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ベルギー・ワロン地方ってどんなところ? おすすめ観光地やホテルもご紹介

可愛らしいお店
デュルビュイの地元のビールも美味。ラベルも可愛い

デュルビュイの地元のビールも美味。ラベルも可愛い

ベルギーはオランダ語を話す北部のベルギーと、フランス語を話す南部のベルギーに分かれています。フランス語圏、ワロン地方の魅力を表すキーワードは「かわいい・やさしい・おいしい」の3つ。小さくて個性的なナミュールやディナンなどの町、セルなど小さな美しい村、そしてアンヌヴォア城やヴェーヴ城などのアルデンヌ地方の古城も見逃せません。小さな村へ行くと、家並みはどれもが「かわいい」し、田舎に行けば人々は素朴で「やさしい」のです。そして人口400人程度の町に30-40軒ものレストランがある美食のデュルビュイなど、とびきり「おいしい」料理が味わえます。ワロン地方には修道院のトラピストビールから地元ビールまで、ビールの種類も盛りだくさんです。ワロン地方へ行ってこそ、ベルギーの本当の良さが味わえるのです。今回はワロン地方の魅力についてご紹介いたします。

アルデンヌの古城めぐり

アンヌヴォア城のすばらしい庭

アンヌヴォア城のすばらしい庭

ワロン地方で見逃せないのが古城です。やはり南部ベルギーはフランスと国境を接しているだけあってフランスの古城のような美しい城めぐりが観光のハイライトとなるのです。
まず訪れたいのがアンヌヴォア城。ここは庭が有名でアンヌヴァの庭というパンフレットがあるほど、この城の庭が素晴らしいのです。庭を散歩するだけでもゆったりした気分に浸れます。18世紀の水の城という呼び名があるほど、あちこちに噴水や小川があり、白鳥や鴨の親子が泳いでいる姿ものどかです。

フレイエル(フレイール)城を見下ろす

フレイエル(フレイール)城を見下ろす

フレイエル(フレイール)城も同様に庭が素晴らしいお城です。上から見下ろすと植木が模様を作っていてフランス風の庭園となっています。かつて1675年にはフランス王ルイ14世がディナン攻略の際にここに滞在したそうで、その時滞在した豪華な部屋が残されています。
大小4つの塔屋を持ち外観が古風で優美な古城は小高い丘の上に立つヴェーヴ城です。当初は戦闘を目的として建てられた要塞だったのが、後に居城となったそうです。内部を見学すると今なお人が暮らしているようなセッティングがされており、ダイニングのテーブルには今にもディナーが運ばれてきそうな気配でした。

世界一小さな町デルビュイ

小さな町のお肉屋さん

小さな町のお肉屋さん

ベルギーのアルデンヌ地方、深い森の中にある世界一小さな町デュルビュイ。石畳の小道、石造りの可愛らしい家々は、まるで絵本の世界から抜け出したような町並みです。人口400人という小さな町なのに、レストランの数はなんと40軒!そう、デュルビュイはベルギー有数のグルメの郷でもあるのです。

ホテル ル・サングリエ・デザルデンヌ 朝食風景

ホテル ル・サングリエ・デザルデンヌ 朝食風景

その町でもトップクラスの味で定評のあるオーベルジュが「ル・サングリエ・デザルデンヌ」。ウルト川の河畔に位置するこのオーベルジュは、中世時代の城やトピアリーの庭園の景観も楽しめる優雅な宿なのです。
「アルデンヌの猪」という意味で、宿のトレードマークは猪。この町で知られるカーディナル家の所有で、日本の天皇陛下も皇太子時代に来られたとか。
私の泊まった22号室は細くて急な階段を上ってすぐのスタンダードルーム。でもゆったり広めでアンティークな調度品が歴史を感じさせます。明るくてエレガントなレストランの食事はさすがに本格的でした。

川の畔の美しき古都ナミュール

歴史的建造物が多いナミュールの町

歴史的建造物が多いナミュールの町

アルデンヌの森の緑に包まエたナミュールの町は、旧市街が美しい古都。ムーズ川と支流のサンブル川の合流地点が町の中心で、美しい橋が架かっています。ジャンブ橋からシタデル(城塞)を望むと本当に美しく絵になる風景なのです。教会を中心に歴史的建造物がたくさん残るナミュールの町。必見スポットは多いものの、ベルギー7つの不思議のひとつに数えられる宗教芸術作品が飾られる「オワニー宝物館」は行く価値ありです。

ホテル シャトー・ナミュールの素敵なレストラン

ホテル シャトー・ナミュールの素敵なレストラン

ナミュールに泊まるならお薦めは「シャトー・ナミュール」という古城ホテルです。丘の上にあって見晴らしも良く、情緒あふれる貴族の館風グルメの宿です。この地方独特のレンガ造りとグレイの屋根の外観もムード満点です。それなのにリーズナブルな価格で泊まれるカジュアルさが人気なのです。

サックス氏の故郷ディナン

ディナンはサクソフォーンを 創ったサックスの故郷

ディナンはサクソフォーンを 創ったサックスの故郷

ムーズ川に面して切り立った山の上にあるシタデル(要塞)と高くそびえる教会の尖塔の姿が特徴的なディナンの町。川には遊覧船が行き交い、クルーズ船でナミュールまで行くこともできます。
橋や町中にはあちこちにサクソフォーンの飾りがトレードマークのように見つかります。この町がサクソフォーン(サックス)を創ったかのサックス氏の故郷であると聞くと納得です。「メゾン・ド・サックス」という展示場の入口にはサックス氏の彫像がベンチに腰掛けています。肩を組んで記念撮影を。

夜はライトアップされてムードたっぷりのディナン

夜はライトアップされてムードたっぷりのディナン

町並は情緒たっぷりで散策が楽しいところです。小麦粉と蜂蜜だけで焼いた昔ながらの固焼きの「クック・デ・ディナン」という大きなクッキー屋さんがあって、アンティークなケーキも売られています。
ディナンはこの町を散策するだけでなく、古城めぐりの拠点の地としても便利で、ここからフレイエル(フレイール)城もヴェーヴ城も近いのです。
私はこの町の雰囲気のいい「カフェ・レッフェ」という店でランチを取りました。ベルギーはビールが美味しいことで有名ですが、この店で出たレッフェの白ビールも美味しくて、インゲンとベーコンの温サラダ、チキンのビール煮込み、鱒のグリルなどを頂きました。どれもあっさりして絶品で、ビールとよく合いました。

マイケルジャクソン絶賛のビールがオルヴァル修道院で

独特のグラスに注がれるオルヴァルのビール

独特のグラスに注がれるオルヴァルのビール

トラピストビールとして知られるオルヴァルビールはベルギー最南部アルデンヌの森の奥に昔からある修道院で作られてきました。広い敷地内にはたくさんの修道院の建物が並び、10数人の修道士が暮らしています。そして修道士がビールを作っているのです。昔の修道院は燃えてその後が遺跡として残され、敷地内で見学できるのもユニークです。ビールの醸造所とチーズ工場もあります。ビールのミュージアムでは醸造の過程をフィルムで見て説明も聞くことができます。このビールを飲んでかつてマイケルジャクソンも絶賛したとか。誰もが大好きになるビールです。

昔の修道院跡が遺跡として残されている

昔の修道院跡が遺跡として残されている

昔からビールはアルコールとは別の飲み物として、修道士たちが飲むことも許されてきたそうです。そして今では世界に7か所あるトラピストビールの醸造所の中でもっとも規模が大きくて人気も高い存在がこのオルヴァルビールなのです。ちなみに世界7か所のうち6か所はベルギーにあります。そして尼僧の修道院では造ることは許されていないそうです。
オルヴァルビールの売り上げはすごく多いので、修道院では売上金の一部を寄付しているそうです。修道院では試飲はできないので、外のお店で飲んでみました。独特の丸いグラスで150CC位から飲ませてくれるので、私にはちょうどいい量でした。ここでしか飲めないオーヴァル・ヴェール(グリーンビール)はとりわけ爽やかで味わい深いビールで、大ファンになりました。

古城ホテルでグルメ満喫ならシャトー・ダッソンビル

ホテル シャトー・ダッソンヴィルの外観

ホテル シャトー・ダッソンヴィルの外観

17世紀後半に建てられた城館を利用した本格的古城ホテル「シャトー・ダッソンビル」。約52ヘクタールもの広大な敷地にあって、深い森の中にホテルと前庭が広がっています。広い芝生の中に石造りの焦げ茶色の古城がそびえています。とんがり屋根の形も、ポケットのように並ぶ窓の日除けも、外観の可愛らしさが特徴です。

ホテル シャトー・ダッソンビルのレストラン

ホテル シャトー・ダッソンビルのレストラン

天気のいい日にテラスのパラソルの下でのんびりと憩いのひと時を過ごすのがここでの楽しみ方でしょう。そんな欧米人ゲストがいっぱいいます。
このシャトーの人気が高いのには、グルメのレストランの存在が大きいのです。数多くの賞を受賞していて評判の高いレストランには、数千本ものストックがある大規模なカーブ(ワイン蔵)があって、これも一見の価値があります。

まとめ

アルデンヌ地方のベルヴォー教会のステンドグラス

アルデンヌ地方のベルヴォー教会のステンドグラス

3つのキーワード「かわいい・やさしい・おいしい」・・・・そんな魅力あふれるワロン地方の魅力を知ってもらえたでしょうか?ベルギーに行ってブリュッセルとブルージュだけ見て帰るのはもったいないのです。次の旅行には、ぜひワロン地方もプランに追加してみてくださいね。

 

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