁船<ムイナク>

中央アジアのウズベキスン内にカラカルパクスタン自治共和国と呼ばれる地域があるのをご存知でしょうか。カラカルパクは「黒い帽子」、カラカルパクスタンとは「黒い帽子を被る民族の国」を意味します。ヌクスを首都とし、ウズベキスタン国土の37%を占めている共和国です。共和国北部には「縮小する湖」と呼ばれるアラル海、世界でも珍しい船の墓場、さらにはミステリアスなホレズム王国の城跡群など…未知なるカラカルパクスタンへ行ってきましたのでご紹介いたします。

カラカルパクスタン自治共和国ってどんな国?

アラル海の何もない大地に朝陽が昇る

アラル海の何もない大地に朝陽が昇る

カラカルパクスタン自治共和国
首都 ヌクス
人口 166,600 km²
言語 カラカルパク語、ウズベク語
宗教 主にキリスト教
通貨 スム(ウズベキスタン)
時差 日本との時差は-4時

ウズベキスタン西部の自治共和国であるカラカルパクスタン共和国は、独自の憲法を持ち、国旗、国章、国歌も制定されています。首都のヌクスにはサヴィツキー記念カラカルパクスタン共和国国立美術館や共和国国立博物館もあります。

日干し煉瓦でキジル・カラを修復中

日干し煉瓦でキジル・カラを修復中

共和国の見どころは「20世紀最大の環境破壊」と呼ばれているアラル海。ウズベキスタンの北西部、アムダリヤ川下流に位置し、かつては6万8000㎢という世界第4位の面積を誇っていた湖です。湖でありながらもその名の通り、まるで海のように果てが見えなかったためアラル“海”と呼ばれています。またアヤズ・カラなどの都城跡(カラ)をはじめとする遺跡が1000以上点在しているといわれており、今後の観光開発にも期待がもてます。

カラカルパクスタン共和国への行き方

アラル海の水を求めてひたすら凸凹道を進む

アラル海の水を求めてひたすら凸凹道を進む

カラカルパクスタン共和国の首都ヌクスへは、タシケントから国内線の利用が便利です。所要約1時間40分ですが、1日1便など限られた本数のため、満席になることも多いので注意が必要です。見どころであるアラル海と言うと一般的にムイナクの船の墓場をイメージされる方が多いです。ムイナクまでのアクセスはヌクスから車で片道約3時間と日帰り観光も可能です。近くに博物館もあり、変わり果てる前のムイナクの歴史を知ることもできます。

エコノミー座席でも快適な高速鉄道<アフラシャブ号>

エコノミー座席でも快適な高速鉄道<アフラシャブ号>

ムイナクから道なき地平線が続く砂漠を約4時間、ようやく消滅の危機に瀕するアラル海の湖畔に到着します。アラル海は、塩分濃度が非常に濃いため、夏の暖かい時期には、死海と同じように浮かびながら新聞を読むなど貴重な体験も可能です。

環境破壊の果てアラル海とは

アラル海の象徴 ムイナクの船の墓場にて

アラル海の象徴 ムイナクの船の墓場にて

アラル海
エリア名 アラル海
アラル海はカザフスタンとウズベキスタンにまたがる塩湖です。
面積 68,000 km²

かつては世界第4位の大きさを誇る湖だったアラル海も、ソ連による綿花栽培の用水として用いられたために半世紀で約5分の1に縮小しています。そして南岸の都市ムイナクはもともと漁業でなりたっている地域でしたが、今ではアラル海が完全に干上がり、多数の漁船が放置され朽ち果てた姿は皮肉なことに「船の墓場」として有名になってしまっています。

夏の暖かい時期は、湖畔にキャンプでBBQ

夏の暖かい時期は、湖畔にキャンプでBBQ

そして今なお縮小を続けているアラル海ですが、たとえ用水としての利用をやめたとしても元の姿に戻すまでには70年もの歳月を要すると言われています。このまま利用を続ければ、近いうちには消滅してしまうアラル海。20世紀最大といわれる環境問題を知るために、「船の墓場」を訪れてみてはいかがでしょうか。

古代ホレズム王国の遺跡「カラ」を巡る

砂漠の中の都城遺跡トプラク・カラ

砂漠の中の都城遺跡トプラク・カラ

船の墓場を訪問した際は、古代ホレズム王国の遺跡巡りもお勧めです。
王国繁栄の中心となったアムダリヤ川が流れを変えるたびに城を作り替え、1940年代には数百キロに渡り都城跡(カラ)が点在するようになっていました。今も形を残しているものは少ないですが、現在修復中の遺跡も含め、今後の観光地として注目される可能性は高いでしょう。

アヤズ・カラの麓のキャンプでユルタに宿泊体験

アヤズ・カラの麓のキャンプでユルタに宿泊体験

古代ホレズム王国のカラ巡りの際は、ぜひアヤズ・カラにあるユルタキャンプに宿泊しましょう。砂漠のど真ん中で楽しむ満天の星空観賞は、かけがえのない思い出になります。まだまだ観光客は少ないですが、あまり知られていないウズベキスタンを見ることが出来る貴重な体験になります。

ウズベキスタン&アラル海のツアー

サマルカンドの象徴 レギスタン広場

サマルカンドの象徴 レギスタン広場

近年はテレビ番組での特集も増えたウズベキスタン。2018年からビザ(査証)が免除になり、日本からの観光客も急激に増えています。サマルカンドなど人気の観光地も多く、世界遺産を周遊するウズベキスタン旅行が人気です。

タシケントで人気のプロフ屋さんOSH MARKAZI

タシケントで人気のプロフ屋さんOSH MARKAZI

実際にウズベキスタンおよびアラル海を旅行してみて感じたことですが、日本人には馴染みのないウズベク語もしくはロシア語の言葉の壁は思いのほか高く、日本語ガイド付きのツアーが断然オススメです。特にアラル海やカラ巡りの場合、移動手段を確保するのも一苦労です。現地事情に詳しく自由自在にアレンジをしてくれる旅行社を利用するのが便利でしょう。
以上、いかがでしたか?ウズベキスタン旅行と聞くと不安に感じる人も多いかと思いますが、人々はとても親切で愛嬌があり治安も良いので、個人的に特にオススメです。

まとめ

近年人気のウズベキスタンツアーの中でも、少し変わった視点で訪れていただきたいアラル海を含むカラカルパクスタン自治共和国を紹介させて頂きました。SDGSをよく耳にする昨今、20世紀最大の環境破壊と呼ばれるアラル海の実情を訪れてはいかがでしょうか。

今回のトラベルアドバイザー
大道 隆宏/69か国訪問

20歳の時の初めての海外旅行はフィリピンへ。オーストラリアのワーキングホリデー中にバックパッカーに目覚め仕事を含めると60か国以上を訪問。海外では、迷ったら「YES」を合言葉に何でも挑戦することに決めている。最近は渡航した際にローカルカジノを探し、ポーカーを通して現地の人と勝負、交流するのが楽しみの一つ。

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