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21世紀はインドの時代!南インド・ベンガルールの旅 ツアーもご紹介

「IT産業の街」と「庶民の台所」の2つの顔をもつ

「IT産業の街」と「庶民の台所」の2つの顔をもつ

かつて「バンガロール」と呼ばれ、バンガロール綿で知られる繊維産業の地方都市だったベンガルール。今では「インドのシリコンバレー」として急成長し、IT産業の一大拠点へと変貌を遂げ、世界中のトップ企業が集まる近代都市となったベンガロール。緑豊かな公園や植物が街を彩る「庭園都市」として知られる一方、「庶民の台所」として、色とりどりの花や香辛料、伝統工芸品が並び、昔ながらの暮らしと文化が息づいているベンガロール。その街の魅力と郊外の観光地をご紹介します。

ブル寺院

黒い花崗岩で作られた巨大なナンディ像(牡牛像)

黒い花崗岩で作られた巨大なナンディ像(牡牛像)

ブル寺院(Bull Temple)は、16世紀にヴィジャヤナガル王国の配下にあった封建領主のケンペ・ゴウダ1世によって建設された、ヒンドゥー教寺院です。この寺院の最大の特徴は、巨大なナンディ像(牡牛像)です。ナンディは、シヴァ神の神聖な乗り物(ヴァーハナ)であり、寺院の中心には全長約4.5メートル、高さ約6メートルの黒い花崗岩で作られたナンディ像が鎮座しています。そのため、ナンディ寺院(Nandi Temple)とも呼ばれます。

現在も農業や商売繁盛を願う信者が多く訪れる

現在も農業や商売繁盛を願う信者が多く訪れる

この寺院の伝説によると、かつてこの地では農作物を荒らす雄牛が現れ、人々は困り果てていました。そこで、ナンディを祀るための寺院を建てたところ、雄牛は姿を消し、農業が繁栄したとされています。そのため、現在も農業や商売繁盛を願う信者が多く訪れます。

施設名 ブル寺院
住所 Bull Temple Rd, Basavanagudi, Bengaluru, Karnataka 560019 インド
営業時間 08:00~12:00、17:00~20:00
休館日 なし

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ラールバーグ植物園

ベンガルールを代表する広大な植物園

 

ベンガルールを代表する広大な植物園

ラールバーグ植物園は、ベンガルールを代表する広大な植物園で、緑豊かな景観と歴史的価値を持つ観光スポットです。この庭園は18世紀、マイソール王国のハイダル・アリーによって造営が始まり、後に息子のティプー・スルタンによって拡張されました。イギリス統治時代にはさらに整備され、現在では約97ヘクタールにわたる広大な敷地に、多種多様な植物が生育しています。園内には、特に珍しい熱帯・亜熱帯植物が数多く植えられ、インド国内だけでなく世界各地から集められた種が栽培されています

約30億年前の花崗岩の一枚岩「ラールバーグ・ロック」

 

約30億年前の花崗岩の一枚岩「ラールバーグ・ロック」

ラールバーグ植物園のもうひとつの見どころが、この「ラールバーグ・ロック(Lalbagh Rock)」です。インド亜大陸の原始地殻を構成する、国内最古の地質構造のひとつで、約30億年前に形成されたとされる花崗岩の一枚岩です。1975年には、インド政府により地質学的遺産に指定され、地質学的にも極めて貴重な存在とされています。

施設名 ラールバーグ植物園
住所 Mavalli, マバリ Bengaluru, バンガロール Karnataka 560004 インド
営業時間 毎日 6:00~19:00
休館日 なし

南インド料理

南インド料理・バナナの葉に料理を盛り付ける

 

南インド料理・バナナの葉に料理を盛り付ける

南インド料理は、スパイスを効かせながらも軽くて消化に良いのが特徴で、主食には米が使われます。代表的な料理に、発酵させた米と豆の生地から作る「ドーサ」や「イドゥリ」があり、それぞれクレープ状に焼いたものと蒸しパンのような食感です。ココナッツチャツネやスパイシーな豆のスープ「サンバル」、酸味のある「ラッサム」と一緒にいただきます。料理はバナナの葉に盛りつけ、手で食べるのが一般的。ご飯にサンバルやラッサムをかけ、手で混ぜてから親指で押し出すように口に運ぶのがコツですが、慣れないと散らかしてしまうことも(笑)。また、ココナッツオイルを使った風味豊かな料理も多く、南インドならではの魅力が詰まっています。

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ジャイナ教の聖地・シュラヴァナベルゴラ

高さ約18mの巨大なゴマテーシュワラ像

 

高さ約18mの巨大なゴマテーシュワラ像

シュラヴァナベルゴラは、ベンガルールの西約150kmの位置にあるジャイナ教の聖地です。この町にはヴィンディヤギリとチャンドラギリの2つの岩山があり、ヴィンディヤギリの頂上には、単一の花崗岩で彫られ、裸形で瞑想するバーフバリの姿を表現した、高さ約18mの巨大なゴマテーシュワラ像(バーフバリ像)がそびえ立っています。12年に一度行われる「マハー・マスタカ・ビシェカ」という祭典では、像の頭の上から牛乳や白檀(サンダルウッド)のペーストをかける儀式が行われ、多くの巡礼者が訪れます。次回は2030年です。

ヴィンディヤギリの丘の頂上からの眺め

 

ヴィンディヤギリの丘の頂上からの眺め

参拝には、645段の階段を裸足で登る必要があり、かなりハードです。入り口付近には靴を預ける場所があり、また、日中は地面がかなり熱くなるため、観光客が素足で登ることはほぼ無理で、入り口付近に靴下売りがいるので購入して登るのがよいでしょう。参拝するにはややハードですが、登り詰めた頂上からの眺めは素晴らしく、すこぶる爽快です。巨大なゴマテーシュワラ像は、さらにその先の石段を登った頂上にある寺院に収められています。

施設名 シュラヴァナベルゴラ(Shravanbela Gola)
エリア カルナータカ州
住所 シュラヴァナベルゴラ
営業時間 07:00~18:30
休館日 なし

ベルールのチェンナケーシャヴァ寺院

チェンナケーシャヴァ寺院のゴープラム(塔門)と参拝者

 

チェンナケーシャヴァ寺院のゴープラム(塔門)と参拝者

ベルールにあるチェンナケーシャヴァ寺院は、12世紀にホイサラ朝の王・ヴィシュヌヴァルダナによって建立されたヒンドゥー教の寺院です。チョーラ朝との戦いに勝利したことを記念し、また自身がジャイナ教からヒンドゥー教へ改宗したことを象徴するために建てられました。主神はヴィシュヌ神で、「チェンナ・ケーシャヴァ」とは「美しい・ヴィシュヌ神」を意味するといわれています。

拝堂にあるホイサラ様式の細密な浮彫彫刻像

 

拝堂にあるホイサラ様式の細密な浮彫彫刻像

ホイサラ様式の建築は、一般的なヒンドゥー教寺院とは異なり、最も重要な空間である「聖室(ガルバグリハ)」や「拝堂(マンダパ)」の上部が高くせり上がらず、全体的に平面的な構造が特徴です。その代わり、寺院の外壁や内壁には非常に精緻な彫刻がびっしりと施され、まさに「これでもか」というほど華やかに装飾されています。特に、星型の基壇や細密な浮彫は、ホイサラ建築の大きな特色とされています。現在も多くの参拝者が訪れる信仰の場であり、ホイサラ王朝が築いた芸術の粋を今に伝える貴重な寺院です。

施設名 チェンナケーシャヴァ寺院(Chennakeshava Temple)
エリア カルナータカ州
住所 べルール
営業時間 09:00~17:00
休館日 なし

ハレービードのホイサレーシュワラ寺院

シヴァ神を祀るホイサラ朝の壮麗な寺院

 

シヴァ神を祀るホイサラ朝の壮麗な寺院

ホイサレーシュワラ寺院は、ベルールから約16km離れたハレービードにある、ホイサラ朝のもう一つの壮麗な寺院です。この寺院は、ベルールのチェンナケーシャヴァ寺院を築いたヴィシュヌヴァルダナ王によって着工され、のちに息子のナラシンハ1世によって完成したと伝えられています。寺院名の「ホイサレーシュワラ」は、ヴィシュヌヴァルダナ王の別名「ホイサラ(Hoysala)」に由来し、王を讃える意味が込められていると考えられています。この寺院はシヴァ神を祀るヒンドゥー教寺院で、聖堂にはシヴァ神の像が安置されています。

星型の基壇と極めて精緻な彫刻が施された建築様式

 

星型の基壇と極めて精緻な彫刻が施された建築様式

建築様式はホイサラ建築の典型で、低く平らな屋根、星型の基壇、そして極めて精緻な彫刻が寺院の内外を埋め尽くし、その壮麗さはベルールのチェンナケーシャヴァ寺院を彷彿とさせます。14世紀、デリー・スルタン朝の侵攻によって一時荒廃しましたが、現在でも見事な装飾が残されており、ベルールの寺院と並んでホイサラ建築の最高傑作と称されています。

施設名 ホイサレーシュワラ寺院(Hoysaleswara Temple)
エリア カルナータカ州
住所 ハレービード
営業時間 09:00~17:00
休館日 なし

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南インドの新しい玄関口

ベンガルール国際空港内には植物があふれている

 

ベンガルール国際空港内には植物があふれている

ベンガルール国際空港の名前にもなっている「ケンペ・ゴウダ1世」が築いたこの街は、今や世界の大企業が集まるIT産業の中心地として発展し、緑豊かな「ガーデンシティ」として、喧噪の中にも憩いの場所が点在する近代都市の姿を見せています。また郊外には、ヒンドゥー教寺院の重要な建造物が集まるベルールやハレービード、巨大な一枚岩を聖地として崇めるシュラヴァナベルゴラなど、素晴らしい観光地が広がっています。ベンガルールは、21世紀の南インドにおける新しい旅の玄関口として注目されることでしょう。

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