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ガイアナとは?どこにある国?ツアーや行き方もご紹介

村の可愛い子供たち。笑顔が癒されます。

南米の中でもとりわけ知名度が低く魅力の薄いギアナ3国。「そもそも南米大陸にそんな場所あったっけ?」と思われる方がほとんどでしょう。実際私も旅をするまでは完全に地図上で見逃していましたし、日本だけでなく世界的に見てもマイナーな国であることは間違いありません。この記事でご紹介するのはそのうちの1つである、ガイアナ共和国。見どころが無いと言われているギアナ3国ですが、正直ガイアナだけは例外だと言わざるを得ません。それだけユニークで面白い国、ガイアナ。今回は実際に訪れた経験をもとにこの国について述べていければと思います。

ガイアナってどんな国?

ガイアナで1番のハイライトであるカイエチュール滝は大迫力!

南米大陸の北部に並ぶギアナ3国。そのうちのひとつガイアナは3国の中で最も西に位置し、また最も魅力あふれる国でもあります。
赤道から程近いガイアナは1年を通して蒸し暑いのが特徴。そのためか、ガイアナの空港に着くと入国審査前の入り口で空港スタッフによるミネラルウォーターのプレゼントが!今まで数多くの国を訪れてきましたが、ホテルならともかく空港でこのようなサービスを受けたのは初めてのことです!

村で出会ったお母さん。治安は悪いですが優しい人もいっぱいです!

元々イギリスの植民地であったガイアナは、南米で唯一英語が公用語の国。首都のジョージタウンには植民地時代のコロニアルな白い教会や建物が並び、この町の見どころにもなっています。しかしそれと同時に、他の南米の大都市ほどではないにせよ治安の悪さも問題となっていて、観光客は特に狙われやすいのだとか。マーケットなどの混雑している場所は最大限の注意が必要。また、夜に出歩くのはまずやめたがいいですし、貴重品はホテルに預けておくのが無難です。

ガイアナの行き方

アメリカ系の航空会社は3時間前にチェックインをしておくと安心です!

南米の秘境ガイアナへの行き方はアメリカ経由が一般的です。マイアミはカリブや南米諸国へのフライトがよく飛んでいる街。そのためまずはこのマイアミへ移動しなくてはならないのですが、残念ながら日本からマイアミへの直行便はありませんので、他のアメリカの都市を乗り継いで行くことになります。その上、ガイアナへのフライトがそんなに頻繁に飛んでいるはずもなく…接続便もないので、マイアミで1泊するのが時間的にも体力的にもオススメです。

カイエチュール滝の小さな滑走路で1枚!!

ギアナ3国の中では比較的フライト数が多いガイアナ。隣国スリナムからの飛行機はもちろん、カリブ海のハブ空港トリニダードトバゴのポート・オブ・スペインや、コロンビア、パナマからの飛行機も出ているので周辺諸国から入国するのもひとつの手でしょう。

ガイアナのツアー

アメリインディアンの村の民芸品

3国の中では魅力あふれるガイアナですが、日本人にはやはり馴染みのない国。ブラジルやアルゼンチン、ペルーなど強烈な個性と魅力を持つ国が同じ大陸にあれば目立たなくなるのも仕方ありません。
そんなガイアナへのツアーを取り扱っている旅行社は日本にもいくつか存在しますが、そのほとんどが団体旅行であったり期日限定のもの。個人旅行で手配可能な旅行社はありますが、ごくわずかです。わざわざガイアナへ旅行しようと言う人は恐らく旅慣れた人が大半だと思いますので、もし団体旅行を煩わしく感じるようであれば、そういった個人旅行の出来る旅行社で検討してみるのをオススメします。

スタブロック市場はジョージタウンで一番賑わうマーケット!

またガイアナは他のギアナ3国の国々と違って、単体で巡っても十分面白い国。カイエチュール滝やコロニアルな町並みが美しいジョージタウンなど見どころ満載なので、無理して他の国もまわる必要はないでしょう。しかしもし国の数を増やしたいなら同じギアナ3国はオススメ。またトリニダードトバゴのポート・オブ・スペインへのフライトが便利なので、一緒にカリブ諸国も訪れてみたら違った魅力を感じられて面白いかもしれません。

世界で一番長い旅・カイエチュール滝

セスナ機から見下ろしたカイエチュール滝。

ガイアナ旅行に来たら欠かせないのがこのカイエチュール滝。実はこの滝、滝壺のある一段の滝としては世界で一番の長さを誇る迫力満点のスポット。「えっ1番はエンジェルフォールじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。実際、隣国ベネズエラにあるエンジェルフォールは最大落差979mで世界最大落差の滝として知られているのですが、カイエチュール滝との違いは滝壺の有無。エンジェルフォールはあまりの高さに落ちている間に水が蒸発してしまうため滝壺が無いのが特徴です。

こんな岩の隙間も進んでいきます。雨の翌日は滑りやすいので注意!

そんなカイエチュール滝への行き方はなんとセスナ機のみ!しかも降りたあとは約1時間ジャングルの中をトレッキングというなかなかにハードな行程です。途中ガイドさんがこの地ならではの植物や生き物を教えてくれるのですが、暫く進んでいくと徐々に滝の音が。
ジャングルの奥にあるその展望台は、展望台とも呼べないまさに断崖絶壁。もちろん柵もないので落ちたら終わりです。しかし遮るものが無い中で見るカイエチュール滝の迫力は、言葉に出来ないほどの感動があります。私は高所恐怖症であまり近づけなかったのですが、度胸のある人は崖のギリギリまで行って滝壺とそこに掛かる虹を覗いてみてはどうでしょうか。

水遊びが楽しいオリンデュイック滝だけど…

ガイアナの国名は「豊かな水の地」という意味があるそう。たしかに納得!

カイエチュール滝のツアーに申し込むと一緒に巡ることが出来るオリンデュイック滝。こちらはカイエチュール滝とは一転、迫力があるような大きなものではなく、小さな滝が連なる流れの緩やかな滝になっています。ここの最大の目的は滝壺での水遊び!みんな持ち込んだ水着に着替え各々好きなように過ごすのですが、そうとは知らず水着を持ってこなかった私。今回は足を浸けてちゃぱちゃぱ遊ぶだけに留めました。

頼もしいガイドさん。慣れているようで全然滑る気配がありません。

年間を通じて高温多湿のガイアナでは、こういった水遊びがぴったり。足だけでも十分気持ちよかったので、ちゃんと水着に着替えて入ればもっと楽しめるはず。ただ、滝壺は想像以上に地面がつるつる!どれだけ注意深く歩いていても尻餅をつきそうになるので、ガイドさんに手を引いてもらいながらゆっくり入るといいでしょう。
気を付けないといけないのは、カイエチュール滝もそうですが滝へ行くセスナ機が不定期運行であること。人数が定員に満たないとすぐにキャンセルされてしまうのです。ガイアナはまだまだ観光国と呼べるレベルではないのが現状。あくまで秘境の国であるということを理解した上で旅をした方がいいでしょう。

アマゾンさながらのジャングルを体験!ポケロクリーク

本当に鏡みたいに反射していて面白い!

クリークとは英語で「水路」を意味する言葉。泥が混じり、文字通り黒色をしたデメララ川から繋がるのが、このポケロクリークです。マングローブなどの木々や青空、そして白い雲が鏡のようにくっきりと黒い水面に映り込む様子は、神秘的な美しさ。そこをスピードボートで風を切って進んでいくのです。

自然の中にあるロッジ。最高の環境です!

ジャングルの奥の方には村もあり、地元の人が小舟で釣りをしているところにも出会えるかも。都会の喧騒から離れたそこは、まるでここだけ時間の流れが他より遅いのではと思われるほど、ゆったりとした時間が流れていきます。
ここではアローポイントと呼ばれるナチュラルなロッジに泊まるプランもあって、カヌーやペダルボートなどの水上アクティビティを楽しむことも可能。大自然の中でくつろぎたい人にぴったりの場所と言えるでしょう。

白い町並みが美しいジョージタウン

ヨーロッパにいるかのような白くて美しい建物。これは市庁舎なんだとか。

ギアナ3国の首都の中では1番大きくて活気もあるジョージタウン。大西洋に面したこの町は、イギリスの植民地時代の面影が残る白い町並みが特徴です。上から見下ろすと、きちんと区画整備がされ縦と横に綺麗に走る道路の様子が分かるはず。同じギアナ3国の仏領ギアナのような廃れた印象は無く、人や車の通りも多いです。その分冒頭でもお話した通り治安の悪い町なので、昼間でも細心の注意が必要になります。

聖ジョージ大聖堂。本当に真っ白!!

そんなジョージタウンの見どころはなんと言ってもコロニアルな町並みと、町のシンボル的な存在である聖ジョージ大聖堂でしょう。聖ジョージ大聖堂はガイアナで最も高い木造建築の一つで、青空に映える真っ白な外壁が美しい建物。外観の印象とは対照的に、内部は黒い印象で、木造建築らしい木組みが独特の雰囲気をつくり上げています。

インド系が多いのでカレーやロティが定番

インド系が多いですがインドほどベジタリアンの人は多くなさそう。

実は国民の40%ほどがインド系だというガイアナ。というのも、当時同じくイギリスの植民地であったインドから、労働者として多くの人々が遠い海を越えてやってきたそう。そのため、ガイアナの食事は土着の料理以外にもインド料理もよく食べられます。特にカレーやロティは定番。トリップアドバイザーでガイアナ国内のレストランを人気順に見ていても、その上位はほとんどがインド料理かアジア料理。人口の半分近くを占めるだけあり、やはりその味はかなり本格的。カレーが好きな人ならガイアナで食事に困ることはほとんどないはずです。

料理に使うイモを見せてくれたスタッフさん

またカリブ諸国に近いガイアナではカリビアン料理に近い食事をいただくことも。南国らしいバナナのフリットや魚料理などもあるので、カレーと合わせて味わってみてはいかがでしょうか。

 

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