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失敗しないスイスツアーの選び方 その4 ユニークコース編

ベルン旧市街とアルノ川

スイスの定番、グリンデルワルトとツェルマット。ここではあえて、その定番に行かないコースを紹介します。スイスが2回め以上の方、また、ありきたりの旅にしたくない方におすすめです。オーバーツーリズム気味の大観光地を避け、観光客の少ない場所を訪問するということは、持続可能な旅を目指すための「場所の分散」をするのに何より効果的です。地域の魅力がどんどん発掘でき、大観光地の一極集中にならない旅、そんなスイスの旅をしてもらうことは私の願いなのです。

日本人の少ないアルプスの美しい山の村に滞在

カンデルシュテークの町の風景

日本→チューリッヒ1泊→カンデルシュテーク2泊→ミューレン2泊→チューリッヒ1泊→機中泊→日本
かつてはスイスからイタリアへの鉄道の幹線上にあった村カンデルシュテーク。新線ができたため今はローカル線が通るだけの駅になりました。しかし、それゆえ観光地化していない、スイスならではの景色は、旅人に心地よさを与えます。「ブリュムリスアルプホルン」の美しい山々、緑の牧草地、素朴な教会。ベランダに花があふれる木造建築の民家…など。のどかな山の風景に身も心も癒されるはずです。

アルプスの神秘の湖エッシネン湖

カンデルシュテークから、秘湖エッシネン湖へはチェアーリフトに乗った後、1時間の軽いハイキング。神秘の湖は周囲を断崖に囲まれて静まりかえっています。もう1つ訪問する村ミューレンは失敗しないスイスツアーの選び方その3で紹介しました。スイスの山の村の超おすすめの村です。

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スイスらしさを感じる2つの美しい村を訪問

スイス最奥の村・ソーリオ 村の全景<ソーリオ>

日本→機中泊→チューリッヒ→マイエンフェルト1泊→サンモリッツ2泊(ベルニナ特急乗車)→ソーリオ2泊→サンモリッツ→チューリッヒ1泊→機中泊→日本
ソーリオは、オーバー・エンガディン地方のイタリア国境に近いスイス最奥の村です。このソーリオで2連泊します。アルプスの画家セガンティニはこの村を「天国の入口」とたたえました。石葺き屋根の家々、道路のような石畳の路地、険しいアルプスの山々と緑あざやかな牧草地。この村の風景はまるで天国にいるような安らぎを与えてくれます。

アルプスの少女ハイジの村マイエンフェルトに滞在したりベルニナ特急にも乗車します。

2つのヨーロッパの小国巡り

切手博物館(ファドゥーツ/リヒテンシュタイン)

日本→機中泊→チューリッヒ→ファドゥーツ1泊→チューリッヒ1泊→バルセロナ1泊→アンドラ1泊→バルセロナ1泊→機中泊→日本
リヒテンシュタイン、アンドラの2つのヨーロッパの小国を周遊するユニークなコース。リヒテンシュタインの首都ファドゥーツは2時間もあれば完全に見られる小さな町。切手博物館やファドゥーツ城は訪問してください。アンドラはピレネー山中の小国。公用語はカタルーニャ語ですが、もちろんスペイン語、フランス語も通用します。バルセロナからアンドラへの途中は中世芸術都市ビックやリポイなどの町があり、時間があれば立ち寄りたいものです。

サン エステバ教会(アンドラ)

また、このコースをベースにスイスの町、ベルンやルツェルンを加えてみるのもいいでしょう。

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山には行かないスイス 世界遺産の町や村を周遊

日本→チューリッヒ1泊→ザンクト・ガレン1泊→ベルン1泊→ヴヴェイ2泊→ジュネーブ1泊→機中泊→日本
スイスはアルプスだけが見どころではありません。世界遺産の中世の町や村も魅力あるところが多いです。アルプスではないスイスにもっと日本人は目を向けてほしい、そう考えて作ったのが上記の3大世界遺産コース。ザンクト・ガレンは町のシンボルである修道院は世界遺産に認定されています。修道院の図書館は18世紀バロック様式の荘厳な造り、17万冊もの貴重な蔵書が並ぶさまは圧巻です。またベルンは建設当時のまま街並みを残した旧市街が世界遺産に指定されています。

ラヴォー地区のブドウ畑とレマン湖(ヴヴェイ近郊)

レマン湖を見下ろす高台にあるスイスを代表する保養地・ヴヴェイでは2泊します。ヴヴェイから運行するワイン列車にのって世界遺産のラヴォ―地区のワイナリー巡りとハイキングを楽しみましょう。途中下車し、眼下に広がるブドウ畑と青く澄み切ったレマン湖の爽やかな景観を堪能しつつ、村のカヴォー(ワイナリー)やワインバーに立ち寄れば、希少なスイスワインの世界にどっぷりと浸れるはずです。帰りはジュネーブからですが、国際オリンピック委員会のある町、ローザンヌに宿泊するというアイデアもあります。旧市街の散策と、オリンピック博物館は訪問する価値があります。

 

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